我家の郵便受けは鶏でないのでタマゴは生まない。 が、夕方帰宅するとタマゴが6個入っていた。
すぐにY氏だと、気づいて電話をする。 愛情一杯に育てられた鶏たちの卵の大きいこと、重いこと。 市販のサイズでいうL玉の1.5倍はある。 そしてなにより、メチャクチャおいしい。
いつものことだが、お礼を言っても「なんのなんの」と取り合わない。 なにか、この人のためにできないかなあと考える。 私が思いつく範囲のことは、何でも出来る人だから、 考えて、考えて、何も出来ず、もらう一方で何年もたってしまった。
いつかは、こんな人になりたいと思うのだけれど、 思うだけで、年々、間逆の性悪ばばあに、まっしぐらだ。 嘆きつつ反省しつつ、タマゴかけご飯をずずーっとすする。
《写真》今年のように暖かい陽気でぱっと咲いて数日で散ってしまうのは悲しいけれども、写真を撮るのに青空は天のめぐみ。近所の農家さん宅の桜を撮らせてもらいました。
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