 ◎城ヶ崎フナムシロックでクラッククライミング ◎12月27日(土) ◎曇り ◎メンバー/arashi(LD)、Masa(SL )、mikko、つっちー、mimi、まちゃこむ、たま、ゆー(記録)。
この日は冷え込み、太陽も雲に隠れて寒かったです。先発隊のarashiさんとMasaさんを中心にいくつものルートにトップロープを張ってもらいました。後発隊が岩場に着くと既にスダレ状態!準備万端でクライミングスタートです。私は前回来た時は北の岩南面を登っていたので、今回は南の岩南面で登りました。北の岩はリードしないとロープが張れませんが、南の岩は、上からロープが張れます。
私が登ったのは左から @トライアングル5.8 Aメルトダウン5.9 Bフラッシュダンス5.10a Cネッシー5.9(グレードは関東の岩場)
◎トライアングル5.8 直上せずに左のクラックにトラバースしていくところがちょっとバランシーです。登るのは難しくはないですが、カムのセットができる箇所が限られていました。ちょっと位置がズレるだけでカムが動いてしまい正確にセットする必要がありました。トップロープで登り、プロテクションのセットを確認して、リードチャレンジ。レッドポイント。Masaさんはオンサイト♪C.1から3
◎メルトダウン5.9 ジャミングというよりフェイスクライミング的なルートです。たまちゃんはクラック沿いを上手に登りましたが、私はちょっと右のホールドなどを使って登りました。何度もテンションかけてしまった。グレード以上に難しかったです。mikkoさんも苦労していましたが、2便目に見事トップアウトしていました。
◎フラッシュダンス5.10a 弓状のクラックでハンドとフィンガーの間くらいのサイズ感。足ジャムはしっかりとは決まらないので、ポケットに入れたりホールドを拾いながら登るのが難しい。arashiさんも一便目はトップアウトしないで下りてきた。いつもは仲間がテンション入ると「ブランコ!!」とイジっているarashiさんが登れないと皆は喜んでいるw
私も何度もテンション入りなかなかトップアウトできなかった。それでも2便目は少しスムーズに登れました。arashiさんも2便目はノーテンだったのは流石です。流れ止めでカムを着けましたが、ロープのラインが被り回収する時、少し奥に入っていました。ハンドルに指がかからなかったので、ナッツキーでなんとか回収しました。ヌンチャク追加した方がよかったかな。C0.3から3
◎ネッシー5.9 城ヶ崎では貴重なワイド。オフウィズスからスクイズチムニー。身体は入るが後ろ足を張るには狭く登りずらい。登ってからだとフットホールドが見えなくなるので、あらかじめチェックしておくことがポイントだ。左腕を刺してジャミングしようとするが甘くてなかなか決まらなかった。 初めはホールドに頼って身体を上げたが、2便目はお尻と背中を押し付けて、前の壁をプッシュしてズリズリ上がった。ワイド登りで上がることはできたが、プロテクションのセットしながらリードで登るのはかなり難しそうだ。瑞牆のマルチなどではワイド登りは避けては登れないので、よい練習になった。是非またチャレンジしたい。 C.4から5
北の岩南面ではmimiさんが純5.8と鬼殺し5.7をレッドポイント。ほかに南の岩東面のパープルシャドウ5.8(三ツ星ルート)などを他のメンバーが登りました。
この日は1日寒かったですが、年の瀬にかかわらず8名のメンバーが集まり、楽しくクライミングできました。クラックはフェイス以上にひとつひとつのルートに個性があり、ジャミングという特殊な技術で登り、プロテクションのセットも難しい。だからこそ奥深いし、自然の岩と身体全部で格闘する面白さに溢れている。クラッククライミングに習熟することは、リスク管理能力を高め、マルチピッチやアルパインで大きな力になってくれることだろう。まだまだ城ヶ崎のシーズンは始まったばかりだ。また是非遊びに来たい。
私はこの日はクライミング納め。生傷は絶えないが大きな事故なく年を越すことができそうです。ハルの仲間にはずいぶんとお世話になりました。1年有難うございました。2026年、皆様が楽しく安全なクライミングや山登りができることを祈念して記録を終わりにします。
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