うえきや蔵門★おきらく日記

おきらくに まあおきらくに おきらくに
 
2013/03/24 22:46:08|その他
ポケットに柿の種
春に咲く、花という花がみんな、一斉に目覚めてしまって。

普段は、きちんと順番をわきまえる桜たちも、枝垂れ、山桜、ソメイヨシノ・・・、横一列ではじけとんだ。

これから来る、4月には早すぎる緑一色の世界を思うと、悩ましくて今日も眠れない。

さらにさらに、私の機嫌を損ねる事態が発生。今年は、川沿いの夜桜見物ができないらしい。(予定のライトアップが間に合わないとのこと。)

妖艶な夜の桜を見ずに、ナツを迎えられるのだろうか?情緒不安定になりはしないか?人様に八つ当たりして、ご迷惑をかけやしまいか?

こうなったら、どこか街灯に照らされた桜を求めて、さまようことにいたしましょう。ポケットに柿の種を忍ばせて・・。

《写真》ツバキのバックを飾る満開の桜







2013/03/18 23:03:56|その他
まねきねこ3匹
今年の蔵門はちょっと違う。
このセリフを3月になっても言えてるところが、そーとー違う。

自由になる時間の制約を受けると、
ぎゅーぎゅーぎゅーっと時間がつまってくる。
結果、いつもよりも、人生がとろりと濃くなる。

ずーっと、濃いのも体に毒だから、
時々、グレながら、街を歩いて、ちょっと薄める。
その塩梅(あんばい)が絶妙で、
今年の蔵門は自画自賛ですが、いいかんじです。

《写真》小さくてわからないかなあ。
春の嵐を傍観する、まねきねこ3匹。







2013/03/11 22:32:03|その他
オキザリス
道端で見かけた
レモン色のオキザリスがあまりにきれいだったから
立ちどまって、カメラを構えます。

一緒に歩いていた連中は、
とっとと先へ歩いて、おいてきぼりになりました。
あわてて追いかける蔵門は、
「そりゃ、あんまりや、これじゃあ、おきざりっす。」
おちゃらけながらも、
こっそり、鼻をすすります。

立ち止まっていてはいけないんだと、
誰にだってわかるけど、
鎮魂の気持ちを、今日一日くらいは心にとどめておきたい。

レモン色のオキザリスがあまりにきれいだったから
今日は、ちょっとだけ、目をこすって、鼻をすすります。

《BGM》ふとしたきっかけで、ゴダイゴの曲を耳にする。
初めて聞いてから何十年も経つのに、人の心をどうしてこんなにざわざわさせるんだろう。
カトマンズ・・・、また行きたいなあ。
ざわつかせるのに、どこか懐かしくって、恋しくて。







2013/03/07 22:15:54|その他
春の小道
前から来た人とのすれ違いも難しい線路脇の小道とか、
川沿いのケモノ道とか、
蔵門は、そんな道を、好んであるきます。

野良猫みたいなスタスタした足取りで、
ほっつき歩いてるようで、
内心、近道したと喜んでいたりして。

今日も、駅からの帰り道、路地裏を歩きました。
この、さびれた感じが、たまらなく好きです。
もう、都会には住みたくないなあ。
改めて、そう思います。

《写真》住宅街にいきなり現れる、人専用の木橋。
私は、たたかずに走ってわたって、振り返ってほっとするタイプです。







2013/03/05 19:10:35|その他
『謙信くんとけんけん』
高校3年のはじめ頃だったろうか?
巷では、Aで始まる草分け的アルバイトの情報誌を小脇に抱えるのが(?)はやっていた。
例に漏れず私も、そのページをめくっては、
知らない世界に想いをはせ、見ているだけでも結構わくわくしたことを覚えている。

長短いくつかのアルバイトを継続していたはずだが、
ふと、ある募集に心をわしづかみにされた。

変なやつには、変な友がいるもので、
『運命的な出会いじゃん!いくっかないじゃん!』
電車に飛び乗り、横浜から東京方面まで面接に乗り込む。

地図をみいみい、探し当てた事務所の扉は、
『まさに、そんな感じ』で、夢と怪しさが混ざり合う、悩ましい雰囲気を漂わせていた。

どれくらい扉の近くをうろついただろう。
今では、どちらが決断をくだしたかも覚えていないが・・・。
扉をたたく勇気が持てず、その情報誌を握り締めながら
二人で帰りの電車に揺られていた。

その募集、今でも忘れない。
デパートの屋上で、5レンジャーの格好をしてアクションしたり、カブリモノを着てショーにでるというアルバイト。
女子高生にとって、その扉は危なかったかもしれないが、危なくなかったかも知れなくて・・・。今では知るすべもない。

その当時、『ゆるきゃら』なんて言葉はまだ登場していなかったが、
私はその頃から『カブリモノ』に弱かったんだと、
先日、ふと思い出した。

《注》10年以上、このブログを書いていて、このネタ書いたかもなあ・・と自信がない。ま、いっかあ。
《写真》駅でばったり、みかけた『謙信くんとけんけん』
できることなら、カブッテミタイ!!