手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2010/01/18 17:17:00|丹沢の山歩き記録
弁天尾根から辺室林道 2010/1/16
きれいな星空のなか、自宅から伊勢原駅まで歩き、日向薬師へはバスで。日向山から弁天尾根、不動尻を通って雪の三峰山、そして辺室林道を。単独の今日は、日頃気になっていたところへ行く。目的はこれである。
1.日向山から弁天御髪尾根歩き(初めて)
2.すりばち広場から不動尻キャンプ場へ直降(初めて)
3.三峰山北のピークから北西尾根降りp706経由で物見林道(初めて)
4.丸渕から物見沢を遡行して源頭詰め(3年前の彷徨の検証)
5.辺室山手前から降りて辺室林道歩き(初めて)
Vルートを歩くことが多くなってから、所要時間をあまり考えなくなった。さて、歩き通せることやら。
詳細は [地図と写真]をご覧下さい。
写真左から◆不動滝の氷のすだれ、◆宮ヶ瀬尾根分岐点の祠、◆古風な辺室林道にて







2010/01/10 17:18:13|丹沢の山歩き記録
金山沢洞窟探検 2010/1/9
モトさんと。金鉱山跡は金山沢(桶小屋沢)下降の途中に寄る程度の計画だったが、行って見ると水が引いていて中に入ることができた、奥深く探検することができた。今日のメインイベントになった。
写真左から◆線路のような鉄製堰堤、◆金山沢の坑道入り口、◆中へ60mくらい入った所の落盤
◆詳しくは、[地図と写真] もご覧下さい。
天王寺尾根突端からp725に登る。天王寺峠から前から気になっていた鷹ノ巣経路へ入る。変化に富んだ楽しい道である。崩れ落ちた桟道、老朽橋、鉄製や木で装った堰堤などが次々と現れて退屈しない。
弁天沢は7つの堰堤越えをすると、楽しい滝が3つほどあった。870mの3つ股では真ん中を登る計画だったが、入るとすぐに大崩壊土石で狭い沢が埋もれている。乗り越えると向こうはそそり立つ絶壁!、とても我々の手の負える所ではないと退散して左股の遡行に入る。
ひたすらゴーロ歩き、滝らしいものはなく、石に埋もれた滝の残骸がいくつか見られた。源頭近くは落ち葉がはしごの役目をして恐怖感も薄れ、かえって歩きやすい。いよいよの急斜面になると、落ち葉も滑り落ちている。靴底と地面との摩擦だけでは私の体重を支え切れず、凍結地面はドライバーも刺さらない、木のある尾根へ逃げた。モトさんはズルズル斜面をそのまま直登(これは体重の違いか?)、滑る前に次の足を踏み出しているので滑る暇が無いように見える。
金山沢の源頭はどこだかよく分からない。東南尾根の頭から左へ、傾斜のきつそうな所をめがけて、落ち葉をはね飛ばしながら駆け下りる。やがて、1050mあたりでやっと滑らずに済みそうな沢へ降りる。ゴーロ歩き、850mで大きな滝、左の尾根へ巻く。
やがて鉱山跡のある沢との分岐へ、ナメ滝がある、なんとか登れそうだがこんなところで怪我をいやなので左へ巻いて登る。数十m登ると木の根っこに小さな穴が見える。
「ははあ、これか」と思って中を覗く。はぁ?、目をこすってみる。水がいっぱいと聞いていたが、無い!、乾いている。ずっと奥まで見える。ラッキー!、ほふく前進で這いずり込む。少しかがめば立ったまま歩ける。ず〜っと入っていく。お化けが出ないように、ガイコツに出くわさない事を祈りながら。やがて足下が水になるが浅いから歩ける。しばらく行くと落盤、天井の岩が崩れ落ちて進路を遮る。が、天井が広くなっているので乗り越えて向こうに行くだけのスペースは十分にある。まだまだ坑道は続きそうだが、「やめた!」こんな所に閉じこめられたら、助かりようがない。記念に湧き水を3口ほど飲んで、臆病心=勇気ある撤退だ。出口までの長さを計った。モトさんの足で126歩、歩幅50cmとして約63mだった。
金山沢へ戻る。ここからは仕事道歩き。金山沢を左下に見ながらしばらく水平道、やがて金山沢に降りて横断、対岸の尾根を下って林道へ出たところで、今日の面白い山歩きは終わった。
後日わかったことだが、この日、我々より6時間前にイガイガさんがこの鉱山跡を訪れたそうである。







2010/01/04 19:59:00|丹沢の山歩き記録
2010年初コラボ山歩き 2010/1/3
メンバー◆ Fuさん、shiroさん、M-Kさん、AYさん、ミックスナッツさん
詳細は [地図と写真] をご覧下さい。
仲ノ沢経路から東沢乗越は、昭文社の「山と高原地図」に点線で表されている。長い間気になっていたが、私にすればこのあたりは秘境の地である。
去年、友人を得て初めて歩くことができた。しかし、あわただしく通り過ぎたのでルートの細かいところを覚えていない。今回、ルート検証と初めての小川谷あたりの歩きを楽しみたいと、初山歩きに参加した。
GPSロガーを去年入手して12月から正確な軌跡を書かせるのにチェレンジしている。今回はkazさんのアドバイスを得て、体から少し浮かすことにした。リュックの肩ひもでアンテナを空に向ける。体から離すために肩ひもとの間に3cmほどの発泡スチロールを挟んでマジックテープで縛り付けた。要所要所でポイントスイッチを押したいので手が届くようにする必要がある。今回は実にうまくいった。
これで、仲ノ沢経路の線を地形図に引くことができる。長いトラバース道は沢や尾根筋のように地形図から簡単に描くことができない。歩いている途中で、あの小さな尾根は?、この小さな沢はと思っても位置が正確に分からないので判断に苦労するのである。
写真左から◆東沢乗越への斜面ゼイゼイ◆お楽しみキレット◆はて、初めて見る木製の堰堤







2010/01/02 12:21:18|丹沢の山歩き記録
大山初日の出 2010/1/1

初日元旦早朝の大山登りはここ4年の恒例になった。眠くて寒いのはつらいが、毎年、大勢の人と一緒に行列になって登るのはなかなか楽しい。
詳細は [地図と写真] ご覧下さい。
2時半起床、3時出発、4時10分に大山ケーブルバス停、6時15分大山山頂、上空の風音は大きいがさほどに風は強くない。日本酒を燗にして、おにぎりとカップラーメンを食べる。暖まったところで6時40分、東側に腰を下ろして日の出を待つ。
神奈川県では丹沢大山の日の出が一番早くておよそ6時45分頃だそうだ(今朝のラジオで)。今日は水平線に雲があるので、その分遅くなる。雲が赤くなるがなかなか出ない。7時少し前、姿を現す。1年分の願い事、誓いごとをいっぺんにまとめて祈る。
下りも表参道、下社には大勢の人がたき火を囲んでいる、こんなにぎやかさに新年の元気を感じる。
写真◆大山の初日の出、◆大喜びの登山者







2010/01/02 12:21:04|丹沢の山歩き記録
木ノ又大日沢とセドノ沢洞窟群 2009/12/27
メンバー◆モトさん
今年の歩き納めとして、気になっていた本谷沢を戸沢からF5まで歩く。ついでに木ノ又大日沢を適当に登って、木ノ又新道へ逃げる。そのあとはセドノ沢洞窟の探検とまわりの尾根歩きを考えた。
ところが、「まだ行けそう。」で木ノ又大日沢を源頭まで詰めた。
登山道からの崩壊斜面である。登山者にはなかなかの見物だったようだ。「なに、バカやってんだろう。」かな。
私の手には負えない難所があった。都度、先行のモトさんにロープを投げてもらった。4カ所くらいあった。
セドノ沢の坑道探検では未報告と思われる洞窟を見つけた。ラッキー(^o^)
夜明けの6時50分から、日暮れの16時50分まで、まあ、よく遊び歩いたものだ。
[地図と写真]
写真左から◆木ノ又大日沢の滝、◆登山道付近だが登れない◆未発見洞窟の出口