世界一広大な砂漠、アフリカのサハラ砂漠に行ってきました。 とは言っても、行ったのは砂漠のほんの隅っこです。 中東の砂漠は岩山が多い荒涼とした砂漠でしたが、ここはイメージ通りの果てしなく続く砂山です。 砂漠のなかにある宿に着いたのは夕方。 周囲に有害光が少ないため、日が落ちてあたりが暗くなってくると頭上には満天の星が輝いて見えます。 ここでは、水は貴重品ですが、なんとシャワーが使えました。 翌朝早く、宿を出立し砂漠で日の出を拝みました。 砂漠までの道は真っ暗で方向感覚がありません。 現地ガイド人の後に従って歩いていきます。 見晴らしの良い砂丘の頂上で朝日を拝むために、砂山の急な傾斜を登ろうとはしているのですが、足元のサラサラの砂を踏むと砂が崩れてうまく登れずに悪戦苦闘。 苦労のかいもあり、荘厳な日の出を見る事ができました。 (写真−上; 日の出後の朝の砂漠)
サハラ砂漠の砂はレンガ色したとても細かい砂でできています。 この砂粒により、カメラがよく壊れるのでビニール袋に入れたまま撮影するようガイドが教えてくれたのですが、一部のカメラ機能が作動しなくなってしまいました。 靴や靴下についた砂は何度もよく払ったのですが、布の繊維の間に潜り込まれて日本にまで連れてきてしまいました。 (写真−中上; 陽気な現地人ガイド)
砂漠の移動手段のラクダはかわいい目をしています。 背中のコブには水は入っていません。脂肪です。 背が高く、乗るとかなりの高さがありそうです。 私はラクダのお世話にはならずに自力で歩いて踏破。 (写真−中下; 砂漠の移動手段のラクダの隊列)
昔、砂漠の中には人工の水路が地面の下をながれていましたが現在は使われていないとか。 縦穴の底には水平に水路があるそうです。 これならば蒸発を防げるかもしれません。 (写真−下; 水をくみ上げるバケツを巻き上げる操作を説明してくれています)
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