市の広報に水辺の楽校にトンボ池が出来てアジアイトトンボがいるとあったので、行ってみました。トンボ池は思ったよりも小さく直径7−8メートルくらいの水たまりのような感じで水も濁っています。シオカラトンボやショウジョウトンボはいましたがイトトンボ類がいそうな雰囲気ではありません。ふと水面を見ると緑色のカエルと目が合いました。すぐに潜ってしまいましたが、しばらくすると岸辺に姿が見れました。ウシガエルでした。まだ大きさが小さいです。隣のカエル池の方では親子連れがカニを採っていました。
相模川の河川敷は良い条件の水場を作れば必ずたくさんの種類のトンボが来ることは、下水処理場にあった残念ながら既に取り壊されてしまったせせらぎの森や中流域に自然にできた池を見れば分かります。水が流れ込んでいるようになればシオカラトンボだけでなくコフキトンボやチョウトンボまでも、また各種のイトトンボが見れるのですが、この水辺の楽校の条件では厳しいかもしれません。
奇跡的に金環日食を見ることが出来ました。朝4時半頃から結構激しい雨、まだ3時間あるとあきらめずに待つと少し止む、しかしまた6時頃から雨脚が強まる。7時頃外に出てみると曇っていて太陽の位置がわからない。でも生涯もうチャンスはないかもしれないので、昨日から決めていた近くの塚越山古墳に移動してその時を待つ。ここは前方後円墳で小高い丘になっているので見晴らしはいい。しかし7時半を過ぎても太陽は見えない。諦めかけた時、奇跡は起きた。太陽にかかっている雲が薄くなり、きれいに同心円状のリングになった金環食が現れました。数十秒か1分か一番綺麗なリング状を日食メガネなして見れました。日食メガネを通すと真っ暗で何も見れません。実は妻が昨日になって日食メガネが星と言い出しあちこち見て回ったのですが、どこも売り切れでした。仕方がないので自分が雑誌の付録で確保していた日食メガネを真ん中で切って片目分を妻に渡して二人共片目で観察することにしていたのですが、そんな必要もなかったです。とにかく良かった。