金子修一 平塚市議会議員

 
2015/04/10 8:00:00|政策
市政報告「ツインシティ大神区画整理事業の問題点」
 昨年9月、「ツインシティ大神地区区画整理事業の問題点」について市

政報告(写真)として平塚市内広範囲に配布しました。

 内容は以下のようです。


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市 政 報 告
                      2015年3月

                    平塚市 市議会議員

                    金 子 修 一

ツインシティ大神区画整理事業の問題点 bQ


 平塚市議会9月本会議が終了しました。議会では大神地区のツインシ

ティ整備事業(大規模開発)の質問が集中しました。

 この事業はJR新幹線が寒川「倉見」に停車するという前提で、相模川を

挟んだ平塚・大神地区に新しい街を創るという構想です。

 しかし新幹線新駅は15年先に検討するということでまだ決定されてい

ません。  それでも平塚市は大神地区開発の組合準備会(平成21年設

立)を後押しし、平成24年4000万円、25年1億2600万円、

26年4億8713万円(予算処置)の補助金(税金)を投入しました。

総合計画によると27年12億6593万円、28年6億2948万円の

税金が投入予定されています。

 平成25年1億2600万円の補助金(税金)は昨年9月議会直前に突

然提出され、その内容明細を要求したところ数字を塗りつぶした説明資料

(写真)が提出されました。

 「これでは市民に対し説明できない、明確な金額を出すように」
と申し

入れたところ「民間事業だから公開出来ない」と開示しませんでした。

のため私は「内容が不透明であり理解できない」という理由で反対しました。
 この説明資料の写真を見た皆さんはこれで議会審議がされたということ

をどのように感じられますか? 行政の説明責任、議会のチェック機能及

び議会の監視機能が問われませんか?

 先の9月市議会で「この事業の今後の建設費・人件費の高騰により補助

金(税金)は増額になるのか」
という質問に「事業費が増大したら税金で

負担する」という答弁です。
即ち何百億円といわれるこの事業の総額も・

補助金も計算されていません。全く「ずさん」な事業ということです。


 しかし、今年4月にはこの事業を開発する業者に鹿島建設(株)横浜支

店に決定しています。組合準備会の副会長がその会社のOBです。


来、この入札は組合が設立されてから実行されるのに、早々に組合準備会

が平塚市と協力のもと入札が実施されたということは不可解ですし、契約

の中味も不透明です。

 「大神地区は土地開発に慎重・賛成で真っ二つになっています」。私は

この大規模開発の構想は、最初に戻して話し合いするよう議会でも市長

に申し入れていますが、市長はそれを実行する意思がありません。
何が

何でも開発するという考えのようです。

 この区画整理の中味も解らずに同意した地権者には「同意を取り消しで

きる」と議会答弁がありました。不正確な情報で同意した地権者には「取り

消し」の道が開けました。



                金 子 修 一
                平塚市議会議員(4期)
                第49代市議会議長  
                教育民生常任委員会委員
                県立平塚盲学校 学校評議員
                立野町・追分町内会会長  
                平塚八幡宮総代
                市議会[平塚自民クラブ]
                平塚市立野町34-17
                TEL ・ FAX.34-8300


 







2015/04/03 8:00:00|議会
平塚市議会(3月定例会)での質問と答弁 その3
標 題   2市内小学校の宿泊を伴う修学旅行


 小学校の宿泊を伴う修学旅行は平塚市を除いて全県下で実施されて

いる。この問題は平成25年6月議会ご質問してある。


【金子議員】

 本市では現在どのように検討されているのか伺う。

【教育長】

 この件については、平成25年6月議会でご質問をいただき、教育

委員会では翌月の定例校長会にて、6月の議会報告を行った。その

後、小学校校長会は、平塚市の修学旅行の歴史や意義、保護者の負担

や教育課程上の課題など、様々な角度から研究や検討を行い、次のよ

うな見解を示した。「小学校での思い出は泊を伴う修学旅行だけでは

ありません。みんなで頑張った運動会、班ごとにスタンツを考え練習

した林間学校、遠足やお別れ遠足で行った思い出など数えればいくら

でもあります。なぜ泊を伴う修学旅行をしないのかではなく、如何に

有効な教育活動をしていくかが大切な問題です。ご家庭や社会状況な

ども十分に加味して児童の実態にあった指導が、教科や日常の指導と

相まって求められていると考えています。」というものである。

 学習指導要領には、「遠足・集団宿泊的行事には、遠足、修学旅

行、野外活動、集団宿泊活動などが考えられ、小学校段階において

は、自然の中での集団宿泊活動を重点的に推進することが望まれ

る。」と示されているので、市内のすべての小学校では、宿泊を伴う

林間学校等を実施している。したがって宿泊を伴う修学旅行を必ず実

施しなければならないというわけではない。教育委員会としては、今

後も各学校が創意工夫しながら無理のない計画を立て、遠足・集団宿

泊的行事を実施することを可としていく。


(再質問なし)



標 題  3 家庭ごみ収集の民間委託


 平成27年度、ごみ収集運搬事業の予算は1億3848万円で、平

成26年度の1億2682万円より増加している。これは、臨時ゴ

ミ・剪定枝が増加したことによる。以下質問する。


【金子議員】

 本市の一般家庭ごみ運搬収集に従事している職員は何人か。

 その職員の1人当たりの人件費は年間いくらか。

【環境部長】

 平成25年度における家庭ごみの収集運搬に従事する職員数は

145人、その従事職員1人あたりの人件費は、平均で716万円に

なる。


【金子議員】

 収集運搬車両の車検・保険等を含めた総経費はいくらか。また1台

当たりの経費は。

【環境部長】

 平成25年度、ごみ収集運搬車輌の車検・保険等総額は約

8,780万円でありごみ収集運搬車輛65台で除した1台あたり経

費は約135万円となる。


【金子議員】

 現在、収集車には3人が乗車している。なぜ2人乗車にしないの

か。

【環境部長】

 市内に約9、200か所の可燃ステーションがあり、迅速、効率的

な収集の観点から大型車による収集を基本としているが、狭あい道路

等に設置されているステーションは小型車で収集している。乗車定員

は、交通安全と安全作業実施にも最大限配慮し、大型車3名、小型車

2名を配置しているところである。


【金子議員】

 最近5年間の収集車による事故件数は何件か。

【環境部長】

 平成22年度は5件、平成23年度は4件、平成24年度は2件、

平成25年度は7件、平成26年度は5件となっている。


【金子議員】

 以上を踏まえて更に質問する。この収集運搬事業の民間委託は、各

自治体で実施されているところが多くなってきた。本市としてはどの

ように考えているのか。

【環境部長】

 現在、家庭から排出されるペットボトル・プラクルを除く資源再生

物の収集運搬事業を民間委託している。しかしながら今後、定年退職

による職員数減少が見込まれることから、一部直営業務を民間委託化

することも進めていく。


【金子議員】

 また、他市でも導入されている戸別収集の導入はどのように考えて

いるのか。

 本市ではこれらの問題は、平塚市廃棄物対策審議会で市長に2度に

わたり提言されている。市長として、どのように考えているのか。

【環境部長】

 平成26年3月に、「ごみステーションの維持管理」や「老年人口

の増加に伴うごみ出しの困難性」等本市が抱える課題を踏まえ、「戸

別収集の実施に併せて家庭系ごみ袋の有料化を導入すること」の提言

をいただいたところである。一方、平成26年12月から平成27年

1月にかけて実施した改訂一般廃棄物処理基本計画のパブリックコメ

ントにおいては、「戸別収集と有料化をセットにすべきではない」

「戸別収集によりごみの減量意識や資源化率の向上などが改善される

とは考えられない」といった意見もいただいている。

 このように、戸別収集と有料化に関しては、様々な意見があるの

で、今後も引き続き、廃棄物対策審議会において市民ニーズの把握や

具体的な制度内容の調査・研究を進めていただければと考えている。


(再質問なし)


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平塚市議会(3月定例会)での質問と答弁 連載 

.                         おわり


 







2015/03/28 8:00:00|議会
平塚市議会(3月定例}での質問と答弁 その2
【金子議員】

 思い返せば、この事業にあたって非常に不条理なことがたくさん起

きている。市長がそこに土地を買って持っていたとか、去年3月には

もう入札して鹿島建設に出したとか、その準備会の役員の中に鹿島建

設のOBが入っていたとか、また厚木七沢の残上がいつの間にか大神

のそこに捨てられるようになっていたとか、なんだか闇の世界がどん

どん出てくるわけである。それで今になって、相手側が出してくるこ

とだから市は受けなければいけないということは分かるが、その時に

認可するかしないかに市長が権限者である。だからどのように審査し

て認可するのかしないのか、8割達したら認可するというのか、達し

なくても認可するというのか、その辺はお答えできるはずではない

か。

【都市整備部長】

 何割で認可するのかということであるが、先ほど申し上げたように

法定同意率を超えて認可申請があった場合には、それは受理をして、

例えば事業計画書の施行地区であるとか、設計の概要であるとか、資

金計画であるとか、いろいろなところを審査する。仮にその審査をし

た結果、問題がないというか認められるということであれば、それは

認可をしなければいけないということが法に定められていることであ

る。もう一つ申し上げると法律で3分の2以上と決まっているところ

を8割以上でないとダメであるとか、あるいは9割以上でないとダメ

であるとか、市が独自に決めていたらそれは違法であるというのが国

の見解であるので、そういうことから申し上げると、あくまでも法律

上は3分の2を超えて書類上の不備、その他がなければ、それは認

可をしなければいけないということが法律の解釈である。


【金子議員】

 揚げ足を取るようで失礼であるが、ということは組合準備会から認

可申請があったら、もう法定数値を達成しているので認可しますとい

う捉え方でよいか。

【都市整備部長】

 まだ認可されていないので、その辺の判断ができないし、中身の審

査をしたわけではないので、認可をしますということは申し上げられ

ない。あくまでも認可申請があったらそれをまず審査をするというの

が、大前提だというふうに思っている。であるので、認可をするとい

うふうにはっきりと申し上げることはできない。


【金子議員】

 結局こういうことをやっていると時間だけ無駄になってしまう。私

の想像であるが、もうとにかく組合準備会から申請があがったら認可

しますよということで私は理解しておく。それは違うというかもしれ

ないが、今の話を聞くと、どっちがどっちであるかわからないし、後

になって、やはりあの時は部長の答弁はおかしかったなと市民が思う

のか、それとも私が考えていたことが間違っていたと思うのか知らな

いが、ちょっとあまりにも答弁がきれいになっていない。

4番、この事業の数字、220億。平塚市が30億。これは変更なし

という答弁をいただいた。本当にこの事業にいろいろ今、建設費から

何から、人件費なども高騰している中で変更がないという言葉をはっ

きりといわれたが本当に変更はないか。

【都市整備部長】

 今現在積算している事業費に変更はないのかということであるが、

確かに現在建設費であるとか、資機材であるとか、労務単価が上がっ

ていることは確かであるが、元々事業計画を積算する際に少しずつ将

来のこういう状況も、当然リスクがあるものであるので、そういうも

のも踏まえながら積算しているということであるので現時点において

は影響はないということである。


【金子議員】

 現在の所で積算をしているから変更はありません。では将来である

ならば変更はあります。それでは答弁ではない。では、平塚市の負担

額が約30億円と我々議員への説明会の時に資料が出たが、今までの

答弁を聞いていると、反対者は???なんでしょうけども、財政的負

担をしますと、こういうのも全部平塚市の負担額に入るのではない

か。どのように答弁されるのか。

【都市整備部長】

 昨年の議会で申し上げた。現在の平均減歩率が41.6%である

が、その減歩率が何らかの理由で上がった場合に、上がらないように

市として技術的な支援、あるいは財政的な支援をさせていただいて、

減歩率が上がらないようにするという話である。元々昨年の2月の議

員への説明の時に全体の220億円のうち市の支出をして、これは国

庫補助金の裏負担であるとか、市の単独の助成金も含めてであるが約

30億円という説明をさせていただいている。


【金子議員】

 であるから、市の負担金も30億円を超えないということでよいの

かといっている。変更なしということは、これも変更なしで30億円

以下でやるということではないのか。

【都市整備部長】

 将来的には分からないが、今の現時点での事業計画上では、そのよ

うな積算をして30億円をいうことであるので、市の負担としては

30億円である。この事業計画は、先ほども申したように将来のリス

クも考えて積み上げているので、この事業が事業計画上の施行期間で

展開していけば、それは220億円の事業費でこの事業が完成すると

いうふうに見込んでいる。


【金子議員】

 平塚市役所の工事も、100億くらいと言っていたのが、今は

140億近くになっている。ここわずか1・2年の間である。これが

将来を見込んでつけているというが、今急激に建設費とかいろいろな

面でアップしている。これが変更なしということ自体が、将来の予定

も含まれているということ自体、考えがまちがいではないか。

【都市整備部長】

 今は建設費、その他のものが急激に上がったりしているが、この先

それがまた上がるのかとどまるのか下がるのかということは、正直私

にもわからないし、それを判断できるということはなかなか難しいか

と思う。私が申し上げているのは今までの趨勢から事業費が上がるリ

スクはあるということであったので、そういうリスクを解消するため

の事業費の積み上げをさせていただいているので、今のままの状態で

あればこの事業費で事業ができるというふうに見込んでいる。


【金子議員】

 答弁がなっていない。変更なしということで第1回の答弁をした。

では220億とか市の30億の負担額とか国・県の補助金54億円、

保留地処分約136億円、これはどこがこの数字を出してきたのか。

平塚市が、都市整備部が、出したのか、その辺をお聞きする。

【都市整備部長】

 その積算は事業計画書であるので、それは準備会が積算したもので

ある。


【金子議員】

 準備会が積算したものが平塚市の資料として出ている。準備会が積

算したとは書いていない。都市整備部が積算したと書いてあったので

はないか、議会への説明の資料の中では。ということは、平塚市は、

議員に説明した資料が、準備会が書いたそのままを持ってきたという

ことか。今も???の数字に変更がないというのは準備会がいったか

ら変更がないといっているのか。その辺をはっきりしていただきた

い。では議会説明がその時は不適正であったということである。

【都市整備部長】

 この事業は組合施行の土地区画整理事業であるので、市が大神地区

の土地区画整理事業について資金計画を立てたり、事業計画を立てた

りはしていない。あくまでもそれは市の補助金を半分受けて、準備会

が積算をしてそのような計画を立てているものであり、議員さんにお

示しした全体説明会の資料というのは、準備会から提供いただき、取

りまとめをしたものを市が説明したということである。


【金子議員】

 この資料にはそのようなことは書いていない。ではまず確約してほ

しいのは、この平塚市負担額約30億円、これはこれ以上出ないとい

うことでよいか。市長

【都市整備部長】

 これから増えるか減るか分からないというものに対して、では増え

るかもしれないからという示し方は通常はしないと私は思っており、

今考えられる負担額としてはこの30億円ということである。今後に

ついては、いろいろな状況の変化があろうかと思うので、その時に判

断させていただきたいと思う。


【金子議員】

 30億とか、40億になるのか50億になるのか分からない、今現

在が30億であると.こういう答弁で市民が納得するのか。将来いく

らかかるか分からない事業を議会の質問で答弁したからこれでいいの

だと.議員として私は恥ずかしくて市民にこんなことは言えない。今

だからこの数字であると。明日になったら分からない。行政側の答弁

がこんなことでいいのか。市長はどうお考えか。

【都市整備部長】

 将来のことについては本当にまだまだ分からないことがたくさんあ

ると思うが、現時点でしっかりと積み上げた結果がこのようになって

おり、これは仮に将来なんらかの事情、条件の変化等により、増額も

しくは減額する場合には、その時にはきちんと理由等含めて説明をさ

せていただきたいと思う。


【金子議員】

 行政の皆さん、議会で発言する時はどうしたらいいかということを

先の先まで読むのが当然ではないのか。民間会社でこんなことをして

いたら大変なことになる。とにかくこの事業を何がなんでもやりたい

なら、何が何でもやりたいといえばいいではないか。将来は分からな

いというが、皆さん平塚市を背負って立っているのである。そんなこ

とがあっていいのか。市長、あっていいと思うか。先ほどから何も

言っていないので市長の答弁をお願いする。

【都市整備部長】

 こういう事業費の積み上げであるとか、予想というか、そのような

ことでいいのかということであるが、一般的に申し上げると土地区画

整理事業というのは1年2年で出来るものではなく、数年あるいは十

数年かかる事業である。その時には、その時その時のいろいろな社会

経済状況の変化がある。平成になってもいろいろな変化があった。そ

ういうことから、例えば今、220億のものが300億になるかもし

れませんということは、申し上げられないし、そうような積算もでき

ない。であるので、あくまでも今はこのようにしているが、将来的に

は、もし仮に変動があった場合にはきちんと説明をさせていただきた

いということしか、今の時点で言いようがないということである。決

して将来がどうなるのか分からないから適当にやっているということ

ではない。それと事業費があがらないような工夫として、準備会の中

では保留地の処分がなかなかできなくて長期化してしまうということ

がないように、処分先をすでに予定地として確保されているというこ

とであるとか、あるいは工事費の圧縮について、今検討を進められた

りしており、そういったことからも今後も事業費があがらないような

努力を準備会もそうであるが、市もしていきたいと思う。


【金子議員】

 教育委員会と環境部の質問はカットして、全部ここに使う。国会議

員の事務所で市長が地主の会と会った。会ったその結果は地主の会に

報告したのか。

【都市整備部長】

 会った後に、どのような内容であったのかということは報告を受け

ている。


【金子議員】

 市長に答弁を求めている。都市整備部長が全部市長に成り代わって

いるのなら成り代わっているといって、全部責任を私が持ちますとい

えばいいではないか。これは市長に聞いている。市長が会ったので

しょう。私が市長室で会うようにと段取りした時は、断られて、国会

議員の事務所であれば会うのか。市長はどのように考えているのか、

答弁を求める。

【市長】

 議員の方からお話があったが、議員はやはり公平なチェック機能を

もって市政を評価いただかなければいけない立場の方であり、一部の

議員さんが立ち会うだけのそういうお話の中に一緒に加わっていくと

いうのは、私はどうかと思ったのでお断りをさせていただいた。公平

性が保てないと判断した。


【金子議員】

 公平性が保てないということであるならば、国会議員の事務所であ

るならば保たれるのか。それであれば議員の立ち合いは断るといえば

いいのではないか。

【都市整備部長】

 去年もそのようなお話をいただいた。市として判断したのは一部の

議員さんと地主の会とお会いするということではなくて、それぞれ各

会派の代表者とか皆さんが一緒にお会いできるように公平なご意見を

いただきたいという立場でそのような判断をさせていただいたという

ことである。




.                           つづく

 







2015/03/22 8:00:00|議会
平塚市議会(3月定例会)での質問と答弁 その1
      平塚市役所2期工事(立体駐車場等になります)


 平塚市議会が3月17日に閉会となり4年間の議会質問も最後となりま

した。

 3月5日、私の質問と答弁を掲載させていただきます。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


 ないないと言われていた平塚市長選挙も市長のほかに立候補者が出るよ

うである。4月26日には市長及び我々議員も選挙により、この4年間の

活動が市民から判断されることだろう。それでは質問を開始する。



標 題  1 ツインシティ大神地区上地区画整理事業



【金子議員】

 この問題は今議会でも数多く取り上げられている、関心の高い問題と

なっている。これより質問する。


【金子議員】

 大神地区の大規模開発と言うべきツインシティ整備事業地内の、権利者

及び面積の現在の同意率は何%か。

【都市整備部長】

 3月2日現在での地権者の同意率は、人数では地権者353人のうち

261人の同意で、同意率約73.9%である。面積では約58ヘクタール

のうち約39.3ヘクタールの同意で、同意率は約67.6%である。


【金子議員】

 この同意率、即ち権利者、面積が3分の2以上を超えて、本市に組合認

可申請があった場合、これを承認するのか。

【都市整備部長】

 組合設立の認可申請をするための土地区画整理法による3分の2の同意

には達しているが、組合設立認可後の円滑な事業推進が図られるよう、こ

れまでどおり、8割から9割の同意を目指し、準備会と神奈川県と一体と

なって取り組んでいきたいと考えている。なお、第6回線引き見直しで設

定した保留区域については、第7回線引き見直しの都市計画手続きを開始

するまでに編入することが必要であるので、遅滞することがないよう、手

続きを進めていきたいと考えている。


【金子議員】

 組合設立後、開発予定地内の一団の土地の中、例えば相模小学校、イオ

ンモール等の中に反対者がいると予想される場合、行政及び組合設立準備

会はどのように対応するのか。また、この開発に慎重な人達が行政裁判及

び民事裁判を提訴した場合は、この事業が長期化するおそれがある。どの

ような判断をしているのか。

【都市整備部長】

 組合設立後は、事業に反対している方のご意見もお聴きしながら、土地

活用や、換地の位置及び面積、移転の時期や損失補償費等について、個人

個人の具体的な内容を提示し、交渉が進められていくものと考えている。

本市や神奈川県においては、組合に対して技術的・財政的支援を行ってい

く。また、裁判による事業長期化については、組合員にとって事業停滞に

よる不利益が生じるおそれがあることから、しっかりと話し合いが重ねら

れることが必要であると考えている。


【金子議員】

 平成26年2月6日の、「ツインシティ整備計画に関する議員全体学習

会」の資料の中、この事業の支出として整備費約97億円を含め約220

億円、収入として平塚市負担額約30億円、国・県の補助金約54億円、

保留地処分約136億円、収入合計220億円となっている。現在もこの

数字でよいのか。事業費の高騰等による収支に変更はあるのか。変更があ

る場合は数字で説明していただきたい。

【都市整備部長】

 現時点では、議員全体学習会の時にお示しした事業費とその内訳に変更

はない。


【金子議員】

 2月中旬、国会議員事務所にて、「市長」と「大神を考える地主の会」

の役員で話し合いを持ったと聞いている。このときの「地主の会」からの

提案を、市長はどのように受け止めているのか。この答弁は、特に市長に

お願いしたい。

【都市整備部長】

 地主の会からは、「行政施行への切り替え」など様々なご意見をいただ

いたが、平成24年5月に全地権者の3分の2以上の署名をもって、本市に

技術的援助申請が提出され、これらのことが地元の意思と捉え、準備会を

助成対象として認定した。さらに、組合施行を前提とした現在の事業計画

案等に対し、組合設立認可申請の法的要件を満たす地権者の同意をいた

だいていることから、これを大きな民意と捉えて、地主の会からいただいた

ご意見に対して現時点で判断することは大変難しいものと考えている。


  * * * * * (ここから再質問) * * * * * 


【金子議員】

 まず、ツインシティ大神地区土地区画整理事業について。聞いていた

が、非常に大雑把で雑駁な答弁で、これが答弁であるのかなという気持ち

である。改めて細かく質問する。1番の同意率は先般も答弁していたの

で、これはこのとおりだと思うが、2番であるが、この同意率は3分の2

を超えているということてあるから、法定の同意率は超えているので、組

合準備会が本市に対して組合の設立申請を持ってきた場合は、これは承認

するということが考えられるが、今までの過去の議会答弁を聞いている

と、先ほども言っていたが、80〜90%ないと非常に開発が難しいとい

うことで、この辺は皆さん方も認識しているのかなと思う。では80〜

90%をいつ、この前までの答弁では7月いっぱいまでに県の方に届け

ないとまずいよということで、これができるのかどうか、まず伺う。

【都市整備部長】

 同意率が今現在面積で3分の2を超えたところであり、目標の8割・9

割に達することができるのかということであるが、達することができるか

どうかということよりも、達するように準備会と県と平塚市と三者が一体

となって、今後とも努力を続けていくということである。


【金子議員】

 そういう答弁がちょっとおかしい。県と平塚市と準備会が、努力する努

力するといつも聞いている。丁寧な説明をしますと。これは議会でこのよ

うに聞いていると、なるほどやっているのかなと思うが、では努力します

とはどういう努力をしたら、これが7月までに達するのか伺う。

【都市整備部長】

 どのような努力をしたら、8割・9割の目標に達するのかということで

あるが、具体的な取り組みとしては、それぞれ準備会では、これまでまだ

未同意の方に対して、どういうところで同意ができないのかということを

分析して、それぞれの課題に対応したお答えを出しながら、説明をしなが

ら、―軒一軒歩いているということである。また全体としては、ニュース

を出していろいろな情報を提供しているということもあるし、あるいは説

明会を開催するというような、いろいろなツールを使って、同意率を高め

るようなことをしているということである。


【金子議員】

 今答弁しているのは、ツールを使って、これがいつ頃までに達成できる

のか。この後に閲覧とかそういうことがあると、ここ2・3ヶ月の間に準

備会が持ってこれなかったら、7月末には達成できないのではないか。そ

の辺がどういうプロセスになっているのか。

【都市整備部長】

 そのとおりであり、第7回線引きの手続きが始まる前にその辺の手続き

が終わることが必要ということであるので、初夏から逆算すると、その基

準日というのが、例えば縦覧であると2週間必要であるとか、あるいは意

見書の提出にはさらにそれから2週間必要、そのあとに市の都市計画審議

会、県の都市計画審議会ということがあるので、それら諸々のことを考え

ると、それが間に合うような時期に8割〜9割の同意になるようにしてい

きたいと思うし、その段階で認可申請をしていただくということが一番求

められていると思う。


【金子議員】

 そういう手順がはっきりしない、相手があることであるからはっきりし

ないということは、一つとした理屈として成り立つが、手順も不透明で、

ただやります、やりますと。こういうことであると我々議会というか、私

は非常に不可思議でしょうがないと思う。これは次の3番にも連動してく

るが、先ほどさらっと流したが、一団の土地、要するに大きく開発する予

定地、大きくというのはここに書いているように相模小学校とかイオン

モールとか、そういう中に反対の人がいて、いろいろな件で裁判とかいろ

いろ書いておいたが、そうなったときはどうするのか。実行できるのか。

【都市整備部長】

 一団の大きな土地の開発というか、土地利用として相模小学校であると

か、イオンモール、その他、進出企業の予定地がある。これは個々の換地

でそれぞれの地権者が土地活用するということではなくて、あくまでも皆

さんが共同で一緒に土地活用する。そこには売られる方もいるし、貸され

る方もいるし、自分で使われる方もいると思うが、その中に反対される方

がいた場合に事業が進まないのではないかということであるが、それはも

ちろんその通りである。個々に使う分には、その他の所の区画道路等整備

を先行していけばいいが、一団の土地の造成となると、中に点在して反対

者がいるとなかなか工事にとりかかれないというところがある。そのよう

なことから先ほど、ご答弁をさせていただいたが、現在は準備会の段階で

あるので、個々の土地利用の細かい部分についてのご提示はなかなかでき

ないところがあるが、これが仮に組合が設立された後というお話であった

ので、そのような反対される方がいらっしやったら、個々の土地のそれぞ

れの換地の位置、それから減歩率、面積、その他移転の時期であるとか、

あるいは損失の補償、移転が必要であれば移転の補償費等を積み上げて、

それで具体的な案として提示をさせていただき、交渉を重ねていくという

ことになろうかと思う。したがって、引き続きその辺については強引に進

めるということではなく、丁寧な説明を個々にさせていただき、ご理解を

いただき、事業を進めていくということである。


【金子議員】

 またここで丁寧な説明をするという言葉が出たが、丁寧な説明をしてい

ないから、慎重な人たちがいろいろと意見をいっているのではないか。

今、部長が答弁されるごとに、確かに論理的にはあっているが、実効性が

伴わないということをいっている。7月の末ぐらいに丁寧な説明で今まで

やってきたのでしょう、2年間だか3年間かけて。それなのにこんな状態

であるので、今言ったような言葉ではなくて、どういうふうにしてきちっ

とできるかということをお聞かせいただきたい。

【都市整備部長】

 具体的にどのようなことをということであるが、繰り返しの答弁になっ

て申し訳ないが、これは本当に誠心誠意をもって、準備会も県も市もきち

んと説明をさせていただいて、本当に本心からご理解をいただくように努

力をしなければいけないと思っているので、その取り組みをさらに進めて

いくということである。


【金子議員】

 この問題が2年か3年前に持ち上がったときには同意率が90%をと

か95%、ベストでいえば100‰にしたら、これが成功すると議会答

弁していたでしょう。それがどんどん下がって今は80〜90%。尚且

つ、これはもうすぐ先が見えている。それで丁寧な説明とか、いろいろ話

し合いするとか、話し合いするのはいいが、これからまた質問するが、本

当に話し合いが進んでいるのかどうかということを、後で市長にも聞く

が、部長の中では順調だよというふうに思っているのかどうか、再度伺

う。

【都市整備部長】

 まだ、未同意の方に対する話し合いが順調に進んでいるのかということ

であるが、決して順調ではないと思う。順調であればもう少し同意率が高

まっているのかなと思うが、アポを取つてもなかなかお会いしていただけ

ない方もおり、そういう方には粘り強く交渉を重ねていくということをし

たいと思う。


【金子議員】

 部長の今言った意思、考え方、これは立派だと思う。しかし、ここま

で大詰めまで来て、尚且つ80%まで達しないということになってくる

と、これは大変な難事業ということになるのではないか。そうすると本当

に80%を超えたら、これは認可するのか、超えなくても間際になったら

認可してしまうというのか、ここではっきりしていただきたいと思う。

認可する権限者は市長であるから、市長に答弁をお願いする。

【都市整備部長】

 8割を超えたら認可するのか、8割を超えなくても認可するのかという

ことであるが、仮に8割に満たない状態で準備会というか、7人以上の代

表の方が申請をしてこられたら、それは私どもとしては不受理にするとい

うことはできないので、受理をして必要な審査をするということになる。

審査をした結果、それが認可されるかどうかということは、その審査の時

に判断することであるので、まずは受理をして審査をするということにな

る。



.                           つづく

 







2015/03/17 8:00:00|議員
事務所開設のお知らせ
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事務所開設のお知らせ

          平塚市会議員 金子 修一


 全国に桜の便りが届く頃になりました。

 上記の場所に 金子 修一 の事務所を3月22日より開設します。

 お近くにお寄りの節はぜひお訪ねください。




             記

                 
   住 所:平塚市明石町24−33
         藤和シティーコープ湘南平塚101−A

   電 話:0463−74− 4544