昨夜はず〜っと
雨が降っておりましたね〜
うすら寒く 何となく
眠れない夜でした
こんな雨を“卯の花腐(くた)し”
と言うのかな〜と思いながら
眠れぬまま万葉集を眺めていたら
“卯の花くだし”を発見しました
原文では“宇乃花具多思”とありました
春されば 卯の花ぐたし わが越えし
妹(いも)が垣間は 荒れにけるかも
(万葉集 1899)
意味は
春になると卯の花を腐らせて
春雨が降り
昔私の越えた妻の家の垣の間は、今は
荒れてしまったな〜
万葉集では春の季節の情景のようでは
あるが、現代俳句では“卯の花腐し”は
夏の季語となっている!
卯月とは旧暦四月を言う。
太陽暦では ほぼ五月になるかな〜
いずれにしても夏である!
多分万葉集がこの季語の出典と
思われるが。
自分で気づいて
とても嬉しいのである!
夏灯(とも)し
ワイングラスで
日本酒を
私は卯の花を見たことはないのですが
本で絵をみて
金目の土手で見た 写真の花が
もしや卯の花ではないか?
と思うのですが 確かならず!
(後記)
検証ありがとう!
やっぱり卯の花でしたか
これで二大発見 やったあ〜
いまどきの長雨は陰鬱で
腐ることはないであろうと思われる
“卯の花さえも腐らせるそんな雨”
だとは すごい表現力ですね〜
1200年も前の日本人の感性が
今も変わらず甦る。
この陰鬱な雨の中で発泡酒を片手に
プロ野球を眺めている者が
二つの大きな発見に
興奮しているのです!
この万葉集の詩を
全文原語で書きます。
「 寄花
春去者 宇乃花具多思
吾越之 妹我垣間者 荒来鴨 」
卯の花や
腐らす雨の
今もなほ
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