先日ようやく、
『踊るペンギンムービー』という触れ込みで話題の
『ハッピーフィート』を見てきました。
音楽が
洋楽のオールディズ(?)でなかなか良いと言う話なので、どうせ見るなら
字幕です。ところが、
以前の記事に書いた前売り券の一枚が
ワーナーマイカルシネマズ専用で、しかも、字幕は
海老名まで行かなければ見ることが出来ませんでした。
上映していない物は仕方がないので、ちょっとドライブを兼ねて、
海老名SATYまで見に行って来ました。
前評判通り、音楽は
懐かしい洋楽(替え歌になっている物も!)が沢山流れていたし、リアルなペンギン達はとてもよく動いていて、本当に
ノリノリの映画でした。ペンギンが集団でダンスするシーンなどは
迫力満点で、全く最近のCG技術は進歩したものだと感心しました。
お話はというと、まあ、そこはミュージカル、大して入り組んだ筋があるわけではなく、マンブルの
魚不足の原因を探る冒険の旅の物語なのです。しかし、
歌えないマンブルが皇帝ペンギンの
ルッカリーから追い出されるシーンでは、思わず
じ〜んと来てしまいました。
勿論、娯楽作品なので、アデリーペンギンの群れの中に何故か南極には無いはずの
イワトビペンギンがいたり、幼鳥の羽毛では海の中を泳ぐことは出来ないハズなのにマンブルが
スイスイ泳いでいたり、いつまでたってもマンブルが
換羽しなかったりと、
おかしな箇所はいくつかありますが、それを差し引いても
十分楽しめる映画でした。
ところが、
魚不足の原因はなんと・・・。
これで、
感動も薄れ、
涙もすっかり乾いてしまい、ここまでの全てが
水の泡となってしまいました。
日本や
ヨーロッパなどの魚を食べる国では、過去にこういう事をしていた時期もありました。それは
事実なので糾弾されても仕方ありません。しかし、
それだけが問題であるかのように描くのは
ちょっとおかしいのではないでしょうか?
今、
南極大陸がどんな状況にあって、ペンギン達がどんな
危機に直面しているか、そして、
温暖化がそれらの大きな要因になっていて、
地球全体で対策をしなければ
手遅れになるのだと言われて久しいです。それなのに、せっかく
ごみの問題を提起しておきながらも、
温暖化には触れず終いでした。
ハッピーフィートは
アメリカ映画です。
アメリカは未だに
京都議定書に
サインをしていないので、そこは
『不都合な真実』には
目をつぶったってことでしょうか?
アメリカに不都合な事には触れず、アメリカ以外の国の過去の過ちだけを描き、魚をほとんど食べないアメリカに都合の良い解決方法へと導く辺りは、いかにも
アメリカ人のためのアメリカ人によるご都合映画だと感じてしまいました。
辛口な批評になってしまいましたが、魚不足の原因とその解決方法を除けば、ぺんぎんな人にとって
最高のペンギン映画だと言うことは間違いありません。
ちなみに、先の
『皇帝ペンギン』の時に
「ここ数年で一番つまらない映画。」と言っていたペンギンに全く興味のない家人其の一も、「最後を除けば、
ノリノリで良かった。」と申しておりました。
私にとっては、
地球環境問題に対する
意識の温度差を考させられた映画でした。
<写真はハッピーフィートとペンギン>
上:パンフレットとグッズ(クリップホルダー)
中上:映画館にいたマンブル人形(身長130cm位)
ジャイアンと同じ身長なのに小さく感じます。
中下:駐車場のゲームセンターにいたペンギン
内側と外側が別々に回って、同じ人形を揃えるゲームで、
子供向けスロットと言ったところです。
下:シースルーになったトミカ(
以前は紙の箱でした。)
紙の箱は絵が描いてあって捨てれないので、
ごみ減量化に繋がるのになぁ・・・。
ってなこと言うのは、
ぺんぎんな人だけかしら?