本当に久々にステージでの演奏でした。 とても幸せなひと時、 スタッフの方々に会えたのも、嬉しく 演奏を聴いて頂けたことはもっと嬉しく 波多野先生の伴奏をさせて頂けたことは この上ない光栄でした。
オペラからの選曲で、蝶々夫人のアリアは 練習とは、違った次元での緊張感の下 ステージならではの、波多野先生の素晴らしい演奏に、 ひたすら感動しながら、伴奏を弾かせていただきました。
その後、最後のプログラム、トスティの夢で 奇跡(ちょっとおおげさですが・・・)が起こった事 皆さん、気付かれましたか?
波多野先生は、練習ではありえなかった、 ピアニッシモで演奏をはじめたのです。 それは・・・また、素晴らしい音色で 波多野先生が魂ごと、曲の中に入っているように感じ あまりの押さえた音量にびっくりしましたが、 感動もしました。
そして、終始、その細い糸を揺らすような 音量の中で、客席を曳きこみ トスティの「夢」をオカリーナで歌い続けていました。 それは、 トスティの「夢」という曲が みごと、蝶々さんの儚い夢に結び付いた瞬間でもありました。 しかも、儚い夢は、やがて 美しく、昇華され、 穏やかに、安らかに、聴こえてきました。 私は、分散和音の伴奏を弾きながら 音量で波多野先生の演奏を邪魔しないように 蝶々さんが悲しみを越えて 生きる力をみつけられるように・・・ 祈るような気持ちになっていると思いました。
そして、演奏が終わった時 会場の皆さんも、静かにゆったりされていたので とても落ち着いた幸せな気持ちになりました
あまりに、音を抑えたので もし母が聴いていたら 「音が小さすぎて、何も聴こえなかった」 というかもしれなかった事に、今、気が付きました。 どうしよう・・・
色々な方がたに感謝の気持ちで一杯です ありがとうございました
写真は楽屋からの今日の空、お花ありがとうございました。 |