「認知症になってもだいじょうぶ」〜認知症の理解と対応〜
6月1日、全国年金者組合平塚支部大磯・二宮分会で3回目の「介護保険学習と懇談の集い」を開きました。
「ろうろう介護」とか「にんにん介護」ともいわれている昨今の介護事情や考え方を今回は二宮町の地域包括支援センター「つばき」の職員が「地域包括支援センターの支援や相談の内容」と「認知症について」のお話しをパワーポイントを使って説明してくれました。
二宮町でも高齢化率が26.5%(2009年度)と進んでいて2015年には高齢者が二人に一人になるそうです。
講座では「加齢による物忘れと認知症の記憶障害との違い」「認知症はどんな病気、中核症状と周辺症状」そして「認知症の予防や脳が生き生きする生活の送り方」等を学びました。
年金組合平塚支部の古田委員長もかけつけてくれ講座のお話のあとは参加者の具体的な疑問や事例の相談の時間を持ちました。
今回も参加者が(あまり宣伝してなくて)14名と少なかったのですがいいお話・いい懇談の会でした。
貧困と格差が拡大し弱者や高齢者が住みずらい世の中になって来ていますが地域の介護力をどう作って行くか、安心して支援が受けられ生活していける制度の充実が求められていると改めて思いました。