金子修一 平塚市議会議員

 
2018/08/01 6:49:31|政策
五輪キャンプ費用対効果は
平塚市オリンピック・パラリンピック事前キャンプ地の問題をタウンニュースに掲載しました。

今年度経費に約1億円
 
平塚市は、2020年東京オリンピック・パラリンピックにあわせ、リト

アニア共和国(人口285万人)の事前キャンプをホストタウンとして受

け入れます。

 開催を2年後に控えた今年度、市はオリパラ担当部長を新設し、担当職

員は前年度から2人増の8人を配置しました。人件費は約7500万円

で、前年度比で約2000万円増額されています。

 また、事前キャンプの準備やそれに伴う関連事業のため、2213万円

が今年度一般会計当初予算に計上されました。内訳は、職員が同国を訪問

する旅費280万円、日本リトアニア交流センターへのアドバイザー料

380万円、ひらつかリトアニア交流推進実行委員会への補助金1500

万円です。

 人件費と事業費をあわせ、年間約1億円を投資することになります。

 昨年度は、市長と職員4人が同国へ渡航し、164万円を支出。同国か

らの訪問団27人が来平した際は、市が宿泊費の全額427万円を負担し

ました。今後もリトアニアとの交流に年1億円以上を投じる見通しです。

 市は2月、リトアニア交流推進基本方針を策定し、スポーツ振興や文化

交流、事業者間の経済交流にも取り組むとしていますが、まだ具体的な成

果目標は見えません。

 確かにリトアニアとの交流は、市民にとって貴重な体験や友情を生んで

くれるはずです。しかし、数億円もの費用をかけるべき事業なのでしょう

か。費用対効果を見極めながら進めるべきと、今後も議会で求めていきま

す。

 市は現在、見附台周辺と龍城ケ丘ゾーンの整備計画を進めており、多額

の支出が見込まれます。教育・福祉・子育てへの予算配分も必要です。

 市の借入金は現在、1109億円あります。財政運営が厳しさを増す中

で、税金の使い方について真剣に考えていただくため、今後も問題提起を

し続けていきます。

 







2018/03/20 8:00:00|政策
平塚市のリトアニア国キャンプ誘致とホストタウンの問題
 3月15日市政報告を平塚市内を対象に配付しました。平塚はオリンピック事前キャンプ地にリトアニア共和国を誘致します。この事業のために数億円の経費がかかります。この経費内容を報告します。
 
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市 政 報 告

平塚市 市議会議員          2018年3月

金 子  修 一

平塚市のリトアニア国キャンプ誘致とホストタウンの問題

 
 東京オリンピック・パラリンピック開催で、平塚市はオリンピック事前

キャンプにリトアニア(人口285万人)を誘致しオリンピック終了後はリ

トアニアとホストタウンとして同国と交流を続ける予定です。

 このため、市にオリンピック・パラリンピック推進謀を新設(6名)しま

した。

 誘致の経費が多大となります。

 昨年9月議会でオリンピック終了後のリトアニアとの交流を質問しまし

た。市長はホストタウンとして「5年10年先、この事前キャンプでこれか

ら進むべき先、将来が開ける、魅力あるそうゆうまちづくりを進める」(市

議会会議録より)と答弁。

 意味不明です。

 企画部長は「姉妹都市の交流」と答弁。

 具体的計画がなくて姉妹都市のために課を新設したのかと疑いたくなり

ます。

 平塚市の借入金は1、109億円あります。

 今までに使われたリトアニア関連経費は2、120万円、人件費を含める

と7、691万円。

 今後、何億円になるか分かりません。

 教育・子育て支援・福祉他に使うのが市民にとってどれだけ有意義で

しょうか。

 昨年9月議会で行政側と激しい議論をしました。リトアニアは本市に

とって重要なのか。

 本市の財政に多大の負担を与えます。

 オリンピック終了後のリトアニアとのホストタウン構想は必要ありませ

ん。

 現在平塚市にリトアニア人は1人も住んでいません。

 
1月まで使用した平塚市の経費を紹介します。

@リトアニア訪問

平成28年9月 (副市長・課長・担当者2名)

費 用1,116,240円

内 訳

旅 費 833,840円

職員日当 72,000円

宿泊費 210,400円

Aロゴマーク 作成費 読売広告社随意契約

70万円

B外部団体設立 ひらつかリトアニア交流推進実行委員会

予 算1,035万円(29年10月現在)

Cアリートウス市 平塚訪問

7月,ひらつか たなばた祭にリトアニアよりプロのダンサー10名を含め

訪問団受け入れ

費 用約53万円

Dリトアニア訪問 26年9月市長・課長・担当者・実行委員長(民間

人)。

費 用  164万円(4人分)

内 訳

旅費  1,125,920円

職員日当   54,000円

宿泊費   150,714円

現地交通費 161,133円

通訳費用  150,000円

Eリトアニアチーム 平塚訪問(27名) 10月

費 用 427万円(神奈中グランドホテル宿泊費他)

Fうちわ・ステッカー作成

うちわ7,000枚・ステッカー10,000枚作成

費 用 約25万円

G日本リトアニア交流センター

委託料 235万円(29年12月現在)

Hオリンピック・パラリンピック推進課の人件費

職員数6入 年間5,571万円(職員課調査)

I30年度リトアニア誘致

予 算   2,213万円

人件費(6名)5,571万円

 
※市は市役所・図書館の駐車場を有料化しました。又,総合公園も有料化

になります。市民にとってリトアニアより駐車場有料化が切実な問題で

しょう。 今後数億円になると予想されるリトアニア関連事業は市民の皆

さまと一緒に真剣に考えていきたいと思います。

 
金 子 修 一
                平塚市議会議員(5期)
                第49代市議会議長
                県立平塚盲学校 学校評議委員  
                立野町・追分町内会 会長
                平塚八幡宮 総代
                〒254-0046平塚市立野町34-17
                TEL ・ FAX.34-8300
           
              ホームページ 金子修一平塚市議会議員
 







2018/01/09 8:00:00|政策
『市政報告』を出しました。
 平成30年1月、市政報告を会員に送りました。
 
 内容は以下のようです。
 
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     市 政 報 告         平成30年1月

 戌歳となりました。議員として20年目を迎えます。

 これからも平塚市政のため尽力致します。

 市内小中学校の学力向上に取り組んで7年になります。全国学カテスト

でも少しずつ成果が出てきました。

 中学校給食は積極的に実施を求めています。

 家庭ゴミの戸別収集は市街地より要望が多くこれに取り組んでいます。

市は仕事・経費増等で導入時期が決まりません。一部民間委託で合理化すれ

ば解決でき、藤沢市では実施されています。

 オリンピック事前キャンプ地に本市はリトアニアを誘致します。このた

め新たに課(6名)を新設し、年間5、200万円の人件費が使われます。誘致の

経費はまだ計算されていません。人件費を含めると数億円になると予想さ

れます。教育・子育て支援・福祉等に使うべきでしょう。

 9月議会で市長に厳しく質問しました。

 来年4月には市長・市議選挙があります。市議選に6回目の挑戦に向けて

頑張っていきます。

 
 
     金 子 修 一
               平塚市議会議員(5期)
               第49代市議会議長
               県立平塚盲学校 学校評議委員  
               立野町・追分町内会 会長
               平塚八幡宮 総代
               〒254-0046平塚市立野町34-17
               TEL ・ FAX.34-8300
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2018/01/06 8:00:00|議会
平塚市議会 12月定例会質問と答弁B
標 題 3.崇善公民館等複合施設の入札について

 
【金子議員】

○この入札は平成29年10月25日に実行された。

 落札者は大和リース株式会社で税抜き金額は3億7千万円、落札率

は予定価格の9 9.15%、また入札者は1者だけである。

 この入札に関し、市はどのように評価するか。


 
(総務部長)

 本件は崇善公民館等複合施設をリース方式により調達するものであ

る。

 通常の建設工事の発注とは異なり、設計・施工及び保守点検を含む

10年間の一括した物件の借り入れ、いわゆるリース方式であること

から、本市の入札参加登録業者のうち、物件の借り入れが1位から2

位の業者を対象に平成29年10月2日に公告を、10月25日に開

札を行いました。落札者は大和リース株式会社で、落札金額は税抜き

で3億7千万円、落札率は予定価格の99.15%、入礼者は1者と

なっている。

 この結果についての評価であるが、今回は価格競争による入札で

あったことから、通常の枠組みの中での入札参加条件の設定であり、

競争性と公平性において適正に行った結果であると認識している。

 本件においては、市民からの税を用いる公共施設の整備として、競

争性と公平性を確保するために指名競争入札ではなく、条件付き一般

競争入札を採用して広く募集し、併せて、市内業者への配慮から、仕

様書において下請け施行者の選定については地元業者の採用を検討す

ることと設定している。


 
*** 再質問 ***

 
【金子議員】

 落札率が99.15%で非常に高い確率の入札、また1者だけとい

うことであるが、物件の借り入れの登録でなくてはいけないという規

定があるのはわかっている。私のところに相談に来ている中で、平塚

市建設業協会が相談に行っていると思う。契約検査課が窓口であるの

でよく相談してくれと、その中で部長にも言ったが、もう少し物件の

借り入れの要件が厳しいから、もう少し要件を広げて出してほしいと

言い、副市長にもお願いした。その中で全く同じ条件で出されて、結

局入札が1者であったということでこの質問を出したが、それについ

て庁内で検討したのか。


 
(総務部長)

 9月27日付で要望書をもらっている。この要望の内容については

私どもも重く受け取り、真摯に検討したが、今回はリース方式による

入札ということで、このリース対象物件の借り入れの登録ということ

が大前提となるが、地元業者の優先育成ということについては十分意

を用いているつもりであるが、やはりこういった条件設定において、

登録の枠を超えた参加対象まで優先することは困難であるということ

がある。それから、その時点でもう少し条件的なものについて検討し

なければということであるが、やはりその時点から改めて地元の事業

者も参加できるような形でどのような方法があるかということを検

討、協議をして入札を実施していくとなると、一定程度の時開がかか

ると考えた。総務部としては依頼課、予算執行課の考え方、希望を短

期間で施設を完成させて、利用に供したいということを踏まえ、また

結果として崇善公民館だけでなく、市民活動センターも一緒に入る予

定になっているので、センターは今JAビルかながわで施設を借りて

いるが、これが年間でおよそ4300万円程度費用がかかっている。

こういった費用を一刻も早く節約するということも考え合わせた中で

今回は残念ながら、検討はしたが希望に添えるような形の結論には至

らなかった。







2018/01/05 8:00:00|議会
平塚市議会 12月定例会質問と答弁A
標 題 2.家庭ごみ戸別収集の進捗状況

 
【金子議員】

○家庭ごみ戸別収集は市街地の自治会は大いに期待している。

 過去、本市議会での質問の中でも、答弁では前向きに検討していく

ということでした。

 しかし、戸別収集は進めますという市の姿勢は見えるものの、どの

ようなスケジュール、手順で進めるのか見えていない。

 藤沢市等近隣自治体では実行されている。どのようなスケジュール

で実行するのか質問する。

 テストケースとして、一部自治会に早期導入してみることを改めて

提案する。


 
(環境部長)

 戸別収集の調査研究に関しては、昨年度に平塚市廃棄物対策審議会

に諮問し、「戸別収集の対象とするごみの区分の考え方」と「戸別収

集を導入するための家庭系ごみ量等の条件」について、検討をしてい

る。昨年度は、平塚市が抱えるごみ収集やごみステーション等に関す

る課題の整理、現在戸別収集を実施している自治体の状況把握、ごみ

ステーション収集と戸別収集のメリット・デメリットの整理などを行

い、審議会として、現在のごみ収集体制を最大限活用した可燃ごみの

戸別収集が必要との「中間まとめ」をしてもらった。今年の2月に

は、その内容をもとに、自治会やごみ減量化推進貝会等の、日頃から

ごみの排出や分別等に協力をしてもらっている団体に、「家庭ごみの

戸別収集に関するアンケート調査」を実施した。今年度中には、その

アンケート結果の分析や評価を踏まえ、本市が必要とする戸別収集に

係る調査研究の成果を答申書としてとりまとめてもらう予定となって

いる。なお、審議会では導入にあたり、ごみ量、回収頻度、回収ルー

ト、ごみ組成等の検証に向けた社会実験の必要性など、さまざまな角

度から意見をもらっているので、今後答申を踏まえ、モデル地区を設

定した検証作業などを行っていく。


 
*** 再質問 ***

 
【金子議員】

 家庭ごみの戸別収集の方法、各家庭の前にごみを置くということで

あるが、私も委員として廃棄対策審議会で積極的に進めてきたので内

容はよくわかっている。進めるということはわかっているが、いつま

でどのように進めていくかわかっていなかったので、今年度は廃棄物

対策審議会の中で答申を出す。来年度は廃棄物対策審議会で議論する

に当たっては環境部でこうする、中ではこうしている、ではいつから

どうしていくというようなスケジュールがほしいという質問をしてい

る。スケジュールはどうなっているか。


 
(環境部長)

 今年度は廃棄物対策審議会から答申をもらう。廃棄物対策審議会で

はアンケートの結果を分析したり、活発な議論をしているので、その

中で答申をまとめると思っている。事務局としては答申を踏まえて、

社会実験を行っていくということも廃棄物対策審議会から出ているの

で、どういう条件の下でやっていくのかというものを整理しなくては

いけないと考えている。その整理をしたうえで廃棄物対策審議会に諮

りながら進めていくということであるので、早期に進めていきたいと

考えているが、答申内容によってはどういうものが出てくるのか、こ

こでは断言できないので、それを踏まえてということて考えていきた

い。


 
【金子議員】

 社会実験ということで、どこかの自治会でテストケースで早期導

入、実地検証してほしいというのが自治会側から出ている。社会的実

験をいつするのか。


 
(環境部長)

 ここではまだ、答申を待ってという答えになる。今回アンケートの

中には戸別収集の実施の希望が多い地区というのも把握している。戸

別収集の対象となるごみの区分や導入するための家庭系ごみ量等の条

件の理解がある部分も踏まえて地区の選定を考えていく。その自治会

で、要望という話もあったが、今後戸別収集を進めるに当たってデー

タが取れるような条件の下で社会実験を行う必要があると考えている

ので、来年度事務局でまとめながら進めていきたいと考えている。