ISO 9001運用と日常業務の一体化をサポート

中小企業の皆様へ、ISO 9001規格は、2015年に大きく変わります。この改正は、ISO 9001運用と日常業務を一体化する、絶好の機会といえます。お気軽に、ご相談ください。 ☎ 090‐7905‐0167  Eーmail masabuto@md.scn-net.ne.jp
 
MSコンサルのつぶやき 12-02 [組織にあった品質マネジメントシステムを!]
 ISO9001の審査登録のお墨付きがほしいので、コンサルタントが用意した品質マニュアルを引用してシステムを構築した。あるいは、ISO 9001への適合性を最重視して、規格要求事項の箇条に答える形で品質マニュアルを制定した。そのために、組織の特徴を反映していないシステムとなり、形式的で、経営に有効な効率の良いシステムになっていないとの悩みを聞きます。このような組織では、ISO 9001規格の性格と規格の序文をよく理解して、システムの見直しのヒントを探ります。
a)この規格は、製品に適用される顧客要求事項、法令・規制要求事項、組織固有の要求事項を満たす組織の能力を評価するために使用できる
b)この規格は製品に関する技術的な要求事項に代わるものではないが、マネジメントシステムとして、製品要求事項を補完する役割を持つ
c)ISO9001規格を採用するか否かは組織の経営戦略としての決断によることが望ましく、採用にあたっては、その目的を明確にしていないとシステムの十分な効果を得ることが難しい。
d)認証取得を最優先する場合には、多くの労力とコストの投入に見合う成果は期待できず、他のマネジメントシステムとの乖離になりかねない
e)IOS9001規格では、すべての組織が同じ品質マネジメントシステムを構築し、同じ内容の文書類を作成することを意図してはいない。システムは組織の状態(組織環境と組織環境の変化と関連するリスク、顧客等のニーズ、固有の目標、提供する製品、用いるプロセス、組織規模と組織構造)によって影響を受ける。したがって、あらゆる組織の画一的なシステムとはならない。
f)システムを確立し実施し、そのシステムの有効性を改善するときに、プロセスアプローチを採用することを奨励している。つまり、仕事の流れを正しく把握して、そのプロセスの効果的な運用に務めることが必要である。
g)このシステムはPDCAサイクルを適用して、継続的改善を図るような構成になっている。







MSコンサルのつぶやき 12-01 品質ISO登録企業の悩み
ISO9001の審査登録企業において、QMS(品質マネジメントシステム)を見直しして、日常の業務と遊離しない、有益なシステムに改善したいとの声を多く聞きます。もし、あなたの会社が、次のような悩みをお持ちでしたら、すぐにご一報ください。
●QMSの維持に掛かるコスト・時間が大きい
登録維持に要する費用と時間、日常の文書管理や記録の作成に多くの時間を要している。審査は無難に終わることを願っている。審査員は細かい、形式的な指摘しかしない。
●QMSの具体的実施事項の多くが、日常業務と遊離している
ISOのため又は審査のための業務がある。マネジメントレビューや内部監査は、第三者審査があるから実施し、記録をしている。
●QMSの伝承が途絶え、維持・改善するための後継者がいない
専任スタッフが退職し、後継者が育っていない。ISO規格をよく理解している人がいなくなった。システムが煩雑で、重いと思うが見直しができない。
●QMSの有効性を実感できず、効率性を問うこともしていない
品質体制は、なんとなくよくなったと思うが、不適合削減の効果は小さく、事業に直結するような成果は見当たらない。







2012/03/08 21:58:40|その他
『経営sysサポート事務所』HPを開設!
『経営sysサポート事務所』がホームページを開設しました。
現在は、ホームページ構築途中ですが、
企業が継続的成功を目指すのに役立つ情報を提供していきます。







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