チェチリア工房

ここは、工房という名の音楽室です。音楽は目に見えませんが、必ず何かを創造しています。天井が高く素晴らしい音響が自慢のスペースです。レッスンやコンサート その他、創作活動の発表にご利用ください。
 
2022/01/25 1:05:18|楽曲解説
カッチーニ アヴェマリア
ジュリオ・カッチーニ (画像)
(生年1545~1551頃 没年1618)
バロック音楽初期の作曲家
メディチ家の歌手 声域はテノール
自分自身でヴィオールの伴奏をつけることが出来た
人文学者・考古学者・作家・音楽家たちの活動に加わった

歌手・教師・作曲家として活躍した
教え子には、カストラートのジョヴァンニ・グアルベルト・マリもいた。

宗教音楽の作曲や演奏も行っていた

カッチーニのアヴェマリアとして知られている曲は
実際はウラディミール・ヴァヴィロフ(1925~73)ソ連の作曲。彼は作曲者不明と言う形で楽曲を発表していた。
アヴェマリアの録音や楽譜は1990年代まで知られていなかった。ヴァヴィロフの没後10年を経て、イネッサ・ガランテのデビュー盤としてCD録音されたものに、作曲者D・カッチーニとして表記され、ジュリオ・カッチーニの作品として広まった。

初期の録音にはスラヴァのものがあり、20世紀末にレスリー・ギャレットやスラヴァの演奏で人気が高まり、一気に知名度があがった。

カッチーニのアベマリアはエスタビエンでは2人の方が演奏します。ソプラノ独唱とフルート・ソロです。





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