陶子が語る・叫ぶ・つぶやく・食べる

湘南の最西端の二宮町は気候温暖な小さな町。町議会の報告やローカルな話題満載。美味しい物好き、オートバイ好き、孫が大好きなメタボ中年!(原稿をまとめて書くので左側プロフィール下のコンテンツから選んで読んでね、写真はクリックすると少し大きくなります。)リンク追加しました。「大磯町の海岸」
 
2007/12/17 9:06:04|市民運動
12月15日 午後 政治スクール「環境」講座最終日
基礎講座 政策「環境」コース 第5回

この日は、各参加者が自分の町の環境政策を考えてレポート事前提出しましたがそれについて討議でした。

この講座の参加者数は多く、理事長の植木さんが回すのも大変そうでした。

大きく、「地球温暖化対策」「廃棄物対策」「有害化学物質対策」の3つに絞っての発表でした。

神奈川県の中でも、政令市と一般町がありますから
事情は雲泥の差もあったり。
二宮町はモデル事業風に期待されます。
(川崎市は、蛍光灯は蛍光灯だけで収集していないことには
驚きました。ごみ収集車には3人乗車なのに、お金をかける所が違いますね)

わが町の廃棄物対策は、優先順位が高いのはもちろんですが、
湘南としては、海岸線の砂浜の保全が重要だと思っています。
今回はそこまでは検討時間切れです。

海岸保全は、
地方行政や市民の出来ることって限られますね。







2007/12/15 11:20:07|二宮町議会関係
12月14日議会最終日:本会議ののち議会全員協議会
13時からの議会は今までの常任委員会の委員長報告に最終的に本会議で全員の賛否を問う場です。
委員会と結果は変わりません。

なので、残念ながら議会放映については否決です!!

このあと、議会全員協議会です。

議案は

執行者側から

1.にのみや総合長期プラン(平成19年度改訂)中期事業推進計  画について(企画室)

2.じん芥焼却場施設2号炉小火(ぼや)事故について(環境課)

3.事業系ごみの塵芥持ち込み処理手数料の改定について


議会側

平成20年二宮町議会定例会 開催予定日の案

1の総合計画の中期計画は町のホームページにアップします。
2のボヤの件は9月19日の報告です。詳細に報告されています。
3は、現状事業系の持ち込みは100s1700円ですが、
10s 250円になります。

写真左は私の質問が朝日新聞13日湘南版に掲載されました。

右の写真は昨夜の百合が丘2丁目の知人宅。3軒が仲良くイルミネーションを飾ってそこだけ明るくて可愛い!!







2007/12/15 11:03:23|市民運動
12月13日市民立憲フォーラム=お久しぶりです!
午後6時から開催。

いつもの法政大学のお部屋は借りられず、行革国民会議のお部屋をかりました。

前回から半年もたってしまったそうで、改めてこのフォーラムの

立ち位置を確認し、今まで投げた球をここらで拾い集めることと

なりました。

http://www.citizens-i.org/kenpo/

次回開催は1月末です。球についての宿題を持って参加のこととな

りました。

写真左:会議が終わって立ち上がって帰るところ。椅子に座っ

て靴を直していられるのがこの会の事務局長の安藤 博さん。

右:須田さんには無理やり座ってもらって私と撮ってもらいました。

写真には撮り損ねましたが、メンバーの江橋先生は参議院議長の

江田さんの後援会長でもあります。ので自民でない議長に対する

公邸の様子を伺いました。







2007/12/14 2:05:55|二宮町議会関係
12月13日午前本会議質疑、午後東大農園現場視察

午前中は根岸議員が学習障害のこどもの支援について
神保議員が不登校生徒の支援について質問。

午後2時から、二宮町で購入予定の東大農園の現地視察

昔の面影がなつかしい。ここを愛した学生さんは多いいでしょう。

写真上から、門へむかうアプローチのところで。

缶詰工場=設計監修は安田講堂を作った人と一緒の価値があるたてものだそうです。

缶詰工場の中=梁の形は洋式建築。


東大が農場にする前には園田男爵の別荘でしたが、そのたい肥小屋の屋根と大きな銀杏の木







2007/12/14 1:03:01|二宮町議会関係
12月12日町長に質問!ゴミ減量化に予算をかける気あるの
写真は12日の朝やけ!赤くてきれいでした。ベランダから。
件名:町のゴミ減量化50%目標の実現に向けて

要旨:1.町長は町のリーダーとして50%削減を掲げているが、この取り組みを、経済優先で進めるのか、
持続可能な環境をつくるために減量化するのか。
その決意のほどと、町民への協力をお願いするための体制づくりはどのように整えていくのか?

2.今後のごみ処理は、平塚・大磯との広域化復帰をどう位置づけ、動くのか。

以上の内容を質問しました。


最初の質問の文章を以下に掲載します。

通告に従い、質問いたします。現在インドネシアのバリ島において12月3日から14日まで 国連気候変動枠組み条約の第13回締約国会議(COP13)が開かれています。
京都議定書から早10年、日本を含め世界のCO2削減は、遅々として進まず、世界全体で2050年までに温室効果ガス排出を1990年レベルから半減(25〜40%で締結の調整)するという大きな課題をクリアするには、京都議定書の目標を達成したうえで、2012年以降の第2期間に向け、さらに思いきった削減を確実に実行できる枠組みづくりが必要といわれています。
さて
要旨の中に持続可能な環境をつくるためにと位置づけました。日本は世界一焼却施設が多い国だそうです。燃えるごみの排出を減らすことは、地球市民の責務であります。
9月までわが町は全国でも今はほとんど使われていない固定床炉を使用していましたから、その維持管理は難しく職員や委託業者にとって大変なものがありましたが、産廃と違い一般廃棄物の焼却場の管理は最新の設備であっても一般廃棄物の中は何が入っているかわからないので毎日が科学実験といまだに言われています。
ですから、ごみ問題に真剣に取り組んでいる方々は、究極は「脱焼却」だと言われます。わが町は期せずして脱焼却になりました。
二宮町は桜美園の欠陥炉を抱え、近隣の住民も長い間、被害をこうむってきましたが、現在は洗濯物が汚れない、空気が違うという声も聞かれ、焼却炉停止による大気汚染が減ったことはありがたい状況です。
町長は8月24日にゴミ減量化推進協議会の第一回の会議の冒頭あいさつで、「10月1日からは焼却というものができなくなる町になる、即すべてお金に換算される。これからなんとか町民の力を持ってゴミというものに関心をもち、いかに少なくするかということを、短期間に成功させることがテーマです。特に生ゴミを何とか最終的には自区内処理したい。」と話されております。
又、その中で焼却場のない町がどう自立していくかとも話されています。
町民の方がうちの町は自宅にトイレがない、公衆トイレを借りているのと同じだと表現する方もいます。

現在協議会は4回の会議と5回の勉強会を開催し、年内にもう一度、剪定枝や生ごみ野堆肥化施設を見学します。
町の事務局から、ごみの減量化・資源化についてどのように取り組むのかその手法を検討してほしいということでしたが、議会からの要請もあって、まず事業系ごみの桜美園持ち込みへの持ち込み処理手数料の値上げについて、現行100キロ1700円を上げる検討をしてほしいということでした。

町のゴミは桜美園への持ち込みごみだけを決めるという単純なものではなく、収集してもらう形の事業系ごみもあるし、それが家庭ごみに混ざっているということもあり、全体のごみ収集に対して抑制するための経済的なインセンティブをつけるために、現在の家庭用ごみ袋を藤沢市なみに値上して行かねばならないというのが委員の大方の意見でそちらに議論が終結しようとしています。
有料化はその施策のすべてではありませんが有効な政策です。
しかし、町長はゴミ袋については値上げしたくないとの意向です。
町長の政治的な立場にたっての発言はこれからのゴミの大幅削減運動を展開するにあったって、障害になるのではないかと危惧するところです。
 また、町長の最初の協議会の発言ですと、経費節約のためにのみ減量化を進めなければいけないと考えられているのかと受け取られてしまうのです。
これから、燃やすごみを減らすということは、まず排出抑制が一番必要ですが、国が経済界に負けて明確な削減のための法律を制定しない中では、排出抑制は絵に描いた餅ですから、資源化による削減となるわけです。しかしリサイクル貧乏ということばもあるぐらいで、資源化も無料ではできません。
つまり、生ゴミも燃やすのが一番費用がかからないといわれているわけですが、燃やすのではなく堆肥化したいと委員は考えているわけですから、そこで、経済優先なのか、持続可能な環境をつくるための減量かなのかをここではっきりお答えいただきたいというのが、要旨1の部分です。

また私はこの夏に、毎年開催されている全国生ゴミリサイクル交流会に参加いたしました。二宮町が交流している高山村の発表もありました。私が興味を持ったのは四国の善通寺の事例発表でした。そこは都市化された市なので生ごみの削減は家庭用堆肥化の機具のみ、コンポストや電動式で減らしてます。
そこでは今年の10月からは燃えるごみの収集を週2回から1回に減らしています。
善通寺市の女性課長のやる気はすごくて生ゴミ堆肥化を導入するための説明会は1年半で300回実施したそうです。ものすごいパワーです。
そのくらいこまめに説明会は開催しないと理解を得ることは難しいと考えますし、地域での専門の協力員をお願いしていくとも聞いています。又、素直な心を持つ子どもたち、幼稚園、小学校・中学校でのごみ削減教育は非常に効果があり、富山のある町は職員がごみレンジャーとなってお面をつけて、
お芝居をしながら教育して実績を上げている事例発表を聞いたことがあります。
そこで町民への協力をお願いするための体制づくりはどのように整えていくのか伺います。

次に、今後のごみ処理は、平塚・大磯との広域化復帰をどう位置づけて動くのか。お伺いいたします。
12月3日に平塚市と大磯町がごみ処理広域化に向け、基本協定を締結しましたが、朝日新聞には二宮町も広域化の打診をしていると記載されていました。
ここで、改めて町長の広域化復帰に対するお考えを伺います。