ついに エスタビエン・コンサートが第15回を迎えます
ブエナビスタ・ソシアルクラブに憧れて スペイン語のタイトルをつけて スタートしたあの日を思い出します
チェチリア工房は、県立高校定年退職後、実家の前庭の畑だった土地に音楽室をつくったところから始まります 父は退職後、ここで畑をやって、私と妹の姉妹や孫たちにジャガイモや玉ねぎ、小菊やマリーゴールド そのほかいろいろな作物をくれました わたしの家族では、父をオーシャン、母をチャンと呼んでいました 父の誕生日は8月3日、第1回エスタビエン・コンサートは2016年8月3日、亡き父からもらった土地の音楽室で開催するコンサートです。畑だった所に流れる音楽は農作物ではないけれど、父の作ったものに他ならない・・・なぜなら、農作物の前に父がつくったのは私だから! 父と母が造る野菜や花は、父母がつくった私や妹と兄弟みたいなものです。畑だったところに世界各地の様々な音楽が流れる・・・・ジャガイモやトマトが育つように、自然の力で流れ着いた人々がここで音楽をする。そんなコンサートができないかしら・・・・と思ったら、 やりたい人がわたしの他にもいて、第1回コンサートの運びとなりました。
父の誕生日を記念して8月3日のコンサートはオーシャン・ステージとしました。 海をこえて広がる世界に思いを馳せ、ブエナビスタ・ソシアルクラブのように、音楽を人生とする人たちの自由な表現の場 ・・・なんて、ステキな事が実現できたんだろう、と自画自賛 でも、実際はわたしが考えた以上にステキな場になりました。 見渡してみると、こんなコンサートはどこにもない・・・でも 誰もがどんなコンサートだろうとお構いなく自由。コンサートの本番の日だけではなく、皆、其々の日常を自由にすごし、6か月に一度、ここに集まり、を繰り返してもう15回になる・・・継続の力で、皆さん凄い成長ぶりです。わたしも本当に色々勉強させて頂きましたし、10年位出来れば・・・・と考えていた10年があっという間に経ち、それほど、くたびれずに、いや、前より元気になって今日があります。
第15回に向けて、少しだけ、1番最初のいきさつをお伝えしましたが、これからも、エスタビエンは続きます。エスタビエンはスペイン語で「イイネ!」の意 ますます、音楽と共に、いい人生を、更新してゆきましょうね
エスタビエン・コンサートの人たちは、とどまることを知らない。どこまでも新しく、楽しく、頼もしく、面白い!
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