母島4日目(12/21) 船木山の滝ミニハイキング~御幸之浜~帰路編
日程: 2016年12月17日(土)~22日(木)
メンバー:Sさん(LD)、furu、Tさん、K子さん、momo、sako、mikko
日記:
出航時間まで時間があるので、母島では数が少ない滝のある船木山の滝を見に出かけることになった。さてさてどんな滝か楽しみです。
玉川ダムの駐車場に車を止めると、まず目に留まったのがダムの色鮮やかなナス紺色の柵だった。船木山の滝へ行く前にダム見学をすることになり駐車場から直ぐにあるダムへと降りて行く。年間降雨量が1200ミリと少ない地なので、このダムは農家さん(34戸)にはなくてはならない存在だそうです。ダムの上流にも下流にも水は流れていないので雨水だけで溜まっているのか伏流になっているのかは?です。

ダム見学のあと駐車場に戻り車道を少し戻って、船木山の滝入口の道標から遊歩道へと入って行き、ガジュマルがジャングルのように茂り少し薄暗い中を20分ほど歩くと小さな黒光りした滝に着く。滝と言っても水がほんの少し滴り落ちている程度なので、どちらかというとシマホルトノキのみごとな板根の方に目がいった。
帰りにはムニンヒメツバキやシュクシャ(ショウガ科の栽培種)の小群落、シマサルスベリなども見ることが出来た。またガジュマルの倒木に付くキクラゲを見つけてラッキー、ありがたくいただいた。
駐車場に戻って時間があったので、再度ホエールウオッチングを楽しもうと御幸ヶ浜へ行く。コーヒーを飲みながら、しばしクジラさんのお出ましを願いながら待つが今日はご機嫌ななめなのかfuruさんが一回ブローを見ただけで、mikko達は見ることができなくて残念だった。

港に戻り、レンタカーを宿に返したあと船客待合所に荷物を置いて、観光案内所で清美ヶ岡鍾乳洞見学(無料)の申し込みをしてヘルメットを拝借する。鍾乳洞へは徒歩2~3分で着き、清美寺の裏にある入口で電気のスイッチを押して明かりをつけてから中に入って行く。
洞内にはロープの様にガジュマルの気根がたくさん垂れ下がっていてビックリ。鍾乳洞も狭く小さいのであっという間に見学は終わった。

計画を全て消化して、いよいよ島民の方々に見送られて母島を出港です。
往路の船中でお会いしたガイドさんもお見送りに来てくれていました。水で大きな鳥の絵をかいている人(多分メグロかな?)、太鼓をたたいている人、旗を持っている人達も数名います。
皆さんに見送られながら船は岸から離れて行きます。。。。さようなら。

海原に出ると波が大きく、小さな船はかなりの揺れで窓には飛沫が掛かって外が見えなくなった。船酔いしないようにじっと座って忍の一字です。
しかしsakoさんは違っていた。揺れる船をもろともせず、父島で島ずしを何とか食べられるようにスマホでいろいろ調べて健闘してくれていた。結果、島ずしをお弁当にしてもらうことが出来てsakoさんに感謝だった。
船が父島の港に着いて、1時間半後には出航なので忙しいです。
おがさわら丸の乗船手続き後、父島の散策も兼ねてお寿司屋さんに向かいます。母島でいただいていたパンフレットのおかげで場所がすぐにわかりホッ!
店内に入ると『カメの刺身』と書かれた札が目に留まりカメ?もしかしてウミガメ??
お店のご主人に聞いてみると『そうです』の一言に。。。。
よく見ると『カメのにぎり』もあります。時間がないので迷っている暇がないのでとりあえず1人前4貫を注文する。他の人たちも食べてみたいのではと携帯に電話をするが誰の電話も留守電または電源を切った状態になっていて繋がらなかったので仕方がない。
お店に来ていたsakoさん、momoちゃん、mikkoの三人で食べることにした。
握りが上がっる直前に様子を見に来たfuruさんと四人そろったので、一貫ずつ味見をして戻ることにした。カメ肉は癖もなく美味しかった。気に入らないのは値段が高かったことだけ。。。。1貫270円だったかなぁ。でも初めてのカメずし美味しかったので大満足。
港に戻って乗船すると、場所が往路と同じ場所でビックリだったが、往路に乗った旅行者のほとんどがこの船に乗るのだろうからその方が合理的なのかもです。。。
島ずしを新鮮なうちに食べようと、直ぐに7階のラウンジに移動し5人は食い気モード全開。K子さんとTさんは父島の方々の見送りを受けにデッキに行っています。
白身の漬けでにぎられた握りはさっぱり感があって美味しくあっという間に胃袋に。。。。
ご馳走様でした。
出港してしばらく経って。。。。
窓から外を見ていたmomoちゃんが、船がまた港に戻っている・・・・にエ~まさか!
急いでデッキに出てみると船は港に向かっていた。父島の友人から電話をもらったといっていた船客の話によるとチェーンがねじれた状態で巻かれてしまったのでやり直しだとか。。。。情報が船外から電話で来るなんてすごいと驚いてしまった。
港に着くと見送りに来ていた人たちが、また車でどんどん戻ってきます。これも携帯のなせる業ですね~
港に着いて大分時間が経った頃、やっと船内アナウンスがあり原因は鎖がねじれたまま格納されてしまったのでねじれを解く作業が終わった後に再出港になるとのことだった。
1時間半後にやっと作業が終わり、無事に出港となりホッ!
少々酔い気味でむかむかがあったのでmikkoは夕食抜きで早めにおやすみなさい。
朝まで爆睡状態でぐっすり眠ってしまった為か、むかむかはおさまっていてホッ!
船内で読もうと思って持参した本は、読むと酔いそうになるので読まずにお持ち帰りとなってしましまってあ~ぁ。。。

東京湾に入ると大型船が次々現れてデッキでの時間が楽しい。。。
前方にある白波は何?その先に黒いものが小さく見えているが分かりません。船がだんだん追いついて行って、潜水艦であることが分かってビックリ。潜水艦を見たのは初めてだったので超ラッキーだった。

30分遅れで竹芝桟橋に着き、電車やバスにスムーズに乗ることができたので17時半過ぎは帰宅となった。
今回発案、計画をしていただいたSさん、furuさんに感謝すると思に、参加メンバーにも恵まれ、たのしい楽しい旅となったこと皆様に感謝でした。ありがとう。
次回も楽しみです。
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