本日もご訪問、有難うございます
去年の３月から休職中の会社に１年ぶりに挨拶に行ってきました
本社は東京の神田
１年前、乳がんで、しかも肝臓に転移があると分って
これから、どうなってしまうのか・・・・というよりもう
あと何年、生きられるのか？１年後はあるのか？
来年の桜は見れるか、そんな不安と恐怖で心が折れそうな状況で
会社に報告と同時に傷病手当の手続きをしに行ったのが３月５日
「ゆっくり治療に専念して、復活するのを待ってるいるから、頑張って」と
優しい言葉を掛けて頂いて
「頑張ります！絶対戻ってきます！」って笑顔で言って会社を後にして
帰りの電車に乗った
夕方のラッシュだったから、中はサラリーマンとOLが大半
私以外はみんな勢いがあって
あの空間は辛かったな
もう、この世界から完全にはずれてしまったことをいやと言う程感じてしまったから
こみ上げる涙をごまかそうとつり革につかまって外の景色を見ても
流れる高層ビルの夜景は益々自分の儚さを知り、追い込まれた（なんか、小説みたいじゃん）
涙は完全にこぼれ落ち、隠せなかった、もう人に見られようが関係ないと思った
前置きが長くなっちゃったわね
昨日、会社の方達（社長も上司も全員女性）に今の体調と状況（３１日MRIの結果待ち）
これから、自分がしたいと思う治療（治療期間が連続１ヶ月くらいかかり、治療費が高額なこと）のこと
治療費のために少しでも働きたいこと
休職する前には店長という役職をもらって、さあこれからって時に病気になって
何にも役に立っていない私
完治が無いと言われる私、
復帰したとしても迷惑をかけることも
すべて正直に話した
会社側はすべてを受け入れてくれた
体の様子を見ながらいつからでも復帰OK
復帰後、治療のために１ヶ月連続のお休みもOK
傷病手当（社会保険）は終わっちゃうけど、何年後に復帰して貰ってもOK
と言って貰え、どうしてこんなに良くしてもらえるのか不思議だった
そしたら社長が
「アンさんはお店の利益のために何が出来るか、一生懸命考え行動してくれた
自分がやってきたこと、自信をもってください、
会社は利益を出す人材を必要としている
能力があるからいってるんです」と言ってくれた
うっそ～
ヘッポコピーな店員を？
そこまで褒めてくれるなんて（涙）感激です
なんて、自分はラッキーなんだ！って思え
帰りの電車は去年とはまるで間逆になった
夜、主人と娘（先日から家に泊まって、バイトを探し、今日お菓子やさんのバイトが決まった）に報告
私の失敗の数々を知っている主人は驚きながら、とても喜んでくれ
娘はそんなことを会社に言って貰えるなんてすごい！いいな～と言っていた
４月からやっと働くことになった娘のエールになるといいな
明日も良い日になりますように
」っていう歌が浮かんで
