↑
旭山動物園長と
8月23日東京・全国都市会館で、第92回総会が実施されまし
た。この研究会は、全国25万人以上の都市で構成され、加盟
は87市です。平塚は理事になっています。
平成22・23年度の本会の調査研究テーマは、「都市の地域
再生戦略」〜市民の明るい未来のために〜です。
本研究会は、全国市議会議長会に所属しています。
講演は坂東元・旭川市旭山動物園長です。坂東氏の活動の
あらましは、以下の通りです。
〜平成9年の「こども牧場」から「ペンギン館」「あざらし館」・・・
「ちんぱんじー館」「レッサーパンダ舎」「オオカミの森」「エゾシカ
の森」「もうきん舎」まで全ての施設のデザインを担当、数々のア
イデアを出し具体化してきた。また、手書きの情報発信やもぐも
ぐタイムなどのソフト面でも係の中心となり具体化、システム化
を図ってきた。
現在は、タンチョウ舎、北海道産両生類は虫類館設計などを
手がけている。〜
来園者数は、平成16年147万人、17年206万人、18年30
4万人、19年307万人、20年はリーマンショックとか新型インフ
ルエンザの影響で減少傾向にあったが、予想をはるかに超える
多さだったそうです。
旭川市は、旭山動物園については特別会計ですが、現在は黒
字経営ということです。
「動物は、自分がすごい能力を持っていると思っているわけで
はありませんから、私たちがその『すごい』を見つけて、そのすご
い能力を発揮できるように工夫をし、飼育下だからこそ可能なア
ングルや距離で観てもらえるようにと頑張っています。」との話
に、感銘を受けました。