吹く風を心の友と・・・

煙のように山羊のようにパルプのように・・・
 
CATEGORY:2012年10月

2013/11/20 23:56:07|2012年10月
秋の夜は、はるかの彼方に

温暖化の影響か?
いるはずの無い蝶が
いるはずの無い秋の夜に
今しも小石の上に止まり、
淡い、それでいてくっきりとした
影を落としている・・・・・

『一つのメルヘン』は、今、現実となり
未知の世界への憧憬が
また一つ消え去ろうとしている

しかし、奇跡が起こり
最後のユートピアの出現となる・・・

『やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、
今迄流れてもいなかった川床に、水は
さらさらと、さらさらと流れているのでありました……』


 


 







2012/10/15 0:49:26|2012年10月
これが私の故郷だ・・・・さやかに風も吹いている

若い頃に、刺激的な街や
海の向こうの外国に憧れ、
生まれ育ったこの街を忘れそうに
なったことはあったけれど、

中途半端な夢は疾うの昔に忘れ
退屈な毎日になってしまったが、
そのお陰でこうして今も故郷に暮らしている。


でも時々夢を思い出し、振返り、
こう思う・・・・


あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ







2012/10/15 0:44:02|2012年10月
僕は努力家になろうと思うんだ――

夏、高校球児のハツラツとした動きを見ていると
勇気や元気が出てくる方、多いと思います。


何故、あの時自分はベストを尽くさなかったのか?
何故、あの時逃げてしまったのか?
時空を超えた後悔の念が
湧き上がる方も少ないとくないと察します。


自分も、弱さだったり醜さだったりが湧き上がり、
思わず涙ながらにつぶやいている、それは・・・


『心一杯に懺悔(ざんげ)して、
恕(ゆる)されたという気持の中に、再び生きて、
僕は努力家になろうと思うんだ――』


 







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