台湾産にんじんにメタミドホス
厚生労働省は平成19年1月1日から平成20年4月15日までに行った台湾産にんじんの検査について発表しました。残留農薬に係る検査の結果、24件の検査件数のうち2件からメタミドホスが0.02ppm( 基準値0.01ppm)検出されたとしています。 悪名高きメタミドホスですが、厚労省は以下のように説明しています。 ※メタミドホスの許容一日摂取量(人が一生涯毎日摂取し続けても、健康への影響がないとされる一日あたりの摂取量)は、体重1kg当たり0・004ppm/日であることから、体重60kgの人が当該違反のにんじんを毎日約12kg摂取し続けたとしても、許容一日摂取量を越えることはなく、健康に及ぼす影響はありません。 としています。問題は、その検査が一件は1200カートン中339カートンであり、もう一件は1250カートン中810カートンを検査した結果ではないでしょうか。BSEは全頭検査だというのに。 いずれにしても、大事には至らないようです。冷静に、客観的に、楽観的に判断することです。
写真は、なじみは無いでしょうが、にんじんの花です。 |