こんにちは、愛緑苑です。
昨日に続き福島の直面する現実の問題
”広野町の現状”震災後の九月にいち早く緊急避難準備
区域が解消され、帰還を呼び掛けてきたが、人口五千四
百人のうち戻ったのは約二千人(39%)に留まっている。
一方では事故収束と除染に携わる人々が約三千人と
地元町民を上回るほど居住しているが、食料品店は一軒
コンビニが三軒、菓子店が一軒などしかない。悲しい〜
東電広野火力発電所が稼働しているが、電気は全て
関東地方に送電されている。ここにも東京中心の中央集
権国家の弊害が見え隠れする。現在原発の使われてい
ない送電網を利用し新たな火力発電所の計画も浮上
してきている。地方主権とはなんぞや??
放射線量の下がった地域から優先的に除染作業が進め
られている。高い地域は後回しで、いつになることやら!
作業員の蓄積放射線量や解体に伴うアスベストの吸引
も心配である。なお労働条件は最悪で、全国から日給
二万五千円ほど、宿付き・食事付きの好条件で集められ
るが、実情は酷く、現地のタコ部屋(五〜六人)で仕事を
与えず、一ヶ月ほど過ごし所持金を底をつかせて借金で
スタート(給与の前借)逃げられない様にし、ゼネコンが支
払い、一次下請で13%と二次で、15%三次四次で20
%の平均50%のピンハネの横行で未端労働者は一万二
千円前後しか行き渡らない。それでも出た日数が満額も
ら得れば良いが、宿泊代・食事代・現場往復の交通費等
月給五〜六万なら良い方で”悪質な不払い”真面目に
働いても不払いでは世も末だ。ブラック企業も顔負け
この問題は複雑でまず労使の協定が無い事、二次下請
以降に悪質なブローカーの介入が見られる。法律を知ら
労働者が多くみられる。早急に福島の労基暑は、
悪質な業者の情報公開と取り締まりや不払いの撲滅に
取かかってもらいたいと願う。
いわき市までの現地を見て、聞いて、初めて今起きている
現状が理解でき、住民の苦しみ・悲しみや震災その後の
個々の複雑な問題の山積みの一部が判ってきた。
東電の言分は、想定外の未曾有の天災であり、人災で
はない。それを考慮しても、放射能を放出させた責任は
有り、その原子力政策を進めた国政の在り方にも責任
有り、震災前の仕事・医療や福祉・教育の場を元に戻す
責任と補償が多いにあると思う。普通の生活の為に!!
福島意外にも、岩手・宮城・茨城・千葉と各被災地には
それぞれの問題がある事だろう。この大震災を風化させ
ずに少しでも力になりたいと誓うのである。