昨日行われた、「J1・J2入れ替え戦」の結果は、
京都 vs 広島
2 vs 1
で、京都が勝利しました。次回は8日(土)に行われます。
勝者の決定方法は、2戦合計の勝利数▽得失点差▽アウェーゴール数▽前後半15分の延長戦▽PK戦−−の順。京都は勝つか引き分け、1点差の負けでも2得点以上すればJ1復帰が決まります。広島は1−0で勝つか、2点差以上の勝利で残留となります。
京都が田原の2ゴールで先勝。前半28分、DF渡辺の右サイドからのクロスをGKがはじいたところを田原が頭で押し込み先制。39分にも、渡辺のロングクロスに田原が合わせて加点した。運動量や球際の激しさで上回った京都に対し、動きの鈍い広島は後半43分に平繁のゴールで1点を返すのが精いっぱいだった。
▽京都・加藤監督 勝ったことで第2戦は心理的に優位に迎えられる。我々の持っているものを出してJ1に上がりたい。
▽広島・ペトロビッチ監督 1点を取ったことだけが我々にとって唯一ポジティブなこと。プレッシャーが大きかったのかリスクを負ったプレーがなかった。
▽京都・田原 入れ替え戦はいつもと違う雰囲気だった。難しい時間でいかに点を取れるか。(得点の場面は)いいボールを上げてくれた。あとは決めるだけだった。2戦目も勝って、J1昇格を決めたい。
○…広島は終了間際の平繁のゴールでJ1残留に望みをつないだ。前半に2失点を喫して迎えた後半43分、佐藤のシュートがGKにはじかれたところを落ち着いてゴール。後半25分にウェズレイに替わって途中出場した19歳がチームを大きく後押しした。「自分でもあのゴールは大きいと思っている」と平繁。「次につなげることが大事だと思う。集中していきたい」と落ち着いた表情で語った。 |