平塚八幡宮より大門通り駅方面を望む
〜報告書まとめ〜
12月27日、市教育委員会12月定例会に、学校給食検討委員会
が『@学校給食用の食器 A共同調理場 B中学校給食』の3点を1
年6ヶ月の長期にわたる検討委員会のまとめとして報告書を提出し
た。
中学校給食の報告書の結論は以下のようです。
(報告書 結論の部分より抜粋して転記)
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
中学校給食の実施はイニシャルコストとランニングコストともに財
政負担が大きく、前述した課題(注1)より優先しての事業展開は難し
いと判断しました。
しかし、保護者の負担軽減を求める声に応えることは重要である
ことから、次の点に配慮した事業展開を提案します。
1.保護者の負担軽減を考慮した方法であること
2.家庭から弁当、または外部からの昼食の提供等により昼食が確
保できること
3.配膳・片づけの時間のために日課にしわ寄せがないこと
4.市民の税負担をできる限り抑えること
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
(注1)は 校舎の老朽化に伴う施設の整備や大規模改修・調理施設
の整備など、多額の財政負担を伴う課題があり、それらは子どもの
安全を守る観点からも優先して取り組んでいかなければならないと
認識しています―――という前文が記載されています。
以上の報告を受け、市教育委員会は1〜3月まで定例会で討議し
て4月に市長に答申をします。
検討委員会の結論を精査すると、中学校給食実施か未実施かの
確固とした見解を出していません。
この内容では未実施・実施どちらにも読み取れます。
すなわち”玉虫色“です。
あとは教育委員会委員(4名)と教育長の5名の判断です。
私は(金子 修一)市直営(単独校・共同調理場等)で調理能力を超
えた部分は民間委託による給食実施、又 アレルギーやどうしても弁
当持参が良いと考えている家庭では弁当持参するという、弁当・給
食の併用方式が良いと考えています。
尚、2月14日午後3時〜.からの教育委員会2月定例会では中学校
給食を集中的に議論するということです。
ぜひ傍聴してください。