また暫くサボリでした
そのサボッていた間に、
GSX-R1100は腰上のエンジンOHを行いました。
以前のエンジン分解から丸8年が経過していた事もあり、
今回もピストンを交換する予定でいました。
…がしかし、8年ぶりに再会したピストン君はカーボンの
蓄積こそありましたが、溶解やあたり、磨耗などは一切なく、
ピストンリングすら規定範囲内を余裕でクリアする
出来栄えに少々驚きました。(←ワイセコ製)
各種のパーツの洗浄後にそれぞれの規定値も確認しましたが、
特にヘタリも感じない数値でしたので、
各部の洗浄とアタリをつけ、ホーニングのみで再度組み上げ、
バルブタイミングのみ再調整を行いました。
U703(エンジン形式)に組み入れる、ヨシムラさんの
ST-1カムは、インテークLC103° エキゾーストLC105°にて組み込みを行いました。
組み上げたエンジンはと言うと、
始動性の向上、アイドリングの安定、微振動の低減などを
実感しています。 さすがに大幅なカスタムをした訳では
ありませんので、出力は特に変わった雰囲気はありませんが、
キチンと「圧縮」「燃焼」「排気」「吸気」しています。
今後また暫らく分解する予定はありませんが、
予備エンジンを購入して、少しづつイジって、
モアパワーを引き出したいと思います。
いつになるやら・・・。
エンジンOH時の画像を提供出来なくてスイマセン。
作業していると、撮影をついつい忘れてしまいます。
あと、外装ではシートを張替えました。
ちなみに、ワイセコさんはヘッドGKのみでも購入できますが、
さすがに単品在庫はありませんでしたので、
本国からのお取り寄せとなりました。 でも、2週間程度で
USAから届いたので、まずまずの部品供給体制だと
思います。