鈴江隊長 「で?どうすればいいわけ?」(ケロロ軍曹のふてくされた顔を思い浮かべてください)
アロエ隊員 「なんとかして食べて欲しいんです
」隊長 「無理無理~。苦いんでしょ?」アロエ「はい・・・かなり」隊長 「ゴーヤより苦いんでしょ?」アロエ「すみません
」隊長 「無理だよっ。それにアンタ、野菜じゃないでしょ
」アロエ「でもここに来れば、絶対なんとか美味しく食べてもらえるって、野菜仲間の間じゃ有名なんですよ
(ホントか??)」隊長 「しょーがないなー・・(結構おひとよし)」庭の片隅にあるアロエの鉢植え×2
数年間ほったらかしなので伸び放題のうえに、今年の夏の猛暑で派手に成長してくれてしまった。さすがサボテンの仲間。暑さ大好きらしい。
あまりに邪魔で思い切って刈り込んだんだけど・・・・。
薬効成分の多いアロエ。みすみす捨てるのはもったいない。
なんとかして食べるなり、顔に塗るなり・・・使う方向で考えることにしたのはいいけれど、アロエなんてやけどしたときに塗るくらいしか使ったことがない

まずアロエの硬い皮をむく。

イカの刺身みたいな、透明なそれはそれは美しい果肉(というのか?)が出てくる。
とりあえず、そのまま食べてみる。
おそるおそる・・・
隊長 「ありえなーーーーーーーい
」ゴーヤの苦さの比じゃないっ

すごく苦い。うまみのかけらもない苦味。
これ食べられんの?????
隊長 「ゴーヤの天ぷらって苦くないよねえ。じゃ、天ぷらで行ってみよう!」アロエ「らじゃー!」ゴーヤは塩もみして苦味を抜くけど、これ、塩でもんだら
「なめくじに塩」みたいに跡形もなくなってしまいそうなので、そのまま天ぷらに。
他の野菜の味でカバーできるように、甘い赤ピーマンと一緒に。
これがびっくり!!
苦味はどこへ?っていうか、美味しい~

子供達も奪い合うようにして天ぷらは、あっという間に消えてしまった。
隊長 「日本広しといえど、アロエを薬としてじゃなく、
フツーに天ぷらで食べてる人はそうそういないはずだ。
ふはははははは~~~っ」
アロエ「隊長!さすがであります!!」隊長 「でもさー。色々考えんのめんどくさいから、とりあえず、残りはアロエ酒にして飲むからさ」アロエ「はいっ、もう食べ物として扱ってもらえるならなんでもいいであります!」だって、下剤効果のあるアロエ、こんなに大量に(写真①)一気に食べたら、お腹が大変なことになる

お酒にしてゆっくり薬効の恩恵に与ることにした。
アロエの皮むきは、魚を下ろすのに似ているな~・・
鯵の皮をひくのと同じ感じ・・
そんなことを思いながら、アロエ酒仕込み完了。
3ヵ月後から飲めます。
隊長はもっと健康になって、いったい何をたくらんでいるのでしょう??