我が最も古い記憶は お袋の背中
ねんねこ半纏に包まれて、
その暖かい肌触りの心地よさ
映画らしき猫の映像
そんな記憶が残っているのである
何歳の頃かは知らない
証明すべきものは我が記憶以外に
なにもない!
ねんねこ半纏(ばんてん)という季語
があり 歳時記でみつけ
とんでもなく古い記憶が
甦ってきたのである!
年の暮れ
虚(むな)しきことの
二つ三つ
今日は俳句会で 袋廻し というのに
初めて参加した!
封筒にそれぞれが自分の句を一句入れ
其の句の中より題を決め それを
封筒の表に書き裏返しに 隣へ廻す
隣の俳人は題だけをみて其の題で
一句創り封筒に入れ隣へ廻す
次々に 次々に
一定時間内に
一句創らなければならない
約5分くらいで
一巡したら
封筒の中身を 題ごとに句をノート
に移し 選句 評価 不備なものは
治してもらう。
多分 曲水の宴 そう水路に
盃を浮かべ酒を入れ流す
その盃が自分の前に来るまでに
詩を詠む 出来なければ罪として
酒を飲む
袋廻しとはそんなことを真似た
遊びなのだろう
そんな優雅な遊びをやってきました!
出来た我が作品は
袋廻しの
句座へタクシー
寒北斗
網代には
干物街道
遠雪嶺(とおゆきね)
マスクして
まなじりをあぐ
超美人
数へ日も
かぞえるほどの
こともなし
雪催
湯船のなかで
半跏趺坐
けっこうおもしろい作品が
出来たのである!
しみじみと
生きていて知る
冬日和
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