Yes, We Are Open !

秋の京都で紅葉狩りと出向いてはみたものの未々時期尚早とのこと。さてどうすんべと思案していたところ、敵は本能寺の目の前、京都市役所エントランスで旧車数台が並んでいるのを目撃した。中でも目を惹いたのがコレ、ごーよんである。６発を積んだノーズの長さに隣に並んだスカイラインオーナーが目を見開いたと云う伝説は日本ＧＰでのポルシェとのヒートと共にこの車のカリスマ性に一役買っている。随分前の話しになるが駐在先の上役が此れのオーナーで、３基並んだウェーバーのリンケージを自ら図面を引き役職にモノを言わせて業者に製作させ見事レストアしたと、ボンネットを開け嬉しそうに語って下さった。これまたレジェンドである。

トヨタのプレミアムコンパクトは３＋１シータで、その名もズバリＩＱと云う。２シータで”お利口さん”なんてハンパなこと言わずＩＱサプリで脳内エステである。１リッターＣＶＴのＦＦはエアコンよりも人間３人分よりもＣＯ２の排出量が少ないらしい。ドイツのお利口さんはわざと助手席ダッシュボードを突出させパッセンジャーをドライバとオフセットして座らせる事で側面衝突時の肩周りの空間を稼いでいたが、我が国の天才くんは逆にダッシュを引っ込めて３人目を詰め込むことに成功している。いかついボディシェルのお利口さんに対し９つものエアバッグを備える天才くん、等々随所に日独設計者の思想の違いが見て取れる。ハイブリッドまでラインナップしたスズキのツインはパッとせずに息絶えたが、トヨタＩＱ、果たして吉とでるのか乞うご期待。

YouTubeにbacksqueenさんが投稿する裏町の天使シリーズは１から１９８まであり、ラテンミュージックに乗せ国内女優さんのポートレートが鑑賞出来る。ネタ元は写真集やネット上の公開された画像と思われるが音楽の選曲が旨く唯のスライドショーとは一味違った仕上がりとなっている。中でも都合４回登場する、ドラマＳＰでブレイクした真木よう子の裏町編は秀逸である。彼女のちょっと崩れた感じや街のたたずまいがピシャリと音楽にマッチしてゲージツ性を高めちゃっているのだ。ぜひご覧あれ。（あと本上まなみも、おススメ）
いやぁ、このシリーズ当分楽しめそうだ。

わんこと散歩。引き手はカミさん。躾がなって無いから先頭はイヌ。主人は無視。からかって先頭を取ると、それまでちんたら歩いていた癖にむきになって追いすがってくる。ダメダメ、トップは渡さないよ〜ん。ここのところすっかり色落ちして所々レッドほぼアプリコットとなってしまった。成長して母親の血が出てきたのであろう。いい感じの抜け方だと白髪頭の主人は同類相憐れむの気持ちで見守る。

先週末はカミさんとデート。奮発して祇園町屋でイタリアン。スコルピオーネという屋号、イタリアさそりと来ればアバルトじゃ！甘鯛のナンチャラかんちゃらは当店自慢の一皿とあって絶品。フォアグラのソテーは残念ながら火が通りすぎ。グラスワイン１３００はエクスペンシブだよな。味わかんねぇし。京都町屋の玄関脇、通りに面した壁にあつらえた４分の１円断面のスダレみたいな奴、名称は知らんのだが犬の小便避けだそうだ。要するに塀の代わりなのだろう。