Yes, We Are Open !

毎晩明朝の飯を仕入れに通うファミマの道すがら、Ｃクラスエステートと青黒スマートを縦列駐車するお宅がある。お見事ダイムラーなカップルであると感心。色物スマートにあって青と黄色はお気に入り、両色共黒フレームとの組合せが引き締まって尚宜しい。ご主人の通勤車か、はたまた奥様の買い物車か？などと勝手な想像をしていたらば今夜スマートは国産軽に化けてしまっていた。車検の代車だと信じたい。

前回出張先に向かう途中、別府ＩＣをレンタカーで通過したのは粉雪の舞う１月の末であった。海に向かって穏やかなスロープを描く街のあちこちから湯煙が立ち昇る様は流石全国レベルの温泉地。次回は是非とも立ち寄らねばと心に決めた処、あっさりとそのチャンスがやって来た。しかし余りにも早くに訪れた好機のため下調べゼロ、駅前外人向けインフォメーションセンターをようやっと見つけ簡単なガイドマップを手に入れた。別府と言えば砂湯でしょの勧めにおおそれだと喜び勇んで飛び込んだが何を間違えたか普通の温泉。とりあえずひと風呂浴びて気を取り直しカウンターのおばちゃんに教わったのが写真の竹瓦温泉。市営だそうだ。入浴方法は以下のとおり。すっぽんぽんになるノースリーブの浴衣を着る浴場へ進む砂の上に横たわる。グランド整備にも使うトンボを操りおばちゃんが砂を盛る。顔だけ出して全身砂に埋もれた格好。重い、結構重いがホカホカと心地良い。十五分ほどそのままうとうとすると額や首筋が汗ばむ。暖まりましたかぁ、起き上がって下さいと声を掛けられたが砂が重くて起き上がれない。万歳して膝を立ててから起き上がるのだそうだ。脱衣場脇で砂だらけの浴衣を脱ぎシャワーで砂を洗い流し上がり湯を浴びて終了。ロビーにて冷茶を頂き退場。次は湯布院ってか？

週末に帰省した際に最も熱烈歓迎してくれる我が家の末っ子である。ちぎれんばかりにシッポを振ってまとわりついてくる。そうかそうかと撫で回せば今度は抱っこをせがんでシリを向けてくる。ならばと翌朝は奮発して散歩に連れ出してやるのだが、予定コースの半分も消化せずにご帰還なさる。運動不足だぁな。ここのところ腹出てるぞ。日曜夕方に、じゃあね行って来るねと玄関先で別れを惜しむ。まるで遠距離恋愛の様だね。

全国ＳＬレストアの総本山、京都梅小路蒸気機関車館を訪ねた。かつての操車場をそのまま動体保存庫としざっと十両強の機関車が居並んだ様は実に壮観である。今日の試乗車はお馴染みシロクニで燕マークも鮮やかに汽笛を力強く響かせる。その哀愁を帯びた音色は京都駅までの帰り道中でも耳に届き、旅情を掻き立てる。Ｃ６２と相並ぶＳＬ界の花形デコイチもまた床に垂れた油しみも凛々しく鎮座している。学術的には外燃機関として分類されるＳＬは思った以上に内燃機関に共通する所があり興味津々である。しかし暖機運転に三時間を要すると聞かされた時には流石に恐れ入った。因みに蒸気圧は高々十キロ程度で有り発電機エアコンプレッサ水ポンプ等の補機駆動の動力源としても用いられていることを勉強した。

ザッパーのベストである。いいねぇ〜。試聴したら震えちゃったっすよ。で、買ったかというと迷ってるんだな。運転しながら聴くと何処か飛んでっちゃいそうだし家の中じゃ騒がしいし・・ＬＰでハニー・ドリッパーズは持ってるんだけど最早聴けないし・・。