人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2010/11/05 16:55:39|
一年の 馬鹿か天才 冬隣り



朝 お茶がおいしいと

天気は晴れだそうな!


案に相違せず 馬鹿か天才 紙一重

わけのわからぬ秋晴れとなりました!


おりしも テレビニュースは

尖閣列島のビデオがネットに流れ

大騒ぎ

予想通りの映像でした


どうせ せかいの空気を読めないか

よめないふりの隣りの国

例のおばさんスポークスマンが

なんでもありとぬけぬけと

わけのわからぬことを言ってくる

のであろうが、、、


問題なのは日本の政府

またまた無能振りを曝すのかと心配

なのである!



生ぬるき

       日本列島

              暮れの秋





天気が良いからドライブと

湘南平へも行ってきた。

富士山が上のほうだけ白くなり

冬の装いを始めましたね

箱根連山もすっきりとして

相模湾 江ノ島 房総半島も

見えていますね

のっぺりと のどかな風景です。





我が時計

       行ったり来たり

                 秋の潮





ゆで卵

       くるりとむけて

                 秋惜しむ





あさって(7日)が立冬

いよいよ 鍋の季節ですね〜





中国の第一の宝物は

我輩にとっては 漢詩ですかな〜




 「 独 酌 」

          (晩唐)杜牧



 長 空 碧 杳 杳

 万 古 一 飛 鳥

 生 前 酒 伴 閑

 愁 酔 閑 多 少

 煙 深 隋 家 寺

 餡 葉 暗 相 照

 独 佩 一 壺 遊

 秋 毫 泰 山 小







 「 独 酌 」

           (訳詩)はぐれ雲



 はるかな大空  深遠な青

 はるかな時は  一瞬の中

 ひまあらば   酒を楽しむ

 愁いに酔うは  楽しみにあらず


 深い霧    隋代の古寺をつつみ

 真紅の紅葉  我が顔に映える

 独り一壺の酒を 携え遊べば

 我れは今   泰山をも小となす




無精髭

      三日剃らずに

                芋煮会
























2010/11/03 17:44:13|俳句中心
穭田(ひつじだ)に 顎鬚(あごひげ)ぼーぼー 雲青し



好天気 素晴らしい秋日和り

極めつけの天候に誘われて、近くの

田園地帯を散策してきました!

久し振りに爽快な気分になったのです!


穭田(ひつじだ)とは

稲刈りが終わった後 刈り株から

再び芽を出して生える稲を

穭(ひつじ) ひつちばえ という。

そうして穭が出てきている田を

穭田というのです。

秋の豊穣な田園風景ですね〜

秋の季語になっています。





猫の眼に

       穭田の芽の

                映りおり




今になって 本当の秋が来た!

すこし汗ばむような天候

しかし風が吹くと爽快極まりない!

一年ぶりに感じるような秋の気なのです。





一陣の風

         穭田に吹く

                   にっぽんや








 「 酔 眠 」

       (晩唐)杜牧



 秋 醪 雨 中 熟

 寒 斎 落 葉 中

 幽 人 本 多 睡

 更 酌 一 樽 空






 「 酔って 眠る 」

              (訳詩)はぐれ雲



 秋雨の中で  どぶろく熟す

 さむし書斎は 落葉激し

 世捨て人は  もとより眠り多く

 更に飲んで  呑み尽くし眠る





秋深し

       杜牧とともに

                  眠り入る























2010/11/02 20:40:39|その他
赤ワイン 超伝導の 秋気かな

今日の新聞によると

鉄の化合物を赤ワインに浸すと

超伝導物質になりやすい

アルコールやポリフェノールなどが

効くらしいが理由はわからない。とあり



なんでも試したがる我輩は

自分の身体を超伝導体にかえるべく

今夜は赤ワインにしよう!

赤ワインを飲んで、気になっていた

我が まだら脳 を 超伝導脳に

変えよう!と

考えたのでした!




秋澄むや

      まだら脳 化し

                超伝導





飲んでみました がぶり と

するとどうだ 脳がすっきりして

ひらめく感覚 これが超伝導か

そうだ 

もう一方の 我が脳は どこか?


あいつは はぐれ脳 奴にも

飲ませないと と 超伝導になった

まだら脳に はぐれ脳をさがさせて

呼び寄せた さすが超伝導だ

すぐ見つけられて はぐれ脳は

はぐれ雲とともに

筋斗雲にのってやってきた!



さあ〜みんなで飲もう 赤ワイン

そうしてなろう 超伝導



たまたま買ってきた 

章魚(たこ)の刺身 山葵が沢山

ついていた!


酢とポン酢で大量のわさびを溶いて

章魚の切り身をしっかり漬けて

口中に放り込めば ツーン ツーンと

秋の虫 堪らぬ刺激に口開けて

1〜2秒 口から鼻に抜けるような

超伝導人間になってしまった!



ワインの効果か 山葵の効果か

はたまた 章魚の占いの如き超能力か

超伝導人間は完成したのであった!



おりしも

女子バレーボール四戦目 コスタリカ戦

も終わり



しばし待て!

なんでも鑑定団が終わってから

ブログの続きはかくとしよう ごめん!



バレーボールは ツーンツーン と

超伝導でしたね〜

スパイクがみんな通って楽勝!



章魚刺しに

      わさびたっぷり

              秋惜しむ



もう10時過ぎたか




真夜中に

      わさびをなめて

              冬近し








どさくさ こそどろ 品位拙劣 せこい

アンフェアー きたない いすわり


何のことかって?

メドベージェフ ロシアのこと 

つきあいにくい国ですな〜 

ロシアというのは


日本の代表は誰なんだ?

しっかりしてもらいたいですね〜




























2010/11/01 16:35:30|俳句中心
行く秋や 荒れる地球の 片隅で


先日より一気に寒い冬が到来して

秋が忘れ去られてしまったようですが

それは今年の秋のほとんどが真夏日

夏日であったからなのでしょう。

まったく

夏が過ぎたらすぐ冬が来た と


そうして非常に強い台風14号が

やってきて、その予報のすごさに

構えていたが、予想はずれか

知らぬまに消え去って行きました。


それで

やっと秋がやって来たようなのです。

11月7日が立冬だから暦の上からも

残り一週間で冬になる。

残り少ない秋を楽しむとしよう!





波音や

       列島を行く

                暮れの秋





俳句は詩であり創作である。と聞いた

したがって時には正直でなく、

時には嘘八百もある。

まして我が俳句においては

真実のほうが稀なのである。


その稀(まれ)の中に普遍性を

求めて創作するのである。

創作なので読者の反応が楽しみ!

創作なので言い訳もないし、

国会答弁をする必要もないのである。


しかし、いくら創作とはいっても

自分で創るいじょう 

全くの嘘というのもありえない。

すくなくともあの仙人を装っている

官房長官よりは真実に近いかもね〜


あえていえば  まだらうそ かな

我が思考は まだら であり

我が生活は はぐれ であるので

やもうえないのであるが、、、、、、、


ときとして かの有名な芭蕉さんも

びっくりするような句が生まれる場合も

あるのである。


まあいずれにしても創作だっという

ことですかね〜




眼鏡はずして

         青くさくなる

                   暮れの秋






 「 山行 」

         (晩唐)杜牧



 遠 上 寒 山  石 徑 斜

 白 雲 生 処  有 人 家

 停 車 坐 愛  楓 林 晩

 霜 葉 紅 於  二 月 花






 「 紅葉 」

         (訳詩)はぐれ雲



遥かなうら寂しい山を登って行くと

石ころだらけの路が斜めに続く


遠く白雲が湧上る辺りに

人家が見える


馬車を引きとめて おもわず魅入る

夕暮れ映える楓樹の林


霜枯れの紅葉は春の盛りの花よりも

真紅に輝く





霜葉は

       春の花より

                真紅なり





上の漢詩が「紅葉(もみじ)」の

原典らしい!

一番下のフレーズ



 霜 葉 紅 於  二 月 花

 shuang ye hong yu


が「紅葉」の原典といわれている。


























2010/10/31 22:12:57|
我が詩情 青天にあり 鶴一羽




昨夜は飲みすぎたようだ!



  「 人 」


いろんな人がいる

声はいいけど耳がわるい

耳がわるいから声が大きくなる

それがさかんに主張する


飲み過ぎてあがく

ゲロの中から生命がうまれ

帰る処はゲロの中

吐いて尽くして全てを捨てて


そうして人生これからさ

いま何時 わかりません

時は自分の中にあるときだけ

勝手にうごく


非常に強い台風

いつの間にか消えうせて

木枯らし何号は何号か

いろんなことにきずく







 「 秋詞 」

     (唐)劉羽錫



 自 古 逢 秋 悲 寂 寥

 我 言 秋 日 勝 春 朝

 晴 空 一 鶴 排 雲 上

 便 引 詩 情 到 碧 霄






 「 秋詩情 」

       (訳詩)はぐれ雲



昔から秋来れば

寂しさを悲しむ というが


我思う秋の日は

全てに勝る と


一羽の鶴が雲を切り開き

天空に飛翔すれば


我が詩情もまた

青天に遊ぶ




我が詩情

       青天にあり

                鶴一羽






一鶴雲上

        我詩情也

                 上青天