訪問鍼灸マッサージの湘南希望治療院

介護の現場で20年。 出張専門、健康保険、自費にて 鍼灸マッサージで活動しております。 皆様に希望をお届けできるように、 皆様の希望をお受けできる様に 頑張っておりますので、 今後ともよろしくお願い致します。
 
CATEGORY:私の施術方法

2016/06/09 10:37:24|私の施術方法
マッサージ、運動の加減
〇運動の加減

マッサージ師ですが、いままでの経験から基本的には積極的に運動に取り組むようにしております。

しかし一方、

やり過ぎると痛み悪化につながり
特に高齢者、体が弱っている方は治りも悪いです。

ですから、基本的に痛みの訴えあったら無理しないように気をつけております。

やればどんどん良くなっていくかも知れないが
状態の悪化を考えると、医学的に考えても経験からも、控えめぐらいが丁度よい、
最近ではそのように考えるようになってきました。

それでも、患者さんの体の状態や医学等の知識、環境等の情報をできるだけ収集し、

患者さん本人、家族、現場のスタッフ等、意見をできるだけきくようにすれば加減をもっとうまく調整し、

より高いレベルの対処ができるかもしれなく、改めて話し合いの大切さを感じるのでした。






2010/05/14 21:38:27|私の施術方法
むくみとかゆみ
脳梗塞の方で足のむくみがひどい方をマッサージしました。
 
施術後だいぶむくみが緩和して足がほっそりしましたが、
患者さんは足を痒がってかいていました。
 
急に血流が良くなった為、マッサージにおいて擦り過ぎた為と私は
考えておりまして、はっきりとしたことが理解できていないので
調べてみました。
 
むくみのある部位は肌が弱くなっているので
ちょっとの刺激で肌が傷つき痒くなるとでていました。
 
・・・時々痒くなることもあったらしく、薬をもっていて塗って暫くしたら
落ち着きました。
 
長年やっていてあそこまで痒がる方は初めてでしたので、
びっくりしましたが、ある意味いい経験をしました。
 
以後、気をつけてマッサージしていきたいと思います。
 
 






2010/03/13 17:34:24|私の施術方法
私の治療スタイル
私の治療スタイル
 
心のサポート
心は人間の基本です。心・・・つまり脳が無くなっては人間は生きていけません。
心が病んでいると、神経やホルモンを通じて体に様々な悪い影響を与え、病気にかかりやすくなります。逆にあまりよくない例ですが、ネズミや猿の脳に気持ちいい刺激を与えて続けていると、いつまでも同じ行動を続けています、つまり体が病んでいても心が元気であれば、何でもできるのです。
なかなか心の問題を考えることは難しいことではありますが、施術においては、できるだけご利用者様のいうことに耳を傾け、親身になって考えるようにし、計画作成でも心の問題を考えてやる気を発揮できるように計画を作成し、マッサージにおいても十分リラックス、安心して受けて頂ける様、努めていきたいと思います。
 
 
血流改善に重点
人間は多くの細胞で構成されており、細胞に栄養がいかないと調子悪くなってしまいます。細胞に栄養を届けるのは、血液です。血液の流れが悪くなると、細胞に栄養が届かず、細胞にゴミが溜まり、また、血液を流している血管自体も傷んで、脳卒中や心筋梗塞のような大きな病気になります。特に寝たきりや歩行困難など要介護状態の方は動くことが少なく、血液の流れが悪くなりがちで健康な人と比べても病気になりやすいです。
上記のように血液の流れを良くすることはとても大事なことです。
施術では、血流がよくなるように、意識して全身をマッサージ、運動を行っていきます。
 
運動に重点
運動の効果はただ単に筋肉が強くなるだけではありません。運動しても疲れづらくなったり、血液の流れがよくなったり、気分がよくなったり、病気にかからなくなったり、様々な効果が期待できます。
逆に運動をしないでいると、体が支えられなくなり、骨折など怪我をしやすく、血流が悪くなり、ホルモンのバランスが悪くなるなどして体全体の抵抗力が弱くなり病気にかかりやすくなります。もちろん気分がすぐれず、うつ病など心の病気にもなりやすく、それがまた体に影響を及ぼし悪循環になっていきます。
自分自身の経験、自分の周りの人の経験、施術において運動した人の方が改善がみられたということを考えても、今後もその方にあった、運動を提供していこうと思います。
 
日常生活の指導に重点
健康の基本は生活習慣です。一回の行動はほんの些細な行動でも、その行動を何日も続けているとその影響はとても大きなものになっていきます。
その行動がよい行動であれば、少しづつじわじわ現われてきます。
しかしその行動が悪い行動であれば、取り返しのつかない、改善の見込みがない病気になるということはよくあります。
施術の中で症状の改善に努めるのはもちろんのこと、実際に実行して頂けるように日常生活の指導をし、日常生活の注意点や訓練を記した書面を作成することで状態の改善に努めていきたいと思います。
 
 
上記を読んでいただければわかると思いますが、基本的なことであって「~方」とか特別な技術による施術はおこなっていません。ただ、その方の症状に合わせて、上記のポイントを生かし施術を行うだけです。
しかし、この基本的なことが疎かになって病気や状態の悪化がおきてきます。
この基本的なことを確実に実行し、なかなか一人では実効が難しいことをサポートしながら状態の改善に努めていきたいと思います。
 
 






2010/02/13 22:40:08|私の施術方法
施術における転倒予防訓練
転倒して骨折してしまい要介護状態になるという話はよくききます。
 
国民生活基礎調査においても転倒は要介護状態の原因3位(H13年)となっております。
 
私が受け持ったご利用者の方でも歩行困難で転倒の危険がある方がたくさんいらっしゃいましたので施術における転倒予防の為の対処はよく行っておりました。
 
以下に施術でよく行っていた転倒予防の対処法を提示させていただきます。
 
・マッサージ・・・血流改善させ筋肉が動きやすくする。
 
・下半身の筋力強化・・・体をしっかり支えられるように。寝た状態で足に抵抗を加えて伸ばしてもらったり、立って膝の曲げ伸ばしの訓練等を行っておりました。
 
・バランス感覚強化・・・立った状態で片足で立ってもらいます。もちろん両脇から支え、万が一倒れても大丈夫な様に支えた状態で行っておりました。
 
他にもその場で足踏み、ぐるぐる回転する訓練等、その方の状態に合わせていろいろ試しました。
 
このような訓練を施術に取り入れ転倒予防に対処しておりました。
 
特に片足立ちは片方の足で全体重を支えるので支持している下肢に対する負荷が多いので効果的に筋力を鍛えることが望めますし、骨に対する刺激もありますので骨が頑丈になり骨折の予防にもつながります。
 
ある研究でも片足で1分間保持を一日3回(左右合計6回)すると60分歩いたのと同じぐらい効果があるという研究結果もでています。
 
転倒する危険もありますが効果もありますので十分気をつけて(参考までに7年間やってきて患者さんを転ばせたことは1回もありません。)今後も施術に組み入れてやっていこうと思います。
 
また同時に転倒予防はとても重要な問題ですので、対処方法についてさらに研究してみたいと思います。






2010/02/13 9:04:57|私の施術方法
施術における拘縮の対処法
拘縮とは簡単にいってしまえば筋肉が硬くなって関節の動きが制限されることです。
 
特に寝たきりで体をあまり動かしてない方に多く見られますし、脳血管障害等の
後遺症で麻痺して手足が動かせないという方にも見られます。
 
何もせずにいると関節がどんどん動かなくなります。
 
指の拘縮により洗うのが困難で垢が溜まり臭くなってしまう。爪をきるのが困難。衣服の着脱、おむつ交換が困難等、日常生活にも様々な障害が起きてきます。
 
対処が遅れれば遅れる程、拘縮を治すのは大変になってきますので早めの対処が必要になってきます。
 
 
拘縮の程度はガチガチでほとんど動かない状態から、マッサージすれば正常範囲まですぐいくという状態まで様々ですので施術における対処方法は若干変わってきますが、
今回は基本的な対処法を説明させていただきます。
 
 
まずはマッサージで筋肉をほぐし、血流をよくし筋肉やわらかくします。
その際、拘縮はどこの筋肉が硬くなって起きているのかを把握しながらマッサージすると
効果的です。
 
例えば、肘関節が伸びにくい、屈曲拘縮がある場合は上腕二頭筋という筋肉が硬くなっていることが考えられます。ですから上腕二頭筋を意識してマッサージすると関節が動きやすくなります。
さらに上腕二頭筋は胸にある大胸筋という筋肉と重なっている部分があり、大胸筋が硬くなって上腕二頭筋を引っ張っているという場合もあります。
大胸筋をほぐすとさらに肘が動きやすくなるといった様なことも考えられます。
 
 
次に関節を動かします。つまり筋肉を伸ばしてストレッチします。
 
伸ばすときは上記にあるような形で、伸ばされている筋肉をもみながら伸ばすとさらに伸びやすくなります。
特に筋肉が骨についている部分を刺激すると効果的です。
 
又、伸ばすときは痛めない様に少しづつ伸ばし、軽く力をいれた状態でこれ以上関節が動かない様でしたら無理して伸ばさないように気をつけます。
 
特に寝たきりで自分で体を動かせない様な方は筋肉がだいぶ硬くなっている恐れがありますので、ちょっと動かしただけでも傷ついてしまう恐れがあるので細心の注意が必要です。
 
 
施術したことによって関節が動かしやすくなりオムツ交換や衣服の着脱が容易になったと喜ばれたことがよくあります。
 
これが基本です。しかし拘縮の状態によっては多少やり方もかわってきますまたの機会にさせていただきます。
 
 
 
※拘縮に関する対処法としてはいろいろな考えの方がいらっしゃると思います。
上記に示した方法は7年間の経験から自分が良いと思える方法を書かせてもらいましたので、専門の方でもっと良い方法、違ったやり方がある様でしたら教えてくださるとありがたいです。






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