人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2010/02/23 16:00:35|俳句中心
鳥雲に入る  暮雲千里の  伊豆の海

“鳥雲に入る”は

春北に帰る渡り鳥が雲に入るように

見えることで「鳥帰る」の比喩です。

春の季語に入っています。


“暮雲千里”は次の漢詩から

            とりました。



   「題慈恩塔」   

             (唐)荊叔


  漢 国 山 河 在

  秦 陵 草 樹 深

 “暮 雲 千 里 色”

  無 処 不 傷 心




意味は

漢の長安には山や河が残っており

秦の始皇帝の陵も

草や樹が生い茂っている。

夕暮れ時の雲は千里のかなたまで

果てしなく広がっている。

何処にも心を

傷ませない処などありません。

人の世のはかなさを感じさせるのです。






また“暮雲”は次の漢詩にも

            出ています。





  「 春日憶李白 」

              (唐)杜甫


  白 也 詩 無 敵

  飄 然 思 不 群

  清 新 愈 開 府

  俊 逸 鮑 参 軍

  謂 北“春 天 樹”

  江 東“日 暮 雲”

  何 時 一 樽 酒

  重 共 細 論 文




意味は

李白さんあなたの詩に

敵するものは居ない。

発想はずば抜けてすばらしいし、

清清しさは粱の愈信のようだし、

あかぬけているのは宋の鮑照のようだ。

私は謂北におり、春空の樹を見て

李白さんを思っているが、

李白さんも江東にあって

日暮れの雲を眺めて、

私(杜甫)を思っていてくれるでしょう。

いつの日か一つの樽の酒を酌み交わし

又ともに細やかに文学などを

語り合いたいものだ。




この詩の“春天樹”“日暮雲”より

遠方にある友人を偲ぶ感情を

「春樹暮雲の情」と言うそうです。

          (コメント参照)






鳥雲に入る

        李白と交わす

                 酒の味













2010/02/23 4:10:41|
雲雀(ひばり)揚がり  浮雲一つ  隠れ蓑(みの)



 「 雲雀の親 」


遠き日に     麦踏に行く

青草の      麦畑にて

雲雀降りる    青草の畝


幼子は      目ざとく見つける

雲雀の巣     卵が三個

歩み寄り     腕を伸ばせば


親雲雀      必死の形相

襲い来る     声を限りに

ピーピーピー   幼子目ざし


逃げ惑う幼子は  雲雀に追われ

泣き泣き     逃げる麦畑

遠い遠い     麦畑


もやもや漂う   浮雲は

雲雀の親の    隠れ蓑


でこぼこ路が   どこまでも

大きな杉の木   目印に

親子で帰る    田舎路




麦を踏む  

       父母の背中の  

                畝を行く






幼子 とは勿論我輩の

情けない幼少のときの姿であります。

(麦踏 むぎふみ)とは

麦の伸びすぎを押さえ、根張りを

よくするために、早春、麦の芽を

足で踏む農作業のことです。

春の季語にもなっています。


それで その後どうなったかって?

我が記憶はそこまで、どうなったかは

わかりませんが、親の雲雀は

間違いなく自分の巣の卵を守りきり

ました。

必ずや三個の卵はそれぞれ立派な

雲雀となって空の彼方で春を告げて

いたと思われます!

















2010/02/22 13:29:23|その他
海原に  漁火一つ  春の闇


闇の中から一点の光が

目を射しました!

漁火でした。 

闇夜の海原にたった一つの強い

光が浮んでおりました!




雨水とう

      夜の洗濯

             乾燥機





今日はよく晴れて暖かい日に

なりましたね〜   

これで 

本格的な春になるのでしょうかね〜







雲雀(ひばり)揚がり

         首の抜けたる

               人形かな





春の苑

      漂いきたる

               カレー臭



















2010/02/19 3:18:50|俳句中心
遠海に  春光浮かぶ  旅心


遠くに海が見えます。

ぼんやりとした水平線の下の方一帯が

白く輝いています。

その上に丘のように島々が見えます。

幻想的な春景色です。


先日は初雪が降りました。

しかし

初雪は冬の季語です。

春降る雪は初雪とは言わないようです。

春降る雪は 春の雪 淡雪 牡丹雪

斑雪(はだれゆき) 名残雪 別れ雪

忘れ雪、、、、などと言うそうです。

確かに水を含んだ重そうな雪ですね〜

ど〜も 小雪ちゃんなんどとは言わない

ようでして 失礼しました!




春の雪

       満員バスの

               ガラス窓





指でなぞって淡雪を眺めて

おりました。



景色が春へと変わってくると

無性に旅心が沸いてきますね〜






幻の

    チョコレートかな

              花摘草




チョコレートは子供たちからだけ

でした!





バレンタインデー

  額田王(ぬかだのおおきみ)

              海を見る  


頼むぞと

   ひとこと言って

              雛流す


風吹いて

     美しすぎる

              猫柳


雪柳

     ホテルの前の

              太極拳





         







 







2010/02/13 22:58:21|
初雪や くもるガラスの バスの中


今日は東京で会議があったので

出かけました。

駅へ行く我が家の近くのバス停にて

バスの来るのを待ってます。




   「 初 雪 」


早く行けば     遅れて来

まともに行けば   行っちゃうよ

バスの時間は    気まぐれだ

今日はしっかり   早く行く

バス待つ時間    細い雨

傘の前方      見えました

やがて数本     泳ぎだし

霙(みぞれ)が   更に変化して

漂いだして     雪になる

ついにやったぞ   初雪だ

待ちに待ってた   初雪ぞ

初雪これは     細雪(ささめゆき)

いやいやこれぞ   小雪ちゃん

たよりはないが   初雪ぞ

やがてはバスが   やって来て

曇る硝子の     バスの中

指でなぞって    窓のそと





初雪は

      これでよろしい

               いとおしい

















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