うえきや蔵門★おきらく日記

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2010/02/25 18:04:08|その他
蓄電池
例年どおりこの時期は、”うえきや”とは名ばかりの農婦生活をおくっている。このサイトの看板もぬのっきれでもかけて、隠しておきたいぐらいなのだが、そのままかけっぱなしになる恐れがあるのでどうにか踏みとどまってはいる。

私の体内蓄電池は、通常のバッテリーがそうであるように、やはり冬に弱い。充電してほっとしたのも束の間、シュルシュルとパワーが弱っていく。唯一の救いが予備につんでいる太陽電池の威力で、晴れた日だけはそこそこ軽快な動きを見せるのだが、なにより空模様だよりでどうにも心もとない。

バッテリーサインが点滅しかけた頃、仲間とグラスを傾け、空き瓶を寝かせる機会がきた。笑う。驚く。夢を語って熱くなる。
ひとまず当分もちそうなエネルギーを充電完了!春全開まで、ちびちびと小出しで参りましょう。

《写真》北海道の友人から届いた荷。パンとケーキは手作り。ビールとポテチは限定品。くるんできた北海道の新聞を読みながら、あっというまに胃袋に収まってしまった。ああ、もったいない。







2010/02/11 16:19:00|スローフード
雨の一日

★キウイ酒★
野生のサルナシ(キウイの原種)を山から採ってきて作ったサルナシ酒はほんとに美味い!うっとりする芳香に、すっかり酔いしれ、飲んだくれて、あっという間になくなってしまう。さあまた飲みたいと思っても、サルナシは大量の採取に多大な労力を必要とする。ブッシュの中で傷だらけになる覚悟も、サルと奪い合いになり怪我する危険も伴うのである。さすれば、うち中ごろごろ転がっているキウイで作りましょうか?と雨の休日、キッチンに立った。
いくつかのサイトでレシピの確認をすると、意外なことにあまり評判は芳しくない。”すぐに濁って、エメラルドグリーンとは程遠い色になる””味も以外や以外・・・”等々。俄然(?)やる気がそがれる。がしかし、出してきてしまった山盛りのキウイを、しまいに行くのはめんどくさいので、とりあえず、作ってみました。

「あ、もう濁ってる!」

★紅芯大根の千枚漬★
なんとなく、きらきらとした気分になれなかったので、畑で取り残した紅芯大根を漬ける。スライスして塩で殺し、甘酢につけるだけ。優秀なことに色は勝手に着く。驚くくらいにきれいに花咲く!

「うひゃ〜。こっちの方が絵になるやん!」

以上、蔵門の雨の一日、でした。







2010/02/05 22:02:36|その他
春の光
お客さんの所でご不幸があり、お線香を上げさせてもらう。
この年になっても、大人の所作が不自由な私は、いかんせんこういう状況下に対する苦手意識がぬぐえない。本来の来意には無用の緊張をひきずって、敷居をまたぐと、喪主である奥様があたたかく迎え入れてくれた。それだけでも、十分救われるのに、更に奥から2歳くらいのお孫さんが走り寄ってきて満面の笑みとお辞儀で、ウエルカム表明してくれる。そのかわいい天使ぶりは、私の下手な文章では表現しきれない。ただもう、春の光のように触れるもの全てを包んでくれる。そこではあえて悲しい顔や厳粛な顔をする必要はなく、ただ「微笑みなさい」と教えてくれているみたいだった。奥様も、お嬢さんも顔を見合わせながら微笑みを少し越えて声をあげて笑った。

帰りの車の中で、お線香の残り香を感じながら、
なんていうのかな?癒されたなあって思った。
慰めに行くなんて10年早い。そんなもんです。

《写真》友人が作った、ヤーコン&ミカンソースかけヨーグルト。体調不良で自宅療養中の彼女に、立場は逆だがご馳走になる。これまたとんでもなく、癒される。癒されてばかりだなあ、私って。







2010/01/30 22:39:55|その他
う〜ん。効くなあ〜。
谷村新司の昴を聞いて、腹にこたえる。
心に沁みるとか、そういうおやさしいものではなく、胸をえぐられる、そんな感じ。
自分はもしかしたら、長いこと立ち止まっているんじゃないか。心臓が押しつぶされそうになる。

アリスはレコード、カセットはもちろんCDも買った事がない。自慢できることではないが、ほぼ間違いなく他の歌手同様、姉のLPを隠れて聞いて覚えた。いまだに空で歌える。

「帰らざる日々」は今でもふつーに口づさむし、
一番好きな「遠くで汽笛を聞きながら」はいつもそばにある。

青白き頬のままで、またゆらゆらと歩きたくなった。











2010/01/28 0:27:55|スローフード
深夜におよぶスローライフ
「もう二度といたしません。」
確か数年前、決心したはずなのに。魔が差したとでも申しましょうか、ただ単に過去のことはさっさと忘れる性格ゆえでしょうか。
あのおいしかった記憶に押されて、また、やってしまいました。

完成を見るまでの、この果てしない労力とガス代!
大なべの代用で小なべが総動員され、小さすぎるゆりかごを早々に見切り、飛びかう塩麹。
文明の利器のないミンチ作業中、すりこぎを逃れた大豆が冷蔵庫の下に行方をくらまし、
空気を抜くために容器に投げつける味噌だまからは味噌の分身が床の隅々に里見八犬伝よろしく、ほとばしっていく。はたして夏が過ぎ、冬になる頃、台所のあちこちで味噌がほのかに香るのでしょうか。

まあ、なんといいましても味噌作りの醍醐味は、あとの掃除と道具洗いでしょう。そのお覚悟のある方は、どうぞお試しくださいませ。
蔵門の深夜におよぶスローライフでした。