人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2010/10/08 19:01:36|俳句中心
金木犀(きんもくせい) 天を仰いで 目を閉じる



今は金木犀の香り時のようですね〜

風向きにより えもいわれぬ良い香りが

漂ってくるのでございます!

古い文献によると、このはなは

月の世界でも香っているらしい!


金木犀はいつも 我が生誕日 前後に

その素晴らしい匂いが漂ってくる

のでございます。

これはおそらく纏の里が我が誕生を

祝って、月の世界と呼応して

花咲き香っているようなのでございます〜

ありがたいものですね〜




深大寺ーC


獅子口より

        秋水垂れる

                不動乃瀧



案内書にでかでかと書いてあったから

さぞかし立派な瀧があるのかなと思い

探し回って やっと見つけたら

何とそれは 温泉の獅子口のような

ものが二個あり その一個より

ちょろちょろと

水が垂れているだけでした!




万葉の

     かほりの残る

             藤袴




この花も千年以上も咲きつがれて

生き残ってきたのですね〜





秋の野に 咲きたる花を 

指(および)折り

かき数ふれば 七種(ななくさ)の花

      
萩の花 尾花葛花 なでしこの花

をみなへし また 藤袴

朝顔の花

(万葉集 1537、1538、山上憶良)





風の間に

       吊られ揺れてる

                 釣り船草




釣り船が釣られているように

見えるのですがね〜




雑草にまぎれる

         水引の花

               一直線


背景の中で、しっかりと目だっています!



写真は上から

不動乃瀧 藤袴 釣り船草 

水引の花 です。  すべて 

深大寺周辺の散策で出会いました。























2010/10/07 12:45:14|俳句中心
深大寺  阿吽(あ★うん)の呼吸  秋日和



深大寺ーB


雨に降ってもらいたくないな〜

と願っていたら、秋晴れでした!

境内に 高浜虚子の胸像がありました。

“吽(うん)”でした。

なぜここにあるのかはわかりません。




秋の風

     何もわからず

             阿・吽





門前に

口を開けている 阿(あ)

と口を閉じている 吽(うん)の

石像がありました!

どちらも いかにも人間らしい

親しみのある表情をしておりました!


阿 は万物の初め、根源

吽 は万物の終わり、

一切が帰着する智徳

を現しているそうな!


そうして

阿吽の呼吸とは

微妙な調子や気持ちが一致する事をいう。




(後日)

今日も秋晴れ

碁敵が一人、待っていてくれました!



天高く

     阿吽の呼吸

            囲碁を打つ



阿吽の呼吸で

囲碁なんて打てる筈があるかって?

そのとおり!

阿吽の呼吸は

囲碁を始める瞬間まででした。

その後はどうかって?

それはね〜

敵の呼吸を如何に乱すか、

自分の呼吸は如何に乱されないでいるか

阿吽の呼吸とは程遠い

外交戦略と勝敗だけがあるのです!



そういえば昔

阿吽(あ・うん)きり言わない

政治家がいましたね〜

思い出せば写真の石像(3,4枚目)

にそっくりだったような〜























2010/10/06 6:47:12|俳句中心
下駄は晴れ  鬼太郎茶屋に  秋の風


深大寺ーA


深大寺の門前にどうして、いつから、

鬼太郎茶屋があったのか?

知らないが、茶屋の造りは相当古そうだ。

かなり前からあったように見える。








二階で

“水木さんと調布展”をやっていた。

勿論、覗いてみましたよ〜

水木しげるの作品や説明がいろいろ

ありました。

もちろん げげげの鬼太郎中心です!

すごい人気なんですね〜












秋の雲

       『一本だたら』

                  跳ねたよな
















二つ眼の

         行灯ともる

                   秋日和


























2010/10/05 18:40:41|俳句中心
鉢植えの  蕎麦屋の前の  思い草


深大寺ー@


先日、深大寺へ吟行に行きました。

着いて先ずは!

腹が減っては戦は出来ぬ!と

有名な“深大寺 門前 そばごちそう”

へ入りました。

蕎麦屋の前に

尾花(すすき)と南蛮煙管の鉢植えが

ありました。

南蛮煙管はすすきやサトウキビなどの

根に寄生するそうです。

この鉢植えも根はつながっている

のですかな〜

また南蛮煙管は

物思いに沈んでいるような

容をしているので、

思い草(おもいぐさ)とも言われます。




道の辺の 尾花が下の 思ひ草


今さらさらに 何をか 思はむ

         (万葉集 2270)



道端に茂る尾花の下蔭 の思い草の

ように、今更何で 一人ひそかに

思い煩って、うちしおれたりするものか!




びっくりしましたね〜

万葉集に載っていたのですね〜



深大寺

      今さらさらに

               思い草






せっかく蕎麦をすするからには

冷酒も一緒にすすりましょう 

っと昼近し!




新蕎麦や

       お酒もすする

                深大寺




すすった蕎麦の名前は

 “手打ち 粗碾(あらびき)そば”




秋日和

      粗碾そばの

               深大寺











2010/10/04 12:21:11|
天空へ 蓮の実飛ばせ 乱気流


長く閉塞感に満ちている日本

さらに尖閣列島の問題で

閉塞感が深まった日本

早く 蓮の実を飛ばして

沢山大きな穴を

開けてもらいたいものですな〜





   「 登鶴鵲楼 」

         (盛唐)王之換



   白 日 依 山 尽

   黄 河 入 海 流

   欲 窮 千 里 目

   更 上 一 層 楼







  「 高きに登る 」

        (訳詩)はぐれ雲




  白い太陽 山端に沈み

  黄河は遥か 大海へと流れ入る

  天地の涯(はて)を 見極めようと

  更に登る 一つ上の階







  天高し

        さらに登ろう

                 高楼へ














何言ってんのか 

さっぱり解らない官房長官や

何も言えない首相よりも


中国や北朝鮮のにくったらしい

スポークスマンのオバンよりも


日本には世界に誇るオバタリアンという

品のある、おたおたしない、

何事にも動じない、意志を曲げない、

まったくぶれない、主張の出来る

更に更に ず〜っと強力な女士が

いくらでもいるはず!


一人雇って日本のスポークスマンとして

世界に向かって

日本の主張をしてもらえば



その効果は現状の

何百倍も何千倍も

あるはずなのだがな〜

見識あるみなさまはどうおもいます?