平塚ゴミ焼却炉で環境基準値1.3倍ものダイオキシンが検出
平塚市大神のごみ焼却炉場「市環境事業センター」の排出ガスから国の基準値を超えるダイオキシンが検出されたため焼却炉の運転が全面的に停止されたと3月13日付け朝日新聞、神奈川新聞、読売新聞などで報じられています。
2月6日に行った1号炉の排出ガスの検査で1立法メートル当たり1ナノグラムとされる国の排出基準値を超す1.3ナノグラムが検出され県から改善指示が出されました。
10日から1号炉、11日から安全面を優先して測定結果待ちの3号炉も止めた。2号炉は定期整備中で停めていたため全炉が停まる事となった。
1日200トンのごみは近隣の自治体に依頼する予定だそうですがまだ搬出先が決まっていない。茅ヶ崎市の場合はトン2万円で焼却灰を引き取らなければならない。
平均1日200トン のゴミ処理費は膨大なものとなります。
また「人体に影響を及ぼすレベルでは無い。」としていますが本当に今まで出ていなかったのだろか?
ダイオキシンの検査方法が連続測定で無く年に4回だけの測定でその時のだけの数値であり、いい数値が出るように燃やすものを調整しての焼却や何度でも測定し低い数値を取れるやり方が出来る事を考えると疑問に思います。
私は田村に20年以上住んでいましたがその頃は環境問題に関心がありませんでした。どんな最新の焼却炉でも害の無い焼却炉は無いと思いますが、広域化新ゴミ焼却炉の問題にしても地元の関心が低いと思います。「住民のレベルが環境行政を決める」といっても過言では無いと思います。