椎間板ヘルニアの手術をしてからのテラは、日中はコルセットを付けてすごしています。
夜寝る前に外して、朝起きると付けているので、1日のうち数時間は外しているけど、動いている日中はずーっと付けっぱなし。
擦れるとか、当たるといった不具合が無いので、付けっぱなしでいられます。
さすが、オーダーメイド。
という訳で、夜、寝る前にコルセットを外してから寝るまでの僅かな時間、裸で普通に部屋の中を歩いたりして過ごしているのですが、最近その歩きっぷりが少々不安定に感じていました。
コルセットという支えが無いせいなのか、後足がフラ〜ッと横に倒れそうになるのです。
本当に倒れたりはしないのだけど、フラ〜フラ〜、ユラ〜ユラ〜と。
立っているだけなのに腰が左右に揺れるのです。
揺れた腰で歩くから、後足が交差して千鳥足状態。
面白がっている場合じゃないけど、ちょっと笑っちゃう、酔っ払い歩き。
コルセットをしている時は、随分しっかり歩けるようになって来ているので、「コルセットって、そんなに必要な物なのね。」と思う反面、「そんなにコルセットに頼っていて良いのか?」と疑問を感じていました。
そこで、そんな少々不安定な裸でのテラの歩きっぷりを、先日病院へ行った時、診てもらいました。
まず診察室でコルセットを外して、それから歩かせるために診察室より広い裏の処置室へ連れて行こうとしたのですが、それがもう大変!
裏には入院設備もあるので、それを知っているテラはまた入院させられては大変!と思ったようで、抵抗しまくり。
それでもなんとかやっと連れて行ったのに、あっという間に帰って来ちゃった!
それもかなりの早歩きで。
その歩きっぷりは、腰が揺れることも無く、しっかりとした歩きだったので、獣医さんには問題なく見えたみたい。
置いていかれちゃあ、たまらないからね。
そりゃあテラは、もう必死。
ということは、その気になればちゃんと歩けるという事か。
そんな訳で、その日は獣医さんにテラの歩きっぷりを確認してもらえなかったけど、後足がクロスしてしまうというタイプはいると言っていました。
そしてコルセットをしている部分はやはり筋肉が落ちやすいという話もありました。
そこで、「裸でのリハビリを始めても良いでしょう。」ということになりました。
「いつものコルセットを付けたリハビリの後、1回5分程度から始めましょう。」ということです。
はあ〜…ちょっと溜息。
リハビリが5分増えることは大して問題ではないけど、コルセットの脱ぎ着が…
テラはコルセットが好きではないので、少々抵抗するのです。コルセット着るの。
それでも着なきゃいけないと思っているのか最後は観念して着てくれるのですけどね。
嫌なのが分かっているのに、毎日無理やり着せるのがなんとなく気持ち的に重いのよね。
今までは朝1回着せちゃえば夜までそのままで良かったのに…2度増えるのかー。
裸の方がそりゃあいいよね。まあでもやっていますよ。
重い気持ちと、テラの抵抗と戦いながら、コルセットの装着。
コルセット付きでリハビリして、
コルセット外してリハビリして、
そしてコルセットを着せる。
…ということを朝夕、1日2回。
でもね、実は病院から帰ってから、歩きの調子が良くなっていたのです。
どうやらなんとなく数日間体調がすぐれなかったから、腰が揺れる歩きになっていたみたい。
血便が出る程ではないけど、なんとなくお腹の調子が悪かったみたい。
丁度、病院へ行ったタイミングで体調が戻ったようで、あれからそれ程ひどく揺れて歩くことが無くなりました。
(ちょっとは揺れているけど…)
でも折角、裸で歩く許可が出たから、コルセット無しのリハビリも頑張っております。
ところで、リハビリのメニューが増えるのって、進歩なのか?
きっと進歩だ。
進歩だよ。きっと。うん。