人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2011/03/11 6:14:33|その他
HIT数は出鱈目で全く意味がないので、表示を止めました!当然ランキングも完璧に無意味です!



東北 関東 大地震 発生

M 8.8

複数 震源 連動 広範囲

原子力緊急事態宣言 福島第一原子力発電所







2011/03/10 13:21:59|中文俳詩
鷹鳩と化し 犬欠伸する 日曜日

ウインナーコーヒーがすこぶる

美味しかったよ〜

このコーヒーは

酒の肴に ぴったりですな〜

あっはっはっはっ、、、、、 

暇な奴だな〜などとはいうなかれ!






鷹化為鳩 ying1 hua4 wei2 jiu1

 狗大哈息 gou3 da4 ha1 xi1

  星期天 xing1 qi1 tian1



鷹鳩と化し

       犬あくびする

                日曜日





鷹化為鳩 ying1 hua4 wei2 jiu1

 唯有那个 wei2 you3 na4 ge

  午飯吃 wu3 fan4 chi1



鷹鳩と化す

       ただそれだけの

                昼ごはん






雁洗澡阿 yan4 xi3 zao3 a1

 今天也 jin1 tian1 ye3 

  烟开出 yan1 kai1 chu1



雁風呂や

       今日も煙の

               立ち上る








“鷹化して鳩となる”

中国の「礼記」月令編に

“桃始華、倉庚鳴、鷹化為鳩”

桃の花が始めて咲き、雲雀が鳴き、

やがて、鷹が鳩と化す。

と言うわけである!

俳句の季語(春)にもなっています。


なに鳩になったのは誰のことかって?

さ〜て〜ね〜

誰だとおもいますか〜ね〜?

最初から鳩ではない人ですよ〜

そう よく 化わる人ですよ!




“雁風呂(がんぶろ)”

秋、雁が渡来するときに、海上で羽を休める為に夫々が小さな木

切れを咥えて飛んでくる。その木切れを浜辺に落としておき、翌

年の春に北に帰るとき、それをまた咥えて飛び立つ。木切れが浜

に残っておれば、その雁は冬の間に病をえたか、人間に捕らえら

れたかの災難にあって死んだものとされ、供養のためにその木切

れを集めて風呂をたくという話が、津軽半島北部の外ヶ浜とよば

れていた海岸沿いに伝わっていたとのこと。そんな哀れな物語の

ある木で焚いた風呂を「雁風呂」といい、「諸人に浴せしむ」と

江戸期の俳諧歳時記「栞草」にあるそうな。


内容の真偽はさだかならず、誰か確かめてみませんか〜?




















2011/03/07 13:35:46|俳句中心
花粉症 この茅屋を 吹き飛ばせ



暁(あかつき)に

         杉の花粉の 

               暴発す




今日は何の日?

“花粉症記念日”だそうですよ〜

天気予報のお姉さんが言っておりました。

カレンダーには書いてありませんね〜

また 雨が降っておりますが

それでも     水洟が

噴出しますね〜



ほとばしる水

        この迫力や

                花粉症



「マグマ」

エネルギーがたまりだして

すこしずつ膨らんできて

はながムズムズふくらんできて

たまりにたまって

たまりきってもさらにたまって

がまんにがまんをかさねても

がまんできなくなって

ついに〜

大噴火!

出るものは ところかまわず

エネルギーは新燃岳をも超え

向こう三軒両隣

全てを吹き飛ばすような

春雷なんぞ 糞食らえ

轟音とともに水蒸気爆発

あ〜あ

いときもちよし〜



花粉症

     向こう三軒

            轟けリ







一年六ヶ月の雛祭り

ずいぶん大きくなりましたね〜

鼻の下横に洟水の壁壁ができて

それが白くかたまっており

まるで雪模様!



佐保姫の

      洟のカベカベ

              雪のごと



腕振るは

      つばさのごとし

               春の土



おっとっと

      けつまづいたら

               亀の鳴く



雛菊や

      捲土重来

               すればいい



つぼ焼きの

      香りにむせて

               喉のなる
















2011/03/04 9:18:29|Pre 旅 (旅行事前)
雛祭り寒波 雪隠で読む 李白の詩(成都、江油)



昨日は桃の節句 雛祭りでした。

古代中国では上巳(じょうし)の節句

といいました。

三月三日でしたが、旧暦であったので、

新暦の三月三日では桃の花の開花は

ちとばっかり間に合わない、代わりに

寒波が来て冬のコートを着る気候!

今日は快晴 

快晴だけどまだ寒いですね〜





先日 友達の李白さんに会いまして、

焼き鳥屋で一杯やったのですが、

そのとき彼は言っていました。


「生まれたのは中国の西隣

キルギス共和国 親父が商人で

5歳の頃 中国の蜀国棉州青蓮郷

現在の成都市の西北早稲田の杜の

江油の里に移り住みました。

25歳まで江油にて生活しました。

剣を学び仙人世界にあこがれて、

道士や隠者とも交際していました。

家の前にそびえる

大匡山(だいきょうざん)

の大明寺で修行したり、岷山で道教を

学んだり、南の峨眉山などにも足を

伸ばして

吾は仙人になるのだ〜などと

青春の血をたぎらせていたもんだ。

あるときは江油の里の下級役人を

していた時もあったよな〜

あのころはよかったよ!思い出すな〜」


などと言っていましたよ〜








「贈江油尉」

           (盛唐)李白



嵐光深院裏  らんこう

          深院のうち 

傍砌水冷冷  砌(みぎり)にそいて

          水冷冷

野燕巣官舎  野の燕

          官舎に巣くい

渓雲入古庁  渓雲

          古庁に入る

日斜孤吏過  日は斜めにして

          孤吏過ぎ

簾捲乱峰青  簾はまいて

          乱峰青し

五色神仙尉  五色

          神仙の尉

焚香読道経  香をたいて

          道経を読む



尉と言うのは次長クラスだと

言うことだから、

李白のいた田舎役所の先輩に対して

半分ごますり 半分憧れ

半分親しみの情 をもって詠んだ

詩だと思います!




神仙の

     遊ぶ匡山(きょうざん)

                春炬燵







「峨眉山月歌」

           (盛唐)李白



峨眉山月半輪秋  峨眉山月

            半輪の秋

影入平羌江水流  影は平羌江水に

            入りて流る

夜発清渓向三峡  夜清渓を発して

            三峡に向かう

思君不見下渝州  君を思えども見えず

           渝州(ゆしゅう)に下る






そうして我輩は江油から舟に乗って

渝州(今の重慶市)の方へ向かった

のです、25歳の時でした。

それ以来 広く諸国を訪ね歩いて

江油へは二度と

帰ってこられませんでした。(李白)




亀鳴くや

      青年の声

            峨眉山に






ああ早く行ってみたいな〜














2011/03/01 13:44:21|Pre 旅 (旅行事前)
花菜雨 雫もかおる 酒のとも(万里橋)




雨降りの

       春の炬燵に

               朝を待つ



春時雨去る

        雪隠の

               窓明かり





今日より三月 

雨は止んだようであるが、寒い!

旧暦二月は 如月(きさらぎ) 

気更に来る。 衣更着(きさらぎ)。

寒くともしょうがないのかな〜





「万里橋」

         (盛唐)岑参(しんじん)



成都与維揚  成都と

          維揚と

相去万里地  相去ること

          万里の地

滄江東流疾  滄江東に

          流るること速く

帆去如鳥翅  帆の去ること

          鳥の翅の如し

楚客過此橋  楚客この橋を

          過ぐれば

東看尽垂涙  東に見て

          尽く涙を垂る





成都に行く予定があるので、

是非 万里橋にも行ってみたい!

三国志で有名なあの蜀の諸葛孔明が

呉に使いする費禕(ひい)を見送った

時 費禕が嘆いて言った言葉が

「万里の路は此の橋より始まらん!」

これが 万里橋の由来とされる!





維揚(いよう)は揚州のことであり、 

成都と揚州とは万里もの隔たりがある。

揚州の在る楚から来た旅人は

此の橋を渡り、東の方を見て、

みな涙を流したそうな!





春の揚州より

       万里のかなた

               万里橋





 「 成都曲 」

             (中唐)張籍



錦江近西煙水緑  錦江近西

            (きんこうきんせい)

            煙水緑にして

新雨山頭茘枝熟  新雨山頭

            (しんうさんとう)

            茘枝(れいし)熟す

万里橋辺多酒家  万里橋辺

            (ばんりきょうへん)

            酒家多く

遊人愛向誰家宿  遊人誰が家に

           向かって宿るを愛さん




錦江の

       春の霞の

               緑なり



春風や

       万里橋辺

               酒家多し





さあ〜て どこの店に入ろうかな〜