3月4日 大野台の木漏れ日コンサートで 波多野杜邦さんのオカリーナの伴奏を弾かせて頂く。 何回か練習を重ね 今日強く思ったことがある。
自分が演奏する曲に対するイメージ造りについて・・・・ 音楽表現の1つの要素として、音色がある。 その音色をイメージと違わずに出したい わたしにはとても難しい
目指しながら練習しているが めればやるほど、イメージがぼやけて 自分でもわからなくなる。 言葉に置き換えたり、いろいろなエクササイズはするが・・・・
それが、波多野さんは実に明確に使い分けをする 今回はヴィヴァルディからバッハ、 モーツアルト、サンサーンス、トスティ、モントゥ 映画音楽、日本の歌曲、波多野氏のオリジナル曲 等々 それを、それぞれの音色、イメージで奏でてくる。
楽器を持ち帰る・・・・だけの話ではない。
波多野さんは美術の人で 視覚芸術の分野でも大活躍されている。 視覚の世界を極めた人には 普通のひとには見えないものも見えるのだろうか? まるで音を見えるもののように 明確に使い分けている。
見えない音の世界を把握するのに 言葉や見えるものへの置き換えをするとして 見えているものをちゃんと見る琴ができている人は 置き換えも的確だろうと思う
波多野さんは音が見えているように表現を使い分ける。 カナリヤ カッコー 白鳥 からす 五色ひわ いそしぎ 鳥 次々と鳥の曲を吹きながら その鳥の姿をはっきりと想像させてくれる
もし許されるのであれば、この様々な鳥の姿を チェチリアでも 皆さまに聴いていただける機会を作りたいと思う。 |