デスバレー公園の地図(PDF)です。読むための手助けになると思います。
風邪もだいぶ良くなりと言うよりも、この日のデスバレーの暑さで一気に飛んでしまったような気がします。この日は、モザイクキャニオン、砂丘(通っただけ)、悪魔のコーン畑(通っただけ)、ハーモニーボラックス、悪魔のゴルフコース、ナチュラルブリッジ、ゴールデンキャニオンと、次の日の早朝、ザブリスキーポイントへ行きました。
モザイクキャニオンのトレッキングは、ナチュラルブリッジやゴールデンキャニオンと違って、少し骨がありますが、つるつるに磨かれたマーブルやモザイク上の壁が続き、景色が見事で面白いです。あと、トレールヘッドまで、2マイル弱、ラフロードを走る必要があります。車は、埃で真っ白になります。
ここ少し行くと、すぐに大岩で塞がれている部分があり、左側からよじ登りました。その先をしばらく行くと、石を並べて矢印が作られているので、その矢印に従って、右岸を登ると1つ目の滝を回り込むことができます。デスバレーは、石を並べて矢印を作った案内が多かったです。もう少し行くと、2つ目のの滝があり、そこで行き止まり、終点です。
でも実は、ここ山ルートもあるようです。2つ目の滝から少し戻ると、下流に向かって右岸側にケルンがあり、そこの急斜面にかすかに踏み跡があります。ここを上っていくと、上流へ上っていくルートと下流へ下っていくルートがありました。疲れていたので、下流へ下るルートを取りました。途中1箇所道が途切れていて、危ない部分がありましたが、このルートは、山ルートへ合流して、トレールヘッドへ戻ることができました。ただ、このルート、しばらく行きとは別の谷筋をくだるのですが、そこも滝で行き止まりになっています。よく見ると、途中の岸に踏み跡があり、そこを上がっていくとその滝を回りこめるようになっていました。このようなルートファインディングしながら進んでいくような時が、一番楽しいです。本当に楽しかったときは、写真も撮ることも忘れてます。そのため、写真が残ってないことが多いです。
欄外の1枚目の写真がモザイクキャニオンのTarckデータです。3.5マイル位あるいて、320m登ってます。ところどころよじ登った覚えはあるのですが、320mも登っているとは思いませんでした。GoogleMapsで見た
モザイクキャニオンのトレールヘッドと
折り返し地点です。
このコースは普通に往復するだけであれば、、最初の大岩を乗り越えるのが少し大変で距離も少しありますが、なんとかなると思います。
モザイク・キャニオンからメイン・ルートに戻り少し行くと、標高がマイナスとなります。空気が濃いなんてことは、当然、認識できないのですが、ハンディGPSの高度計は、しっかり、大きなマイナス値を指してました。通常でも、誤差のため、一時的に、小さなマイナス値を指すことはあるのですが、継続して数十メートルのマイナス値を指しているのを、初めて見ました。ちなみに、最低高度は、デビルズ・ゴルフコースで、84.9mというのが、Trackに残ってました。
1枚目の写真は、ナチュラルブリッジです。
欄外の2枚目の写真がナチュラルブリッジのTarckデータです。GoogleMapsで見た
ナチュラルブリッジのトレールヘッドと
終点です。
トレールヘッドから、片道0.5マイルくらいの短いコースの割には、小さいのですが見事なブリッジが見れるので、お勧めです。70m弱登っているのですが、緩やかな登りがずっと続いているので楽です。
2枚目の写真は、バッドウォーターです。この写真は、駐車場からまっすぐ、1マイルほど歩いて撮りました。ここまで来ると、回りにだれもいなく、足跡も皆無で、360度、亀甲状の真っ白い平原です。このような、非日常的な世界が好きです。でも、他にはだれもこんなことしてませんでした。
欄外の3枚目の写真がバッドウォーターのTarckデータです。GoogleMapsで見た
バッドウォーターのトレールヘッドと
終点です。終点の方は、一面真っ白で、何だか良く判りませんね。ズームアウトしてみて下さい。
ゴールデンキャニオンは、片道2.5マイルと少し距離があります。初心者コースとなっているのですが、分岐も終点もわかり難いです。終点は、ついに見つけられませんでした。
欄外の4枚目の写真がゴールデンキャニオンのTarckデータです。GoogleMapsで見た
ゴールデンキャニオンのトレールヘッドと
終点です。このように行きは分岐が多いので、どれが本当のルートなのか判らなくなります。良く見ると、石を並べた矢印がありました。
3枚目の写真は、ロッジのあるフューチャークリークランチのはずれから見た夕日に染まる山です。朝夕は、どこもすばらしいです。ここのロッジは、とても砂漠にあるとは思えないほど緑豊かです。一生懸命水を蒔いて、維持しているのですが、あんなにくみ上げて大丈夫なんでしょうか。
今回、部屋が無償アップグレードされてました。バスタブなしのはずが、バスタブ付きの部屋に変わっていました。ラッキーでした。
翌朝、ホテルのフロントで宿泊客の国籍別の集計を見ることができたのですが、日本人は一人でした。あまり、日本人は泊まらないのでしょうか。
4枚目の写真は、翌朝のザブリスキーポイントです。とても綺麗なのですが、ここ、西向き斜面を東から撮影するので、写真は難しいです。GoogleMapsで見た
ザブリスキーポイントの展望台です。GoogleMapsで見ても綺麗なところは珍しいです。
あと、ここは入園料の支払いかたが変わっています。他の公園の場合、入り口にゲートがあり、そこで徴収となります。ここは、入り口にゲートがなく、ビジターセンターに寄って、そこで支払います。入園料を払うと、車のフロントウィンドウに貼る、小さな模様付の色紙がもらえます。素通りする人は、無料ってことなのでしょうか。また、ビジターセンターは、真ん中にあるので、そこまでのビューポイントでは、当然、色紙がないことになります。どうやってチェックするのでしょう。
確かにとても暑いのですが、オフロードの急坂を車で登るとか、真昼に長いトレッキングをするとかの無理をしなければ、人も車も、トラブルになるようなことはなさそうです。でも、車の整備とか、水を沢山飲んで帽子をかぶる等の基本的な対処は必須です。






