二宮災害ボランティアネットの有志メンバー4人で急傾斜地を中心に町歩きをしました。
自分の住む地域の危険箇所の洗い出しと防災マップ作りの為です。
そして「災害ボランティアコーディネーター養成講座」の3日目の町歩きのコースの試案作りです。
13時に二宮駅南口に集合し徳富蘇峰記念館から急傾斜地を通り秋葉神社まで行き
往路を通称、ランブル坂をラディアンまでおり、ディ二ーズで一旦、休憩してから
二宮床屋周辺の葛川、吾妻山山麓・大応寺付近の急傾斜地を歩いて回りました。
山のてっぺんの のり面まで削って分譲住宅が進む二宮、住宅にせまる崖、広島の洪水被害どころでは無い現実が浮かんで来ました。二宮は台風があまり来ない(今年まだ1度も来ていない。)所で大雨も無かったから今まで災害が起こらなかった。
NHK番組(26日19時30分〜)で「異常気象が日常化、命、暮らしをどう守る大雨、土砂災害、竜巻、、」とやっていましたが気象条件が今までと違う事に気付くべきです。
写真は@徳富蘇峰記念館を急坂を登って山の奥、のり面を削り分譲住宅が造成されています。傾斜地の上は住宅地です。住宅地内道路は大雨の時は水路になります。
A通称、ランブル坂は過去に土砂崩れを起こし擁壁が作られています。擁壁の内側は90度の崖、その壁に草木が生えています。
B過去の大雨で道路まで水が上がった葛川、二宮町は開発規制が緩いから山のてっぺんまで家が建って行く、
C吾妻山山麓の大応寺付近、急坂の道路の路面には滑り止めの模様が施していますがここは釜野団地やランブル坂より道路が広い。擁壁の上に立つ民家、その道路から民家の玄関まで続くきつい階段、そしてこの地区は山の壁にくっいて立つ民家が多い。山の中腹の家の外れには土砂崩壊防備保安林の甲板がたっていました。