ISO 9001運用と日常業務の一体化をサポート

中小企業の皆様へ、ISO 9001規格は、2015年に大きく変わります。この改正は、ISO 9001運用と日常業務を一体化する、絶好の機会といえます。お気軽に、ご相談ください。 ☎ 090‐7905‐0167  Eーmail masabuto@md.scn-net.ne.jp
 
MSコンサルのつぶやき 12-05 【ISO文書の軽量化を進めよう(2)】
「ISO文書の軽量化を進めよう」では、品質マネジメントシステム(QMS)の文書等の軽量化などの見直しの必要性について提案した。以下に、その具体的な対応を紹介する。
(1) ISOで文書化が要求されている項目は多くはない!
 ISO 9001規格で要求されている文書とは、「品質方針と品質目標」、「品質マニュアル」、「“文書化された手順”(6項目)」及び「組織が決めた文書である。この中で、「組織が決めた文書」を考えるときに考慮すべきことは、次の2点である。
 @ QMSのプロセスを構成するために必ず必要とする文書
     は記録なのかどうか?
 A ISOのためではなく、組織が必要に迫られて、作成し、活用
     した文書・記録なのか、
(2) 手順書、要領書などは必要最小限とする!
 多くの組織において、日常的な業務の手順や要領を詳細に文書化しているが、実際の日頃業務においては、使用することはほとんどなく、ファイルにしまい込まれているという事例が多くある。
 10年以上前に、主要な業務の手順や要領などをすべて、文書化しなければならないとの考えがあったが、今では、QMS運用を妨げる何物でもない
(3) 文書は1ページに収まるように!
 まず、文書を使用するは誰か?を考える。そして、文書の利用者が、文書のポイントをすぐに理解できるように、図や表又は写真などを多用する。 
 例えば、自動車関連の量産現場で使用されている「標準作業票」は、参考になる点が多い・・・・・・これは、ご相談ください!!







MSコンサルのつぶやき 12-04 【ISO文書の軽量化を進めよう】
 ISOの登録審査を無事に済ますために、多くの文書や記録を用意して、その後も改善しないまま、登録維持のための文書と記録の労力は仕方がないとあきらめている組織があると聞く。

  もし、定期審査や更新審査の直前に、文書の見直し、記録の漏れの追記などを行うことが恒常化しているとすれば、それは、ISOマネジメントシステムの形骸化になっているはずだ!

 ISO9001:2000では、文書化、記録に関する要求内容は、ずいぶんと軽減されており、ISO(TC176部会)からの中小企業への助言では、「文書の部数を必要最小限に抑えるように常に努力すべきである」とある。

  近年、審査機関も経営に役立つ審査を指向しつつあるので、効率改善のために文書等の簡素化、軽量化を積極的に進めるべきである。これは、マネジメントシステムの継続的改善ともいえる。







MSコンサルのつぶやき 12-03 【推奨する品質マニュアル】
 品質マネジメントシステム(QMS)の成否を左右する品質マニュアルへのポイントを提案する。
(1)QMSの基本文書である品質マニュアルをISO 9001:2008 規格に適合し、かつ、文書全体を軽量化、簡素化するために は次のことに留意する。
    @適用範囲に関しては、簡潔に、明確に記載する。
    Aプロセス間の相互関係については、システム全体と各プロ セスの関係をフローチャートによって記載する。
    B文書化された手順については、各プロセスをフローチ ャートと図表によって、簡潔に記載し、下位文書へ引用 することは避ける。このようにすることによって、文書 の構成(階層)は、次のように簡素化することが可能に なる。
           一次文書;品質マニュアル、
           二次文書;規格、共通の手順書・要領書など、
           三次文書;記録、部門専用文書など
(2)品質マニュアルをISO 9001規格の箇条に沿った構成とす ると、実際の事業運営とマッチしない ために、読みにくく、 理解しがたいものとなる。 事業運営とマッチさせた構成・・・・ (1)適用範囲 (2)定義 (3)組織の状況 (4)経営方針と責任権限 (5)サポート(資源, 力量,文書)(6)製品実現(検査/不適合を含む) (7)経営とし ての評価・測定 (8)改善・・・・とすると違和感がない構成 となる。







2012/04/23 11:34:56|散策だより
大山山頂近くで鹿と対面!
先日、大山山頂近くの北西斜面、鹿の防食用金網の向こうに2頭の鹿を発見!! 地面から芽生えた草を食んでいる! そっと、そおーっと近づく。すぐに気付いた鹿も、こちらをジーと見つめる。金網を隔てての安心からか、また、草を食む。この姿をゆっくりと写真に収める。







2012/04/09 12:13:28|散策だより
住宅地の近くに 水芭蕉の群落!

故郷は、新潟県糸魚川市帰省の際に水芭蕉を探索! 住宅地から300m(海岸から1km 標高30m?)ほどの林の中の小さな湿地帯 今年は数週遅れの水芭蕉の開花でした! ちょっとした、穴場です!!