「春」がつく音楽・・・・というと グリーグの「最後の春」(過ぎし春)
音楽コースのある高校で仕事をしていた時に 初めて知った。 もとは歌曲として書かれた曲を 「二つの悲しい旋律」として 弦楽アンサンブルにしたものだ。 二つの悲しい旋律、「傷ついた心」、と「最後の春」
タイトルにも惹かれた 旋律にはもっと惹かれた その旋律を演奏する演奏者の表現にもっと惹かれて もう 聴きっぱなしぐらいに聴いていた
この曲は文学的な世界も持っているように感じた ただ、音楽が感情に働きかける力は もっと凄かった。 タイトルから思い図るレベルを超え 自分の経験を越え 「こういう感情が在るのだよ」・・・・・と 深い深い世界を暗示された
こんな悲しい春があることを こんな悲しい春がこの先あるだろうことを 訴えかけるように いや 淡々とだったかもしれない・・・が 心が揺さぶられた
美しい旋律は 春の刹那的な喜びや 根源的な悲しさを秘めた 生き物たちの誕生 息づく万物のエネルギーも 永久不滅ではないものの 精一杯の謳歌が「春」だと・・・・
作曲者はグリーグ 自然をこよなく愛し 小さな蛙の蛙の置物や子豚のぬいぐるみを大切にしていて 演奏会の時は あがらないように、 ポケットにしのばせた蛙を ギュットにぎりしめてた・・・そうだ
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