人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2011/09/11 18:38:37|その他
飲みすぎて 気がついて見る 天高し



昨日は同窓会と言うのか、

同職会と言うのか、以前居た会社の

設備関係の職場の親睦会がありました。

平塚総合公園内のレストラン大原で

第三回「ご機嫌いかがです会」

初めて参加しました!


懐かしい顔が 31顔

嬉しさのあまり、すこし飲みすぎ


二次会へ行って店を出た後の記憶が

まったくなくなっていたのです。

気がついたら今日 真っ青な秋の空


いつの間にか、自分の家で伸びていた

ようです。

正気なときには方向音痴なのに、

酔うと動物的本能が甦ってくるようです。

かならず我が家には帰れるようです。




野分去る

       ぬきあしさしあし

                  海の中





















2011/09/09 17:47:36|俳句中心
グランドの ボールを蹴る子 白露かな


今日は時間限定の極暑でしたね!

やっぱり残暑と言うのでしょうか、




もうけっこう涼しくなって、

まったく動かない白雲が

茜色に変色しかかっております。



昨日は暦の白露だったんですね〜

唐詩歳時記によると、

白露とは

雁が北から南へ渡り、

燕も南方へ帰って行き、

群鳥はおいしい食料を貯えはじめる。


白露の白は きらきらと透明に輝く

さまを形容し、

我が朋友の李白も詠んでいます。



「秋露白如玉」

秋露白きこと 玉の如く

団団として 庭緑に下る

我行きて たちまち之を見

寒早くして 歳の迫るを悲しむ



さすがわが朋友

同じ事を言うにも、一際表現が

鮮やかですな〜






つまむ指の

         カレーの香り

                   秋暑し
















2011/09/07 22:27:02|中文俳詩
蟷螂阿  酒后  咬緊烏賊干



蟷螂阿  酒后   咬緊烏賊干


  tang2lang2a1 jiu3hou4

   yao3jin3 wu1zai2gan1




いぼむしり 

       酔余のするめ

               噛み締める





いぼむしり とは

蟷螂(かまきり)のことです。

秋の季語になっています。





寒山之腹  満満  秋天気


han2shan1zhi1fu4 man3man3

qiu1tian1qi4




寒山の腹

       まんまるや

               秋日和






我輩の腹も 寒山に

かなり近づいているようです。





明月黄昏  画巻之中  喝碗酒


ming2yue4huang2hun1

hua4juan4zhi1zhong1

he1wan3jiu3




夕月夜

       絵巻の中で

               茶碗酒






酒が旨い 飯も美味い

当然 腹も膨れる。





月光下  五台山下  有人影


yue4guang1xia4

wu3tai2syan1xia4

you3ren2ying3




五台山を下りる

         月下の

              影一つ






五台山の長い長い坂を

月がてらして

そこに長い長い人の影が一つ下りて行く

誰なのでしょうか?





五台山ではなくて、平塚にも

今夜はきれいな月が

浮かんでおりました。

膨らみ具合は中途半端だったけれど、

そう 

あんたのおなかぐらいだったかな〜



久し振りに 漢俳句をつくってみて

続けなければならんな〜 っと

さわほまれ の顔が浮かぶのは

どうなんでしょう!






中葯舗里  抽出多  螻蛄鳴


zhong1yao4pu4li3

chui1chu1duo1

lou2gu1ming2




漢方に

     抽斗(ひきだし)多し

                 おけら鳴く






もう眠くなってきたので

今夜は これまで

大家晩安!明天見!





















2011/09/06 20:42:53|俳句中心
夕月夜  絵巻の中で  茶碗酒


早朝より 

しきりに法師蝉が鳴いています!

我輩の行く処 次から次と

オーシン ツクツク ジー

入れ替わり立ち代り

鳴いています!

海はとてもきれいでした。

ただ海岸には

打ち上げられし流木類が

山となっておりました。




野分去り

      ただそれだけの

                晴れた空





昨日は小田原で俳句教室

玄鳥の主宰による指導


*流れがあいまい。意味が見えず。

*特徴がない。

*表現の仕方、感じ方、良

*もすこし特徴をだすと良い。

*つきすぎの反対はついてない!

*欲張り過ぎ。

*説明っぽい いらない言葉。

*具体的にしぼって。

*どうでもよさそう、ぴちっとしない。

*軽い句

*具象表現が鮮やかで良い。

*聞いた話は実感にかける。

*平凡

*実感がないな〜

*パターンの句は拡がらない。

*離れ過ぎ。

*空想すぎ、創り過ぎ。

*成語 パターン 広がりがない。

*人事 俗っぽい 句もポエムなのでね〜

*中途半端。

*意味に花がない。

*全部言っちゃってる。隠そう。

*面白さが出ていない。

*情におぼれている。

*創り過ぎ。

*説明だよね〜

*使い古されている 嘘っぽい。


つまるところ

俳句は“ポエム”だっということですね〜





夕月夜

       絵巻の部屋で

                 推敲す


                
















2011/09/03 18:01:00|その他
台風の  遠くにありて  大和芋



台風12号 四国から上陸 北上中

スピードがすこぶる遅いらしい

2〜3日前から影響が出ている


この台風は大きく地球の気象を

かき乱しているようである。

北海道にまで雨を持ち込んでいる!

ここ纏の里にもやっと雨が降りだした!


先日上州の友よりいただいた

大和芋を摩り下ろして

納豆 茗荷 玉子 和からし 醤油 を

椀に入れ 台風のように かき回す


雨の音を聞きながら

台風の風を楽しみながら

酒にうつつをぬかしているのである。


遠くある台風が大きな影響力を

発揮している中に居て


影響力の全く無くなった我輩は

独り酒を飲み 大和芋をすすり

するめを噛み締めているのである。





いぼむしり

    酔余(すいよ)のするめ

               噛み締める







天体は全く見えません!

台風の影響下 風雨楽し!


目には見えずとも月も星も

この天空には浮かんでいるのですね〜





 「 常娥 」じょうが

                李商隠


雲母屏風燭影深   雲母の屏風

            燭影深し

長河漸落暁星沈  長河ようやく落ちて

            暁星沈む

常娥応悔偸霊薬  常娥まさに霊薬を

            盗みしを悔ゆるべし

碧海青天夜夜心  碧海 青天

            夜夜の心









常娥は

羿(げい)の妻であり

羿が西王母より不死の薬を貰ったが

まだ飲まないうちに

妻の常娥が盗んで飲んでしまい

仙人になったという。

常娥は 月に奔(はし)って

“月の精”になったという。

いわゆる“常娥奔月”の神話です!



ちなみに 羿(げい)は

堯の御世 十個の太陽が一緒に出て

焦土となろうとしたとき

その九個を射落として人々を救った

弓の名人である。




かささぎや

       成都の寺で

              見かけたり




短冊や

    どれを食おうか

            鵙の贄(もずのにえ)






月には大きな桂の樹が生えている

らしい そうしてその高さは

何と 1500Mもあるそうな!





月には蟾蜍(ひきがえる)が居るという

伝承があるが、

その蟾蜍は 常娥のなれの果てと

いわれている。




撫子ジャパン韓国に勝ちましたね〜

これで二勝

危なかったけれどね〜 

2−1 勝ち点 6


イチローは残り試合26

200本安打まで44本

きびしいね〜

だけど きっと奴はやるぞ〜






五台山を下りる

        月下の

            影一つ