民主党の目玉政策?なのかどうか判らないけど、あまり評判が宜しくないこども手当て・・・。しかし発表当時は、こどものいらっしゃるご家庭はガッツポーズしていたと思うけど、その財源問題や使用使途で本当に正しいのかと言う議論が湧き出ました。 平成22年度は地方負担6,100億円を求められ、平塚市も4億9000万円を準備しました。 原口前総務大臣は、23年度は地方に負担を求めないと何度も答弁されていましたが、政府は来年度以降も地方負担を求める考え方を示しています。平塚市も23年度約6億円の予算を立てています。
私たちは、この件に関して「子ども手当て財源の地方負担に反対する意見書」を提出するため、各会派に理解を求めてきました。
以下、全文を載せておきます。
子ども手当財源の地方負担に反対する意見書(案)
政府は平成22年度予算から導入した子ども手当について、全額国庫負担で実施するとの方針を繰り返し表明してきたが、22年度予算では「暫定措置」として地方負担約6100億円が盛り込まれた。 本来、全額国庫負担が原則だった子ども手当について、前総務大臣は国会答弁等で、地方負担を23年度以降は継続しないことを明確にしていたにもかかわらず、政府は来年度以降も地方負担を求める考えを示している。 子育て支援施策は、地域の実情に応じ地方自治体が創意工夫を発揮できる分野を地方が担当すべきであり、子ども手当のような全国一律の現金給付については国が担当し、全額を負担すべきである。 こうした内容について地方との十分な協議もないままに、平成23度予算でも地方負担を継続されることに強く反対する。 国および政府は、この制度を存続させるのであれば、現行の地方負担を廃止し、全額国庫負担で行うよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
平成22年12月 日 衆議院議長 横 路 孝 弘 殿 参議院議長 西 岡 武 夫 殿 内閣総理大臣 菅 直 人 殿 総務大臣 片 山 善 博 殿 財務大臣 野 田 佳 彦 殿 国家戦略担当大臣 玄 葉 光一郎 殿 内閣官房長官 仙 谷 由 人 殿 神奈川県平塚市議会 議長 金 子 修 一
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