人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2011/11/28 22:46:39|
鎌鼬とはダークエナジーかも知れぬ




サボテン類や観葉植物を家の中へ入れて

冬籠りの準備

まだ炬燵はセットしていないが、

朝晩はかなり寒くなってきた。

我輩は、夏は暑がりで、冬は寒がり

なのである。


え〜っ? 誰でもそうだって!

ちげえねえ〜

そう我輩は 誰でもの一人 なのである。


鎌鼬(かまいたち)という鼬が居る

らしい、寒い冬に現れるようだ。

だから冬の季語である。


歳時記にはこう書いてある。

「突然皮膚が裂けて、鋭利な刃物で

切られたような傷が出来ること。

昔の人は鼬に似た妖獣の仕業と

信じたので、こう呼ばれる。

原因は不明だが、気象現象のはずみで

空気中に真空状態が生じ、その境目に

触れると起きるといわれる。」

恐ろしいことですね〜

世の中には不可思議なことが多すぎる。


もしや鎌鼬もダークエナジーの仕業

なのかも知れない。


そうです今年のノーベル物理学賞の

加速膨張している宇宙に働いている

エネルギー 不思議な反重力エネルギー

のことです。


日本人にはニュートン以前から

反重力エネルギーの存在が

わかっていたようなのである。

それが鎌鼬なのである。かも知れぬ。



鎌鼬とはダークエナジーかも知れぬ









 「 白木蓮 」

          はぐれ雲


自然の中に身をおいて

自然の変化に気づくとき

そはあまりにも不可思議で

心ときめくことばかり


枯葉も落ちてなにもなく

ただぽつねんと立っている

その枝先にふくよかな

あたたかき春を待つ命


やがて太陽かがやきて

光ふる日の続くなら

つぼみのかどがほころびて

おおきな花をさかせます





なに!花が開くのも

ダークエナジーの仕業だと言うのか?
















2011/11/26 22:22:53|俳句中心
鰭酒や保養所のある鳥羽の海




隼(hayabusa)の没する処我が故郷




我が故郷には川が流れている。

山も見える。

そういう自然のある処なのです。

遠くに居て故郷とは思い出のつまった

場所でありそれらを偲ぶ場所なのです。

暖かいエネルギーにあふれていて

総てを受け入れてくれるユートピア

自然豊かな母親の胎内そんな場所。

所謂広い意味で憧れの世界を指します。


そうしてそれの存在場所は

海外に居れば日本が

他の県に居れば産まれた県が

そうして宇宙を飛んでいれば地球が

故郷になるのである。

動物的に嗅ぎわけ感じられる

風景方向予感そんな処ですかね〜


そういう意味で隼の消え入る処が

我が故郷だと言っているのです。



鰭酒や保養所のある鳥羽の海




我が故郷には川はあるが海はない。

海の無い下つ毛の国だからね〜

海に対する憧れも強いのです。



冬の雁たまった新聞ひろい読み





「一切都是假」

yi2qie2dou1shi4jia3



假煙 假酒 假味精、

jia3yan1jia3jiu3jia3wei4jing1


假医 假薬 假郎中、

jia3yi1jia3yao4jia3lang2zhong1


假書 假画 假古董、

jia3shu1jia3hua4jia3gu3dong3


假兵 假官 假学生。

jia3bing1jia3guan1jia3xue2sheng1




「すべてが偽物」


偽のたばこ 偽の酒 偽の調味料


偽医者 偽の薬 偽の漢方医


偽の本 偽の絵 偽骨董品


偽兵士 偽幹部 偽学生



  (現代中国風刺詩事情より)





全てが偽物とは言っても、

偽ブランド コピー商品 贋作

本歌どり 真似をする 教わる

盗作 いんちき 練習 コピー天国

み〜んな夫々意味が違うのである!


進歩の為にまねをするのを学ぶと言う。

知的動物は真似をして

大人になっていくのである。

人 猿 隣の猫



物まねは大成のみち冬うらら





ちなみに我輩のふざけた俳句は

川柳でも真似でもいんちきでも

嘘でもなくて創作なのですよ〜

嘘と創作はぜんぜん違うのです。

創作は作家が創るのです。

嘘は嘘つきが搗(つ)くのです。


人は我輩の俳句を次のように言うのです。

創作作品 高度の芸術であると

さらには 知的遊び 単なる自己満足

挙句の果てには

な〜んも役に立たない 暇つぶし

勝手な独り言 等々と

いづれにしても

我輩は夢見る作家であることには

間違いないのである。



焼いもは駅前で買う十三里






(後記)

国際対局室は

レベルが高いのではないですか?

そもそも日本のレベルが落ちてるからね〜

私はヤフーのモバゲーでやる、無料だから

レベルも初級中級高級と三段階 

だが顔がみえないのでね〜

楽しみ半分かな〜


ところで正直者は正直を搗き

その正直餅を食べる者もいる、

どっちかってえと〜

搗くよりも食べるほうに回りたいな〜


気晴らしはスポーツを見る竈(かまど)猫




             謝!謝!



















2011/11/25 22:53:31|
冬の夜酔っては帰る平海路




夜が寒くなってくると

思い出す場所があります。

それは杭州の平海路 一年間いました。

冬になると

杭州は雪も降るし結構寒い処でした。





「 回想 杭州 西湖 」


蓮(はちす)は枯れて 傘もなく

柳の糸に生気なし


ただ橙(だいだい)の金色に

柑橘の青 輝ける


街のネオンの暖かき

酔っては帰る平海路(ピンハイルー)


紅い月光降り注ぐ

天空の城 我が棲家


遠回りして迎え酒

おでんの湯気にむせぶ夜




冬の夜々

    酔っては帰る

         平海路(ピンハイル)






昔の中国人 特に漢詩の世界では

漁師や樵(きこり)は隠棲の世界、

自然と一体になり生活する特別の人。

俗世にこだわらず、日が出れば、釣り

暮れれば眠る。風の向くまま波まかせ、

そこでは酒も重要な役割を演じる。

詩人たちのあこがれ、我輩にとっても

自然の神秘に身をゆだねる生活

あこがれですね〜

そんな漁師の漢詩を三首を紹介します。

一つのテーマのようです。





「酔著」

        (晩唐)韓偓



万里 清江 万里 天

ばんりのせいこう 

ばんりのてん


一村 桑柘 一村 煙

いっそんのそうしゃ(くわや

やまぐわ) いっそんのけむり


漁翁 酔著 無人喚

ぎょおうすいちゃく(酔いつぶれ) 

ひとのよぶなし


過午 醒来 雪満船

ひるをすぎてさめきたれば

ゆきふねにみつ



気がつけば一面の雪別世界








「渓興」

        (晩唐)杜筍鶴


山雨 渓風 巻釣糸

さんうけいふうに

ちょうしをまく(釣りをやめる)


瓦甌 蓬底 独斟時

がおうほうていに(酒壺を船底で)

ひとりくむとき(ちびりちびりやれば)


酔来 睡着 無人喚

よいきたってすいちゃくすれど

ひとのよぶなし(誰も起こさない)


流下前灘  也不知

ぜんたん(速瀬)を流れ下るも

またしらず(なお知らずに眠っている)



落ち葉のごとく流されてどこまでも







「江村即事」

         (中唐)司空曙



罷釣 帰来 不繋船

つりをやめ かえりきたっても

ふねをつながず


江村 月落 正堪眠

こうそんに つきおちて

まさにねむりにたえたり(眠るのによい)


縦然 一夜 風吹去

たとえ いちや かぜふきさるとも

(夜のうちに船を吹き流してしまっても)


只 在蘆花 浅水辺

ただ ろか せんすいのへんにあらん

(どうせ浅瀬に漂っているだけであろう)



流れるままに舟はゆりかご浮き寝鳥

















2011/11/23 13:30:09|漢詩
小春日和白雲のかげ長閑なり



久しぶりに漢詩を創ってみました。

白にこだわってどぶろくを

飲んでおります!





「 十一月 纏白雲 天気好 」

shi2yi1yue4 chan2 tian1qi4hao3


柔和 白雲 如春愁 ◎

rou2he bai2yun2 ru2chun1chou1

風停 白玉蘭 葉留 ◎

feng1ting2 bai2yu4lan2 ye4liu2

寒桜 白枝 有蕾花

han2ying1 bai2zhi1 you3lei3hua1

靠在 白陽台 閑悠 ◎

kao4zai4 bai2yang2tai2 xian1you1




◎愁chou1 留liu2 悠you1

が韻を踏んでいる韻字である。

韻とは音読すると、一定の

響きを持っている字である。

上の三つの字を読んでみて下さい。

一定の響きわかりますか〜

平仄(ひょうそく)は無視しました。

よって本詩は 破れ七言絶句 かな

平は抑揚の無い平らな発音、

仄はシャープな抑揚の有るもの。

我輩は四声が苦手であるのでね〜

そのうえ姿勢も悪いし、

態度も最悪と言われている。




「十一月 纏はいい天気」


穏やかな白雲は春の愁いの如く

風は凪いで白木蓮の葉は落ちず

寒桜の枝には蕾が咲きかける

白いベランダにもたれかかり

悠々として長閑である



小春日和白雲のかげ長閑なり






「 人口問題 」ren2kou3

          wen4ti2


有職有権的、、、you3zhi2

          you3quan2de

弄虚作假〜巧生:nong4xu1

          zuo4jia3-qiao3sheng1

腰纏万貫的、、、yao1chan2

          wang4guan4de

不惜重金〜買生;bu4xi1zhong4

          jin1-mai3sheng1

無権無銭的、、、wu2quan2

          wu2qian2de

東躱西蔵〜偸生。dong1duo3

          xi1cang2-tou1sheng1




「 人口問題 」


権力の有る人は、

いんちきをして巧みに産む。

金持ちの人は、

大金を惜しまずに罰金を払って産む。

権力も金も無い人は、

こっそり産む。

  (現代中国風刺詩事情より)



一人っ子政策は1984年から本格化、

人口増加抑制に大きく寄与した。

小さな皇帝 戸籍の無い子(黒孩子)

が誕生して、27年経過して、


今や彼らの子供がどんどん生まれてる。

中国の社会的一大実験は

人口抑制という結果から 


別の課題へ向かっていると思われる。


国中に大人の皇帝が満ち溢れ、

国中に戸籍の無い者が増える。

人の性格 魂は育て方 環境により

変わる と言われる。


それで、これからの中国がどのような

国になって行くのか、興味深いものだ!

長男長女の一人っ子及び戸籍無し

ばかりの社会


それがどういうものになって行くのか?

我輩は三人兄弟の次男であるがゆえ

それなりに感慨があるとともに

興味もあるのである。


中国とは良し悪しは別にして

すごいことをやってくれる国なのだ。




兄弟が居て嬉しいことも冬日向

















2011/11/22 9:02:46|その他
李白の詩酒の気になる冬日和



雨が降っています、

けっこう大降りです。

風呂に入っています、雷がやってきて、

天を割る大音響

冬の空は二度割られました。

あとはたいしたことありませんでした。

雨の音もいつの間にか消えていました。

昨日の昼前のことでした。

我輩は北関東の雷の激しい処で

生まれ育ったので、

久しぶりに、懐かしさを覚えたのです。

しかし11月末にこのような雷

冬の雷はどうみても季節はずれ

やはり世の気象は確実に

変化している。

それとも、我輩と同じような

つむじ曲がりの雷だったのかな!



シャンプーすつむじ曲がりの冬の雷




午前中は寒くて、午後は暖かく

寒暖の差も激しいですな〜



はなひるや寒暖の差のアレルギー



出ましたね〜三連発






「 客中作 」

          (盛唐)李白 



蘭陵美酒鬱金香  蘭陵の美酒 

           鬱金香

玉碗盛來琥珀光  玉碗に盛り來る 

           琥珀の光

但使主人能醉客  但だ主人をして

           能く客を醉はしむれば

不知何處是他ク  知らず 

           何れの處か是れ他ク




いかにもうまそうな酒ですな〜

“玉碗に盛り來る琥珀の光”

ですからね〜

こんな酒で酔わせてもらえば

他クなんてありえない!

酒の名前は鬱金香(うっこんこう)

飲んでみたいから調べてみた

鬱金香とはチューリップの和名

だとか?? 何で李白が和名を??

鬱金はウコン あの黄色いカレー

の原料?ターメリック?

酒としては ど〜も うまそうな

感じではないがの〜

単なる銘柄なのかな〜

次に調べてみるのが場所ですな〜

蘭陵(らんりょう)

これが何処にあるかだな〜

調べてみました、山東省の南のほう

棗庄市の東南江蘇省に

近い処のようです。



李白の詩酒の気になる冬日和



まあ詳しいことは李白本人に

聞いてみることだな

また赤提灯に行かねばならんのか。