「伊藤 ゆたか」の日々の生活、考え方、まちの情報などを、随時お送りいたします。伊藤ゆたかは、市民の目線を失わずに、強いものに取り込まれず、是々非々を貫きます。
 
2016/12/31 19:25:03|その他
コミュニケーション能力
今回送られて来た「考える人」の特集は、「ことばの危機、ことばの未来」です。正月に落ちついてゆっくりと、読みたいと思っています。
知を楽しむとサブタイトルのついたこの本を、僕はゆっくりと読みます。僕は熟読と思っていますが、単に遅いだけかもしれません。
言葉の持つ役割には、議論や討論やコミュニケーションなどの、ツールとしての役割があります。
言葉を話すということには、伝わるということが伴わなければ、役割を果たすことができません。

聞くという作業が無くとも、役割を果たすことができません。
伝えることには、言葉と表情とジェスチャーにインパクトなどが、そして相手への思いやりなどが加味されます。
言葉の持つこんな複雑な要素によって、議論は成立しています。
僕は、正直であることに努力しています。それは、こんな複雑な要素でのやり取りを、極力単純化しようとしているからです。結果、自分自身が楽であるということもあります。
腹芸という、政治の世界の言葉があります。国会でも県会市議会でも、議論のないところに存在価値はありません。
伝わる言葉を用いて、聞くことを理解する作業をへて議論を尽くせば、お互いの一致点にたどり着けるはずです。
今かみ合うことができなくとも、尊敬し合うことができるはずです。
議論すること。言葉によって理解し合うことは、人の人格まで試されているのだと思います。
特集記事の、20人以上の方が書かれた言葉、読むのが楽しみてす。


「来る年もよろしくお願い致します」
 







2016/12/28 15:21:23|その他
荷重労働も一局集中
違法な長時間労働を見直すよう、厚生労働省が通達を出すようだ。月100時間の残業を、月80時間の残業を違法とするらしい。
週休2日が徹底されていて、月20日勤務であるなら、1日5時間の残業が4時間までとなる。
よくわからない!
そもそも、中央省庁で守られているのか?
国会での発言通告が夜中になり、お役人が待っている。そんなニュースは、よく聞く話だ。官僚は、それから答弁書を書き、家になんて帰れる訳がない。
昔、開かれた議会の実現のために、日曜議会や夜間議会の開催を真面目に議論していた。今はケーブルTVのおかげで、昼間の中継放送と夜間の再放送によって、家にいても視聴ができる。
市民への開かれた議会を実現するためとはいえ、役人の残業を増やすだけだったのです。
今は、ノー残業デイなども取り入れられている。
民間企業の実態から比べると、役所は気を使っている。
言い換えると、楽だとの批判もあるかもしれないが。
電通の高橋まつりさんの様な、痛ましい過労死の問題を無くすためには、国やメディアや大企業が本気で取り組まなければならない。
中央省庁が残業を減らすためには、国会運営も変わらなくてはならない。報道する側も変わっていなければならない。大企業だけの責任追求では、問題解決にはならないと思う。


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2016/12/26 17:37:00|その他
市民ファーストの議会
今年一番驚いたニュースが、東京都において都議会に裁量権のある予算が、200億円あるというニュースでした。
小池都知事誕生後5ヶ月過ぎましたが、この予算の廃止の表明で、都議会との全面対決の様相を呈してきた。
たぶん200億円を、都議会自民党が享受してきたであろうと想像すると、都議会というより都議会自民党との対立です。
200億円という巨額な議会対策予算に、反面うらやましくもあり、今の時代に全国で東京都にだけある制度に、あり得ないとの感情が湧く。
13兆円の東京都予算、そこらの国家予算にも匹敵する予算の内の200億円。わずか200億円と考えるのか。
東京一局集中の中、法人税に傾斜している税、それでも都民の税金なのである。
電卓をはたいて見たら、200億円は予算の1/650です。平塚市に置き換えると1500万円に過ぎないが。

議会を強くしたいと考えていた議会人としては、かつて30人中14人の会派を構成しました。結果分裂してしまったので触れたくない事柄だが、東京都のボスにも、ある意味尊敬に値する。
ただし、利権にまみれず是々非々を貫けたのなら、本当の意味の都民ファーストの議会もつくれたと思う。東京都議会の200億円は、考えさせられる。







2016/12/14 23:44:00|その他
IR法案
カジノ法案なんて言われかたもされています。統合型リゾート施設整備推進法案というのが正式名称らしいのだが、カジノ施設を含むことからギャンブル依存症などが議論されている。
先日は、丁半博打や花札がカジノに含まれているのかと、国会で真面目に議論されていた。
世界中の百数十カ国においてカジノは解禁されていて、日本では禁止すべき理由も説得力に欠けている。世界的にカジノが斜陽化傾向にあるり、乗り遅れているのだから、この際いらないと言うのなら、まだわからない訳でもないが、ギャンブル依存症が増えるからなんて真面目に言っているとは思えない。
厚労省によれば、現在ギャンブル依存症が536万人いて、成人男性では8.7%が依存症になっているそうです。カジノを禁止している日本で、パチンコを含む公営ギャンブルによってである。
僕はかつて平塚競輪場の経営について、子ども用の遊園地のような施設を設けて、若い家族づれのお客を呼ぼうとすることに、反対したことがありましたが、街中に氾濫していて気軽に入れるパチンコ依存症が主だと思います。
パチンコはギャンブルでは無く、遊戯であると言うのがたてまえですが、パチンコ依存症はすでに社会問題になっています。カジノ法案なんてレッテルを貼って依存症の心配をするくらいなら、パチンコを含む公営ギャンブルの依存症対策を、真剣に考えて欲しいものです。
 







2016/10/10 1:39:37|その他
引きこもり生活
時間だけが過ぎて行きます。
何も考えずに、何も動かずに、ゆっくりと時間が過ぎて行きます。
命をすり減らして活動している方々に申し訳ないと思いながら、まったりとした生活に身を任せています。
何も考えずと書きながら、送られて来た「考える人」を読み、考える時間のあり過ぎる、贅沢な時を過ごしています。