人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2015/01/21 16:32:01|俳句中心
朝食のぶっかけごはん冬の雷





雷の音がする

いや飛行機の音か

それとも車の音か

新幹線か

どっかで雨戸を開けているのか

あとで庭を見てみたら

雨後の如濡れていたので

さきほどの音は雷だったのだろう

きっと夏の夕立が今朝来たのかと

そうして

寒いよな〜



朝食のぶっかけごはん冬の雷





東京は雪霰

平塚纏は雨 寒い冷たい雨

早く帰って

炬燵の中へもぐりこみたいな〜

明日も雨のようですね〜



スナックでつぶすじかんや冬の雨























2015/01/20 21:00:03|俳句中心
凍雲や土手の風景セピアいろ




金目川土手もすっかり冬枯れて

セピア色一色

枯れすすき 枯樹木

動きの鈍い白鷺

雲も動かない

大寒です

浮雲も凍ってしまたようです

遠くをみつめると

目の疲れがとれると

浮雲をじいっとみつめて

目の筋肉がすこし緩んだような




凍雲や土手の風景セピアいろ
























2015/01/19 21:56:03|
霜景色卯時の酒は月桂冠





隣の家の黒い車の上に白いもの

霜が降りているのだ

我家の車庫には屋根があるので

霜は降りない

今朝は寒かったのだ

寒いと我慢しないで暖房を入れる

暖かい部屋の中で卯時の酒を

楽しんでいる

酒は月桂冠「月」である

日本酒の常温が胃にはよさそう

冷たいビールは最悪である

たちまち逆流性胃炎食道炎の

予感をおぼえるのだ

条件反射の習性なのかもしれない



霜景色卯時の酒は月桂冠



明日は大寒 寒いわけだ

今夜は中国語 今年になって

スケヂュールが一部変わって

いろいろ都合があるのである

卯時の酒が増えるかどうかは不明

白楽天の卯時の酒を


一杯いかがですか〜







「卯時の酒(早朝の酒)」


         (訳詩)はぐれ雲



(一)

仏法では醍醐が最高の美味

仙人は六気を食らう

しかし 

卯時の酒に勝るものなし

回りが速く心地よい



(二)

一杯手のひらにのせ

三口飲んで腹に入るや

たちまち春が腸を貫くごとく

太陽が背中をあぶるがごとし



(三)

五体のびのび

志気ますます盛んにして

たちまち生きてる身をも忘れ

世俗の仕事なぞ吾が興より全て消えさる



(四)

そは無欲の国に遊ぶにも似て

原始のときにもどったごとし

本性のみしっかりあらば

何がこようと打ち勝てる







「卯時酒」

卯時(朝6時頃)酒を飲む


          (中唐)白楽天


(一)

仏法讃醍醐 仏法は醍醐(だいご)

         をたたえ

仙方誇瀣 仙方は瀣(こうかい)

         を誇る

未如卯時酒 いまだしかず

         卯時の酒の

神速功力倍 神速にして

         功力の倍するに


(二)

一杯置掌上 一杯 

         掌上に置き

三嚥入腹内 三嚥(えん) 

         腹内に入る

煦若春貫腸 煦(く)すること

         春の腸を貫く如く

暄如日炙背 暄すること

         日の背を炙る如し


(三)

豈独支体暢 あに独り支体暢(の)

         びるのみならんや

仍加志気大 なほ加ふ

         志気の大を

当時遺形骸 時に当たり

         形骸をわすれ

竟日忘冠帯 日をわたり

         冠帯をわする


(四)

似遊華胥国 華胥(かしょ)の国に

         遊ぶににて

疑反混元代 混元の代に

         返るかと疑う

一性既完全 一性既に

         完全ならば

万機皆破砕 万機 皆

         破砕せん






  

醍醐(だいご)〜仏説 最上の美味

 乳から酪(ラク、バター)を製し、

 酪から酥(ソ、クリーム)を製し、

 酥を製して醍醐とする。

 五味の第5 最高の味。オイル様。

 仏教の最高真理にたとえる。


瀣(こうかい)〜仙人の食物として

 六気が言われている。

 春は朝霞を食い、夏は正陽を食い、

 秋は淪陰を食い、冬は瀣を食う。

 これ等に天玄の気と地黄の気を

 加えて六気とする。

 瀣は北方の夜半の気であるという。


煦(く)す〜蒸すこと。


暄(けん)〜日のあたたかなこと。


華胥(かしょ)の国〜黄帝が

 昼寝の夢に華胥氏の国に遊んだ。

 その国には支配者が無く、

 その民は嗜欲無く、愛憎無く、

 利害も無かったという。


混元の代〜

 天地開闢(てんちかいびゃく)

 以前の代。

 混沌としている原始時代。







2015/01/18 21:03:00|俳句中心
産土や幼き夏の土俵入り



囲碁を打つ日曜日 3局打ちました。

来週の日曜日は平塚市の地域対抗

囲碁大会があります。参加予定


夕方海浜の方を散歩すると

夕日が強烈でしたな〜

太陽が海面にも映りその照り返しは

まさにダブル太陽が攻めてくるが如し!



昨日は

玄鳥関東支部連合会新年俳句大会

勉強して新年会

たくさん飲んできました。



(主宰指導内容)


酒ではない俳句です。

句会や吟行は大切、選も創作の一つ

俳句は人に渡してしまうもの

言い過ぎ、感情情感の言葉、言い過ぎ

にならないよう我慢が大切だよ〜

42〜情感の言葉はそんなに強くない

  花野は帰っていく処と思っている

27〜なつかしい

29〜苦き傷〜広がりがなくなる

  どれだけがまんできるか

31〜何も大したことを言っていない

  ところが良い、

   いろんなことが見えてくる

57〜何か惹きつけるものがある

64〜実像が見えてくる、形もしっかり

  している、俳句は形

89〜句会は千回こなして一人前か

92〜味がある

95〜解りやすい、庶民的、支持多

110〜冬近しで支えられている

116〜笑いとおかしみ、面白い

174〜目新しくはないが安定感大

188〜物が主体、食べる感覚が

   響く

207〜かかわりが強すぎる

266〜数えてのて〜説明っぽい

  処がきになる、工夫を要す

282〜寡黙〜硬い言葉柔らかく

  したい

295〜晩秋と白は重なるかな〜

  しかし印象的、簡単に書いている

  ところは良い

297〜言葉を求めるとわかりにくい

  感覚はそんなもんです


(纏め)

俳句はできるだけ我慢

自分で創って人に渡してしまう

情感はさらっと

どうでもいいのは堅く古文で

言葉はいろいろ変えてみる

うまい俳句はいらない、さらっとね



産土や幼き夏の土俵入り














2015/01/13 21:25:01|俳句中心
初雪や酒は大関ワンカップ



寒くなってきましたね〜


唐詩歳時記によれば

小寒には

雁が早くも北に向かい

鵲(かささぎ)が巣作りを始め

雉が雌を求めて鳴く。


大寒になると鶏が卵をうみ

鷹や隼などの荒鳥が勢い激しく

空を飛んで獲物を捕らえ、沼地では

氷が中の方まで堅く張り詰める

時期とされている。


二十四節季は北方の黄河系風土を

ふまえて分類したようなので

あのへんのそのころでは

こうなんだろうね〜


来週の今日は大寒だから

寒くてあたりまえ


寒いのも漢詩になると

いいもんですな〜






  「江雪」

        (中唐)柳宗元


千山鳥飛絶  千山鳥飛ぶこと絶え

万徑人蹤滅  万けい人しょう滅す

孤舟蓑笠翁  孤舟さりゅうの翁

独釣寒江雪  ひとり釣る寒江の雪




こんなところで一人で釣りをしたい

もんですな〜

ワンカップ大関を確保しておいてね〜






冬麗や三角乗の上手かりし



初雪や酒は大関ワンカップ