来週は当地 釜野地区の氏神様「八坂神社」の例大祭です。 その為 釜野地区では、地区の集会所「釜野児童館」と、来月開催の盆踊り会場等を、有志でお掃除しました。 雑巾とモップ・バケツを持参して、私も参加。
お掃除が一通り終わり、 最後まで作業していらした児童館周辺の草刈りチームを待つ間、 畳のお部屋でしばしく寛(くつろ)いでいましたが、
そのお部屋に安置された阿弥陀如来三尊を、初めて拝みました。
ガラスの開き扉の奥に、黒と金に彩色された薬師三尊。 正面に向って左から月光菩薩・薬師如来(中尊)・日光菩薩
居合わせた方のお話によると・・・ この児童館の前身である「釜野老人憩いの家」の、そのまた前の建屋に、すでにこの三尊は鎮座し、 地区の平安を守る仏様として存在していたとの事です。 200年以上前に安置されましたが、塗り直しが施されている為、 今現在とても美しいお姿をとどめていらっしゃいます。
元々は地元の皆さんの厚い信仰を集め、信者がおこもり等もする施設であったとの事。 それが今では公の施設となり、半濁のガラスながら、閉ざされた狭い空間にいらっしゃる。
けれど、少人数にはなったものの、 今でも毎月の一日に、必ずお守りの方が訪れて、 この薬師三尊をお世話なさるとの事です。
私はこの地に住んでたかだか20年ですが、今日初めて知ったおはなしです。
(ん?待てよ??子ども会役員だった20年ほど前に、児童館で拝んだ記憶が・・・。その頃は、この歴史的な事を考える余裕も、お話を伝えて下さる方との出会いもなかったと言う事でしょう。)
なにぶん、午前・午後と地区の行事があった為、 疲れちゃったので、ちぃと昼寝などしようと思いつつ、 もう夕方なので、
わんこ散歩しよっかな・・・な、あたくしでございます。 |