人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2014/07/27 12:53:00|俳句中心
家籠りクーラー効かし新聞碁





中国杭州市に住んでいたとき

マクドナルドもケンタッキーも

両方あって

どちらも繁盛しておりましたな〜


便利だったからよく行ったけどね〜

チキンナゲットもフライドチキンも

とても旨かったよ〜


しかしね〜 

何を食っていたのかな〜

何 消味期限だって?

まあ自分の消味期限は

もうとうにすぎていたしね〜 

しかしね〜

まだアオカビまでは

生えていなかったけれどな〜


我輩も

いがいと いがじょうぶだったのかな〜

それは いがいだ!


いやいや 歯がわるいと

胃が 丈夫になるらしいけどね〜


ちなみに

日本にいてはファーストフードは

ほとんど食べないけどね〜


今日も空がめらめらと燃えています。

隣の家に孫が遊びに来ていて

前の道路で

ビニールプールで遊んでいる。

きっとあのビニールプールは

温泉になっているんだろ〜な〜

俺も入りたいよ〜


日曜日なので囲碁を打ちに行こうかな

と思ったが、いや待てよ!

撫子公民館へ電話したら、盆踊りで

同好会はなにもやってないと〜

吾輩の感は正解でした!



ならばよし 金麦タイムにしよう〜

新聞碁を並べながら〜




家籠りクーラー効かし新聞碁  

















2014/07/26 20:32:00|俳句中心
夏の松いろ深くしてあざやかに





吾輩の天気予報によれば、

今日の天気は

今までに経験したことのない

死にたくなるような暑さであった。


梅雨は明けちゃったので

あのしとしとしたぴっちゃんの

やさしい雨は期待できない

そうして今日は旱の炎暑でした。


もし降るとすれば無慈悲で容赦のない

風呂桶の底が抜けたような

だらしない抜け雨かも


いわゆる革新的な不利益を

きたすであろう千年続く大雨


なんでもいいけどとにかく

熱かったですね〜


今日は俳句の食事会がありまして

平塚では超有名な今井亭の夏料理


最後に出たサービスのコーヒーも

うまかったですな〜

はやいもの勝ちで吾輩は当然

お代わりをしましたね〜


コーヒーの器がまた結構なお品で

ございましたが〜


そうして一番のごちそうは

庭に横たわる松の雄姿

いつもは新年会をやっているのですが、

真夏の松の色は正月のそれとは違う


緑が違うのである、正月に比べて

豊かで、深く、濃く、生命力が

MAXに息づいているのでした。





夏の松いろ深くしてあざやかに



飴色の天井の竹夏料理
     






どこからか花火の音が聞こえてくる、

そうか今日は土曜日であったな。


















2014/07/25 22:46:00|
エアコンをつけマグロのように寝てるだけ





暑中御見舞申し上げます  




今日の天気はどういうこっちゃ

蒸し暑くてたまらない


昼間も夜も暑すぎて

そうして脳みそ湧いてきて


蒸気になって湿度もあがり

脳の中味はがらんどう


腹にはいるは金麦ばかりで

中はがぼがぼ汗はだらだらじとじとと

小籠包状態が続いてる




エアコンをつけマグロのように

            寝てるだけ












「暑夜」


   (明)釈宋泐(しゃくそうろく)



此夜炎蒸不可当  此の夜 炎蒸

          当たるべからず

開門高樹月蒼蒼  門を開けば 高樹

          月蒼蒼たり

天河只在南楼上  天河は ただ

          南楼の上に在り

不借人間一滴涼  貸さず 人間

          一滴の涼






「じっとりとにじみ出てくる熱帯夜」


         (訳詩)はぐれ雲



今夜は暑い 蒸し暑い

熱くて熱くて 死にそうだ


門を開ければ 高い樹の

上に掛かるは 黒い月


天の川は 南のビルの

遥かに高い 宙(そら)の上


この地上の 人の世に

一滴の涼すら 貸してはくれぬ





















2014/07/22 16:07:00|
心頭滅却せずとも暑し土手の風





関東地方も梅雨明け


昨日は油照り、今日は極暑、


土手の散歩も迫力ありますな〜

これ以上続けると救急車にごやっかい〜

なんてことに

ならないために引き上げる。


クーラーを入れて、

急いで、シャワーを浴びて、

金麦タイム。




金麦の喉を下りくる極暑かな











「夏日題悟空上人院」


          (晩唐)杜荀鶴



三伏閉門披一衲  三伏 門を閉ざして

            一衲を着る


兼無松竹蔭房廊  兼ねて松竹の房廊を

            覆う無し


安禅不必須山水  安禅は 必ずしも

           山水をもちいず


滅却心頭火亦涼  心頭滅却すれば

            火もまた涼し








「極暑悟空上人の宅に落書きす」



          (訳詩)はぐれ雲




極暑の盛り 三伏の間

僧衣をまとって 閉め切った僧坊の中


松竹の涼しく揺れる 影などは

見ようが見えぬ 邪魔になる


安らかな禅の境地を 極めるに

どうして山水 必要か


心の中味を 消し去れば

炎の中も 涼しいもんじゃ





この漢詩は最後のフレーズだけが

超有名ですね〜


心頭滅却すれば火もまた涼し


日本に於いても禅家の教科書、

良い子の教科書、武士の意気込み、

女のたしなみ、、、、ですかね〜


そうして吾輩にとっては

やせ我慢の勧め、負け惜しみのひとり言

忍耐の訓練、、、等になりますかね〜




心頭滅却せずとも暑し土手の風    
     

















2014/07/21 14:02:04|
風もなく飛ぶ鳥きえし油照





もうすぐ5歳ですよ〜



今日は海の日であさってが大暑

それなり以上に暑いですな〜




風もなく飛ぶ鳥きえし油照     










 「 大暑 」

           (金)趙元



旱雲飛火燎長空  旱雲火を飛ばして

            長空をやき

白日渾如堕甑中  白日すべて甑中に

            堕つるが如し

不到広寒氷雪窟  広寒 氷雪の窟に

            到らずんば

扇頭能有幾多風  扇頭よく 幾多の風

            有らんや









 「 大暑 」


          (訳詩)はぐれ雲



ひでりの雲の めらめらと

炎の触手を むきだして

果てしなき 長空を

焼き焦がし つくしている


ぎんぎらぎんの 太陽の

灼熱のもとに おかれては

まるで蒸籠のなか 蒸されてる

熱湯抱く 小龍包


月の世界の 広寒宮の

氷雪のいわやにでも 入らないかぎり

しのぐことなど できようか


扇子なんかで どうやって

いったいどれだけの 涼風を

起こせなんぞと 言うのかよ〜







甑(そう)

こしき のこと。蒸籠(せいろう)とも

蒸し器である。