本日もご訪問有難うございます。
昨日、PET CTの検査行って来ました。
3ヶ月ぶりで2回目。
これで癌の状態が良くなっているのか、悪くなっているのかはっきりする、と思うと緊張する。
でも検査自体は2度目、やることは分かってる。
ロッカーで着替え、静脈注射をして50分水分を取りながら安静にして
排尿をしてPETカメラの下で20分程度に寝ているだけだ。
安静する部屋は個室、静かな音楽がかかっている。
なんか宇宙的な癒しの音
このBGMって葬祭場でも良く流れてないか?エステやアロマテラピーならいいけど病院は止めて貰いたいな・・・・
そして個室の電話が鳴って呼ばれた。検査室の扉が開く音、それと同時に中からゴーっと大きな音が その中に入って行く、
なんか、これって火葬場の扉が開く時の音に似てる・・・ゲッ やだな
そんな事を思いながら検査台に横たわって始まった。
機械が頭をすっぽり覆ったとき、思った。
この最先端の機械の放射線中には、霊とかタタリとか、あの世の世界も入り込めないんじゃないかな・・・じゃあ、ここは聖域、私だけの世界、なぜか、そう感じた。
そして念じた。癌が小さくなってる・・・なれ・・消えろと
そしたら急に私の目から溢れた涙
えっ 嘘でしょ? 何で泣くの? やばい、完全こめかみに流れた
もちろん腕は固定されてるから拭うことはできない。
もうすぐ、検査が終えたら技師さんにばれる。
自分を自分でなだめる。何だか分かんないけど大丈夫だから大丈夫、良し、良しと
その言葉がまずかった。涙が止まらなくなった。しかも
声が出る程、泣けてきた。ちょうど、その時、検査が終えた。
若い女性の技師さんが、大丈夫ですかーと声をかけてくれた。
すいません、急に泣けてきちゃって、といっては恥ずかしくてそそくさに検査室を出た。
でもあの時、もし、背中を撫でられ大丈夫ですかと言われたら・・・
たぶん、しばらく検査室を出られなくなるほど泣いてしまったに違いない。
何故か、あの時、完全に泣くスイッチが オンされてた。
今日も1日良い日でありますように